兄と弟の絵本棚 Vol.27 『ぼく、だんごむし』
「あ、その絵本幼稚園でみた!」……絵本棚から母が取り出す絵本をみて、弟くんがいいました。おっと、幼稚園に先をこされたようです。今月の絵本は『ぼく、だんごむし』です。

もうこの本を幼稚園で読んでいるのなら……

「だんごむしって、何食べるかしってる?」

と聞いてみました。

 

「えーっと、えーっと……」

弟くんは、楽しそうに考えて、

「いしー」と、お答え。はい、ご名答!

 

だんごむしは、落ち葉や虫ばかりでなく、石やコンクリートも食べるそうです。だから野原や林よりもまちなかのほうが暮らしやすいんだって。

みなさんは知っていましたか?

 

だんごむしって、子どもにとって、とても身近な生き物ですよね。

お外を歩けるようになったら、お散歩しながら見つけたり、お花の植え替えをしているときに、鉢の下からぞろぞろ出てきたり……。

だんごむしを探したり触ったり、みなさんもお子さんとよく遊ぶのではないでしょうか。

 

私が「絵本って奥が深いなぁ」と感心するのは、かわいいイラストと、やさしい文につられて子どもと一緒に読んでいき、大人も知らない科学や歴史に出会ったとき! です。

 

この絵本は、『月刊かがくのとも』の傑作集の一冊でもあり、科学や自然について、シリーズで楽しめます。

2年生のお兄ちゃんも、より細かな事象を扱った『たくさんのふしぎ』シリーズを楽しんでいます。

かがくのとも、たくさんのふしぎシリーズ。この本もまた兄弟で読み継いでいけますね

 

『ぼく、だんごむし』で、だんごむしの生活、だんごむしの食べ物、だんごむしの体など、だんごむしをめぐるあれこれをみているうちに、また子どもと一緒にお散歩に行きたくなってきます。

 

弟くんは、今月4歳になりました。

絵本の中で、はっぱをもりもりたべて四角いうんちをする、というところを

見たときには、絵本のページをじーっとにらんで、

「まるもあるじゃん!!」

なーんて言っており、絵本を見ながらも、しっかり自分の意見も出てきました。

だんごむしのうんち、さあ、丸いうんちはどこだ?!

かわいいばかりの3歳は終わり、弟くんは力強い4歳になってきています。

そういえば、森ノオトの3歳のみんなも、会うたびにしっかり、がっしりしてきていて、それぞれの個性を感じるようになりました。

東海林 更央莉
この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー

森のなかま募集中!

メディアを寄付で支える
読者コミュニティ
「森のなかま」になりませんか?

もっと詳しく