2017年度森ノオト編集部ライター養成講座を1-3月に開催します(全6回)!
今年もやります! 2017年度からは森ノオトリポーターあらため「森ノオト編集部ライター」として、よりメディアづくりとエコに特化したプログラムで活動をしていきます。森ノオトが大好きな方、地域の暮らしをもっと楽しみたい方、森ノオトのライターとして地域情報を発信していきませんか? 

ちょうど1年前、川崎市麻生区に越してきて数か月たち、子どもたちとの遊び場探しやエコな生活情報を求めて森ノオトを愛読していた私。その時目に飛び込んできたのが「森ノオトリポーター養成講座」の案内です。

下の子がまだ小さいし(当時、生後6カ月)、森ノオトエリア在住歴も浅く、地域に根ざしていないし、まして取材なんてしたことがない! と思うものの、子どもを連れて学べる絶好の機会、新しい自分を見たい好奇心も抑え切れず……ぎりぎりまで迷って応募したのでした。

2016年度リポーター養成講座の「同期」はとても仲がよく、プライベートでもよき仲間として絆を深めている

息子を抱っこしおんぶしながら取り組んだ全6回の講座は、ただ講義を聴くだけではなく、ペアインタビューやグループワーク、写真撮影の実践など、頭も身体も使います。

私を含め15名の受講者の中には、元記者や編集経験のあるメンバーもいて、最初はとても場違いなところに来てしまったのでは……と思いましたが、様々なバックグラウンドを持つ皆の話を聞くだけで刺激的。課題も出るので家でもいい緊張感を持って3か月間を過ごしました。

そして迎えた初取材。川崎市麻生区にある「ひこばえパン屋」を取材しました。一番緊張した取材依頼から、取材を終え記事を書いたときの達成感は、育児だけをしている生活では味わえないものだなと、今でもしみじみ思い出します。

「取材をする」「記事を書く」だけでなく、「エコの視点から生活を見つめなおす」ワークショップをすることも

息子がどんどんやんちゃになっていくので、リポーターになってからも取材活動がなかなかできなかったのですが、自分の住む街を「取材したいところはないかな?」と思いながら見ていくと、これまでとは違って見えてくるから不思議です。エコ・子供の遊び場・地域などのキーワードで周囲を眺めると、どんどん愛着がわいてくるのです。

転勤族でどこに住んでも「お客さん」意識が抜けなかったのですが、森ノオトに関わってからは当事者意識をもって街を見られるようになったのが、とても大きな変化でした。

講座ではグループワークのなかで自分の考えを「発表」する場面もある。主体的に関わる積極性が必要

2016年は、新規事業の「森ノファクトリー」が動き出した年でもあります。必要とされなくなった古布を集めて新しい製品に生まれ変わらせるアップサイクルの取り組みと、地域の子育て中のお母さんたちに働く場をつくりたいという挑戦に、元々ミシンや洋裁が好きな私も参加し、皆とワイワイ議論しながら作品作りを進めています。

11月に行われた“あおばを食べる収穫祭”でお披露目された「森ノファクトリー」。自分の作品だけでなく仲間の作品が売れるたび、嬉しい気持ちになれて、新しいおうちで大切にされてね! と、送り出しました。

まだまだ試行錯誤しながらの取り組みを、「事業」として成り立たせていくにはどうするか、なんて今まで考えたこともなかったことを仲間たちと考え、作り上げていく醍醐味を味わっています。

今年はなんと2名の土木女子が加入! エコDIYの幅が広がった

そして、2016年の森ノオトはイベントがいっぱい! エコDIY講座や森ノお茶会、お弁当講座に調味料講座、その他にもリポーターの取材からつながった手作りワークショップなどが盛りだくさんで、親子で参加し楽しめた一年でした。

実は、土木女子(今は「建設小町」というそうです)だった私。そんな過去の経歴なんて、もうネタにしかならないわ! と自虐的に思っていたのですが、エコDIYの部門ではそんな私も役に立ち、養成講座でキタハラ編集長が言っていた「『好き』と『スキル』を両立する」ことができるのをとても嬉しく思っています。

都市開発、まちづくりの専門的な話を「おもしろく」感じるのも、土木女子ならでは!?

同期のメンバーは、精力的に取材に行きたくさんの情報を発信している人や、編集スキルを森ノオトで活かしている人、自分の住むエリアでも活動をしながら森ノオトにも関わっている人など、魅力的な仲間ばかりです。

職場での付き合いや、子どもを通じて知り合ったママ友とも違う、リポーター同期。子育ての悩みから趣味の話、はたまたこれからの人生について、様々なことを“私”を主体に話せる仲間たちだから、これからも大切にしていきたいと思っています。

素敵な仲間、あなたの活躍できる場がきっとあります。少しでも気になるなら、養成講座を受けてみませんか? たくさんのご参加お待ちしております!

第4回の「写真講座」は、今回、一般参加も受け付けます! 川名マッキーさんの話が、「地域をつむぐローカルメディア講座」でとても満足度が高く、地域の多くの方に聞いていただきたいと感じたため、特別にお招きしました!

Information

■■ 2017年度森ノオト編集部ライター養成講座(全6回) ■■

第1回:1月17日(火)9:45 – 11:45

「森ノオトのことを知ろう」

講師:北原まどか

・参加者自己紹介

・森ノオトってどんな風に運営しているの?

・NPOってどんな組織なの?

・ワークショップ:自分の「好き」と「スキル」を棚卸しして、仲間と共有しよう

第2回:1月31日(火)9:45 – 11:45

「今だから知っておきたい、環境とエネルギーのこと」

講師:北原まどか&梅原昭子

・2050年のこどもの未来はどうなる? 地球温暖化について

・温暖化のリスクから子どもを守るために

・我が家のエネルギーと仲良くなろう

・ワークショップ「我が家のエネルギーについて知り、話そう」

※この日はご家庭の電気料金表をお持ちください

第3回:2月7日(火)9:45 – 11:45

「編集プロセスと取材・執筆のノウハウ」

講師:北原まどか

・記事が世に出るまでの編集プロセス

・取材アポイントの取り方

・伝わる文章を書くための予習ポイント

・文章の「背骨」の組み立て方

・ワークショップ:ペアインタビューをしてみよう!

・宿題:ペアインタビューを短い文章にまとめてみよう

※第3回目終了後から第5回目までの間に、実際に取材をして記事を提出していただきます。

第4回:2月21日(火)9:45 – 11:45

「文章よりも写真の方が伝える力が強い!」

講師:川名マッキーさん(フォトヴィレッジ主宰)

・写真をマスターするには「露出狂」になるのが一番!?

・おさえておきたいカメラの機能、基礎編

・「編集」を意識して写真を撮ろう

・取材&撮影する時の心構え

※この回はカメラを持参ください。

※この回は一般参加も可能とします。

第5回:3月7日(火)9:45 – 11:45

「メディアリテラシーを磨こう」&森ノオトのイベントを体験してみよう

講師:北原まどか

・ソーシャルメディアの活用法

・著作権とエビデンス(科学的根拠)について

・ワークショップ「リユース食器体験!?」

第6回:3月21日(金)9:45 – 11:45

「森ノオトの編集会議を体験しよう!」

講師:北原まどか

・森ノオトの過去記事を読んで、面白かった記事について語り合おう

・ワークショップ「自分が取材してみたいお店や活動を発表しよう!」

<会場>アートフォーラムあざみ野 会議室

※3月の会場は未定です。2016年末に確定次第、発表します

〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3

東急田園都市線、横浜市営地下鉄線あざみ野駅より徒歩5分

※できるだけ公共交通機関をご利用ください。駐車場は予約制(有料、TEL 045-910-5910)です

<参加費>

各回2,000円+資料代別途1,000円(全6回分を前納いただきます。お申込み時に振込先をご案内いたします)

NPO会員は割引あり

※森ノオト編集部ライターとして2017年度の活動に参加をご希望の方は、4月よりNPO会員(年会費:正会員10,000円、または賛助会員3000円)に加入いただき、活動同意書を提出のうえ、4月より森ノオトのライターとして取材活動ができます。

<参加対象者>

・森ノオトの読者

・森ノオトエリア(田園都市線中央林間-二子玉川、小田急線町田-登戸、市営地下鉄ブルーラインあざみ野-新横浜)在住の方。

・25歳から45歳くらいまでの女性

・Facebookを使える方(あるいは今後使ってみようと思っている方)

※生後1歳6カ月までのお子様連れの参加も可能です。1歳6カ月以上のお子様は、自治体の一時預かり保育、またはアートフォーラムあざみ野の「子どもの部屋」での預かりをご検討ください。「子どもの部屋」は要予約、先着順。保育対象は1歳6カ月から未就学児(子どもの部屋 TEL 045-910-5724)。有料。4日前の17時まで受付。初めての利用の場合は登録が必要なので、お問い合わせください。

※ネットワークビジネスや新興宗教の勧誘を目的としたご参加はご遠慮ください。当該行為が見受けられた場合は、その後の受講、ならびに今後の森ノオトの活動への参加をお断りさせていただく場合があります。

<申込み方法>

・住所

・氏名

・生年月日

・メールアドレス

・電話番号

・お子様がいる方は、お子様の名前と生年月日

・参加の動機

・森ノオトへのメッセージ

を明記して、メール(event@morinooto.jp)でお申し込みください。

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この記事を書いた人
坂本カオルライター卒業生
森ノオトで数少ない「リケジョ」で、建築・土木系の記事を手がけられる貴重な存在。巨大な建設物から天然自然な住まいづくりに転身し、化学物質を極力使わないライフスタイルを心がけている。生まれ育った家庭も結婚後も転勤族で、各地を転々とする暮らしを送っているため、抜群の順応性をもつ。
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