明日のわたしを作る、幸せ習慣。 ヨガのある暮らしをはじめませんか?
おうち時間、どんな風に過ごしていますか?
「あたりまえの暮らし」が変わろうとする今、休息をとったり、心くつろげる家族や親しい人たちと過ごしたり、心や体をやさしくいたわる時間を大切にしたいですね。
すこやかな幸せやおだやかな心を育むように、ヨガを暮らしに取りいれて、おうち時間を楽しみませんか?

ヨガは呼吸と一緒に、心と体を寄りそわせていきます。

体の声に耳を澄ませて、自分を大切に愛しむ時間が「わたしは幸せそのものだ」と感じる力を育てていくと私は感じています。

 

これは、体が心地いいと感じることや、シンプルで続けやすいヘルシーな習慣、やさしい笑顔や愛のある言葉を自分自身やまわりの人とわかちあうことを暮らしの中で見つけていく、私の体験をもとにしたヨガの話です。

 

 

おうちで楽しむヨガ

 

ここでご紹介するのは、おうちでかんたんに、誰でも楽しんでいただけるようなやさしいヨガです。

むずかしく考えないで「できることを、できる時に続ける」くらいの気楽な気持ちで、心地いいという感覚を楽しんでみてください。

わくわくする気持ちや、こういう自分好きだな、と思えるものがあるといいですね。

家族や大切な人のために時間をとるように、ぜひ自分をやさしくいたわり「おつかれさま」と思いやれる幸せなひと時を見つけてください。

 

〇『おはようヨガ』

朝目覚めたら、一日のウェルカムタイムを迎えましょう♪

 

・にっこりほほえむ。自分におはよう!と声をかける。

 

・お腹のマッサージや、足首を回したり、首をゆらしたりして関節をほぐす。

 

・窓を開ける。

 

・朝日を浴びる。

起きてすぐに朝日を浴びることで体内時計のスイッチをいれます。

 

・白湯を飲む。

 

朝一番はそのまま、残りは生姜のスライスと一緒に水筒にいれて、一日の間に少しずついただきます。

 

・すこやかな朝に、おすすめのヨガポーズ

*お食事の前にポーズをとることをおすすめします。

 

〇『おやすみヨガ』

一日の緊張やストレス、硬くなった体や心をゆるめましょう。

 

・スマホやテレビ、パソコンから早めに離れて、目を休ませる。

「目はむきだしの脳」と先生から教わったことがあります。目にするものも刺激の強いものから心休まるものをおすすめします。

 

・食後2時間ほどあけてから寝る。

寝ている間も消化のために内臓が動いていると体が夜勤になります。夜は内臓も休ませてあげましょう。

 

・好きなことをする。

根をつめない趣味、本を読んだり、アロマを楽しんだり、音楽をかけるなど、心がくつろげることを楽しみましょう。

子どもがいらっしゃる方は本の読み聞かせなどもいいと思います。

 

・耳のマッサージ。

緊張感やストレスがたまっていると耳は冷たく、硬くなります。手でもみもみしながら耳をやわらかく温めて、眠りへの準備をしましょう。

 

・ありがとうとおつかれさま。

1日の最後に今日、自分が幸せだったこと、満足したこと、うれしかったことなどを思い出し、感謝の気持ちや「おつかれさま」と自分へのねぎらいの言葉をかけましょう。

 

・眠る前のひと時に、おすすめのヨガポーズ。

わたしとヨガ

 

子育てがひと段落して自分の時間を持てるようになった頃、私の体はとても消耗していました。腰痛もひどかったし、季節の変わり目には風邪をひき、疲れがたまると熱をだし、ヘルペスや口内炎を繰り返し、小さな不調が積み重なっていました。

「自分の体は自分で治そう」と、腰痛のリハビリに通っていた理学療法士さんに勧められてヨガを始めたのが38歳の時です。それから少しずつ時間をかけて、自分とむきあい、素晴らしい先生方や生徒さんたちに出会い、ヨガのある暮らしを整えていきました。

 

体一つで、いつでもどこでも楽しめるのがヨガの好きなところです。旅先や自然の中のヨガは最高に気持ちがいい

 

〇時間を整える

早寝早起きを中心に、食事や入浴も決まった時間にするなどのルーティンを作っていきました。家族と暮らしていると自由にできない時もありますが、家族との時間も大切にしながら試行錯誤の繰り返しです。

ほんとに必要で大切な時間のために、仕事や人づきあいなどの用事を減らすこともありました。

 

〇空間を整える

ほっとくつろげる場所を作りました。その場所に戻ることで自分をリセットする習慣は、心を我に返してくれます。

一部屋でなくても小さな空間でいいので、家族それぞれにあった方がいいと思います。私は場所に限りがある時は早起きして、時間限定の自分だけの場所を確保しました。

 

今は自分の部屋からオンラインヨガを配信しています。自宅にいながらにして仲間とつながれる新しいヨガの世界。

 

〇食事を整える

新鮮な食べ物や住んでいる地域の食べ物、添加物の入ってないシンプルに作られたものをとるようにしました。調理法もスープやゆでたり、蒸したりとシンプルになり、パテやグラタンなど複雑に手をかける料理はだんだんとしなくなりました。

そして、食べすぎないことを一番、大切にするようになりました。食いしん坊にはこれが一番むずかしく、でも体には一番効果を感じることです。

 

骨付きのお肉やお魚のスープは定番メニュー。この日の晩御飯は粕汁。鶏肉、鮭、お野菜いろいろ、クコの実、ハト麦、緑豆など滋養たっぷり

 

 

自分の体に素直に暮らすこと

 

体のサインを感じとるセンサーをみがいていくことが体をすこやかにしてくれると感じています。

「動物としての人間」の感覚、自然な体の欲求、サインに素直に生活することは、簡単なようでむずかしいです。

例えば、トイレに行きたいなと感じても、その時やっていることを優先して、次立ち上がった時にしようとなりがちです。お腹はいっぱいでも、ついデザートまで食べてしまったり、早く進めること、たくさん手に入れることがいいと、考えるまでもなく習慣づいていたりします。

 

あたりまえを見直し、自分の体に素直に暮らすことを目印に、シンプルに引いていくことが私を楽にしてくれました。

 

ヨガはポーズだけでなく、ライフスタイル、生き方のようなものです。

家族の生活も大切に尊重しながら、ストイックになりすぎず怠けすぎず、と続けるための小さな工夫を積みかさねながら、私もまだまだ道の途中です。

 

ヨガを続けていると、不安や怒り、恐怖のようなネガティブなものに心が揺れた時、うまくそれを消化することができるようになることが多いです。

このご時世だからこそ、心を落ち着かせ、前向きな心を自分の中に芽生えさせていけるといいですね。

 

ヨガのポーズからでも、白湯などヘルシーな習慣からでも、整理整頓、暮らしのリズムからでも、皆さんの心にピンときたものからでかまわないので、ヨガのある暮らしを楽しんでほしいな、と思います。

 

すこやかに幸せに。

心おだやかな時間が、今日もあなたを笑顔にしてくれますように。

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この記事を書いた人
新楽 津矢子ライター
横浜市青葉区在住。地元鴨志田を中心に、フリーのヨガインストラクターとして活動中。生きる素は、ヨガ。笑顔の素は、おいしものを食べること、自然を感じること、親しい人と笑いあう時間。エコで丁寧な暮らしを田舎でしたいと思いつつ、身の丈にあうことが一番!と一歩ずつの生活を楽しんでいる。
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