水切りでごみの量は減らせる! 我が家の水切り実験
燃やすごみの回収が通年週2回になった昨年から、私も我流で水切りを行ってきました。その実感をお伝えすると、「ちょっと手間がかかるけれど、不快感がまったく違う!!」のです。ごみの重さが減ることも感じられますし、何よりも臭いが違います。夏場は特に水分の多い食事になりやすいうえに、その臭いも気になるところ。水切りをすることで生ごみの始末の不快感はぐんと変わってきます。横浜市は7月から「水切り集中啓発」が始まっています。(Text:髙橋陽子)


先週木曜日にお伝えした、横浜市の生ごみ水切り集中啓発。生ごみの水切りをするだけで7%以上ものごみの削減効果が得られたことがわかりました。私の我流「水切り」アイデアをご紹介します。

 

 

◎野菜を洗う前に皮をむく!

皮も食べられるときはできるだけ食べてしまいたいところですが、ナスやトマトのへたまでは食べられませんよね。洗ってからへたを取って捨てると濡れてしまうので、洗う前に取れるものは取る。わずかなことのように思えますが、かなり違います。私はこの方法で、排水溝のネットのごみが見違えるほど少なくなりました!魚を食べた後の骨なども、洗う前に取ってしまいます。台所の隅に生ごみ用の袋(ネットではなく袋です)を置いて、まず濡らさないでここへ入れる。どうしても出てしまう排水溝のごみはあとでまとめて同じ袋に入れます。

 

◎排水溝の生ごみは時間差で処理!

問題は排水溝に溜まるごみ。濡れていてさわりたくないし、臭いも気になります。これは時間差で自然に水を切っています。排水溝のネットはできるだけ小さくし、できなければ浅いザルを乗せて溜まる部分を小さくします。「濡らす前に捨てる」ので、排水溝に溜まる量は少ないのです。食後、洗い物をした後しばらくそのままにして水を切り、処理します。私はこのとき要らなくなったチラシなどに包んで捨てるので、ごみに触ることも少なく、臭いも少なくなります。

 

◎コーヒー殻や茶殻で消臭!

最後の一手が消臭のアイデア。レギュラーコーヒーや日本茶・紅茶の殻は、乾かすと消臭剤代わりになります。これまた台所の隅に置いて乾かし、生ごみの処理をするときに一緒に入れるだけ。茶殻などはそもそも水分をたっぷり含んでいるので、そのまま捨てるときでも絞ってから。コーヒーかすは窓際できっちり乾かして再利用する方法もたくさんありますが、大雑把な私には「ある程度放置してから捨てる」くらいがちょうどいいとわかりました。

 

この他、横浜市がオススメする水切りアイデアはコチラに。

http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-shimin/nama-eda/nama/pdf/leaf.pd

 

「ヨコハマ3R夢プラン」の目標達成はもとより、家庭でも、処理場でも負担を減らせる「生ごみの水切り」。お家のルールに、ぜひ、加えてみてください。

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