

平日はエンジニア、土日は珈琲家のご主人・芳教さん。いつもは明るく元気なお母さん、素顔はイラストレーターの睦子さん。4歳になるお嬢さんは外で遊ぶのが大好きな自然児。町田市南部の里山近くに暮らす長谷(ながたに)ファミリーは、家族の趣味と実益、夢がそのまま形になったような家にお住まいです。大好きな本に囲まれ、珈琲の芳ばしい香りに包まれた、自然素材の木の家。個人の住まいだけれどもコミュニティカフェのような長谷邸に遊びに行ってきました。
(写真・文/キタハラマドカ)
長谷夫妻が都心にも近い川崎市のマンションから、駅から遠い町田に家を建てたのは、4歳になる愛娘の健やかな成長を祈ってのこと。森や、自然の近くで子どものびのびを育てたい。家の目の前が里山で、また自然と共生する幼稚園への入園、そして週末は里山自主保育で、めいっぱい自然とふれあいながら過ごすお嬢さんは、元気いっぱいのたくましい自然児です。

アトリエで微笑む睦子さん。大きな画材も愛用のMacも作品も置ける
いまはスローワーク中の睦子さんですが、幼稚園の広報部や、バザーでの制作などで大忙し。
「子どもと一緒に過ごす時間が中心になってきています。子どもが幼稚園に入って、少しずつ仕事を広げられるかという目論みは見事に外れました(笑)。でも、いまでは幼稚園のお母さんつながりで、仕事では得られない知識や経験を得ることができて、また違う新しい世界が広がりました」と、イキイキしています。
時にホームパーティーを楽しんでいる長谷家、「一品持ち寄りではなく、我が家のキッチンで一品つくるというスタイルが受けています」と、おちゃめな笑顔を見せる睦子さん。キッチンはシステムキッチンにウィズの無垢材を張った、セミオーダーです。

キッチンはユニット+自然素材で長谷家らしく使いやすさを追求
芳教さんは平日はどうしても仕事ですが、「仕事と地域活動の比重を、家を地域に開いていくことで、少しずつライフスタイルのほうに広げていきたい」と今後のビジョンを話します。
いまは週末に出張珈琲教室や、自家焙煎の豆を売ったり、イベントに参加するなどして、自家焙煎珈琲の香りと淹れ方を普及している芳教さん。
「いま、インターネットで世界中とつながり、ワールドワイドで物事を発信できる時代。でも1年この家で暮らしてみて、地域の人とふれあい、直接珈琲の感想を言ってもらったり、伝えることができることが、本当にうれしい。この家を地域に開きたい」

長谷芳教さん・睦子さん夫妻。睦子さんのイラストを前に
芳教さんが自家焙煎した珈琲を淹れ、睦子さんの描いた絵葉書や絵画を展示販売したり、地域の人を招いて小さなイベントをしたり……。
笑顔の輪がこの家から広がっていく未来は、すぐ目の前に。いまの日常の延長線上にあります。
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みなづき珈琲
http://minazuki.blossoms-design.com/
ながたに睦子イラストレーション
■取材を終えて……
農に学ぶ。の収穫祭で芳教さんの珈琲をいただきました。澄み渡るように爽やかでよい香りが漂い、カラダが温まる珈琲でした。またこの珈琲が飲みたいと思ってすぐに実現したお宅訪問取材。人の心を幸せにする、地域を元気にする珈琲です。
睦子さんは初めて会った気がしないくらいに意気投合。お宅に並んだ本がキタハラのストライクゾーンで、キタハラがつくっていた本もいくつかあり、「本とはその人のアイデンティティそのもの」という持論を実感しました。
長谷夫妻との縁は今後も長く続いていきそう。そのうち一緒に楽しい活動をしていそうな自分の姿が目に浮かびます。これからもよろしくお願いしますね!




