ここはまるで忍者屋敷!? かくれんぼできるロフトやブランコに子どもは夢中。その間お母さんたちはリビングでゆったりお茶会。木の家の温もりは家人だけでなく近隣の人々の癒し空間になっているようです。北八朔にすむ角田さんご一家をお宅訪問!

Vol.11 自然と人が集まる、木の温もりたっぷりの家。

2011.03.25

2階は子どもの秘密基地

 

すらりと背の高い俊君(10歳)は、今でもブランコで遊ぶのが大好き。吹き抜けから下をのぞくとリビングの大空間が広がる

 

 ところどころに残る梨畑が豊かな里山の面影を残す緑区北八朔町。閑静な住宅街に建つ角田隆一さん・靖恵さんご夫妻の家は建築後約3年半。玄関を開けると建てた当時と変わらぬ清々しい木の香りが漂ってきました。

 1階は奥に和室があるものの、建具は常に開け放たれ、キッチン、ダイニング、リビングがひとつながりの大空間。ともかく広くのびやかです。視線を上に移すと吹き抜けの先にはブランコが。そう、ここは子どもたちの秘密基地。普段は10歳の俊君が勉強をするカウンターデスクは、吹き抜けを介して大人のくつろぎ空間と常に一体です。

 

 「5歳の夏鈴(かりん)の幼稚園が終わった後、子どもたちは2階でめいめいに遊んだきり戻ってこないんです。その間、お母さんたちはお茶を飲みながらおしゃべりに夢中。なぜかみなさん居心地がよいそうで、長居してくださるんです」

 そう言って朗らかに笑う靖恵さん。隆一さんが「妻の料理はかなり上手だと思います」と太鼓判を押す通り、お料理の腕前は相当のもの。取材の日にいただいた「コブラー」というアメリカ南部のお菓子は、スコーンとクリーム、ブルーベリーのジャムもすべてお手製で、目から鱗の美味しさでした。

 

 靖恵さんの気さくな人柄もあるのでしょうが、やはり木の家の温もりとさわやかな香り、ゆったりできる空間が、お母さんたちの癒しになっていることは間違いないようです。常に深呼吸したくなるような清々しさ。そして家のどこにいても子どもの声が聞こえる安心感……誰もがほっとくつろげるのです。

 

ロフト階からブランコのフリースペースをのぞく。ロフト階の窓からは富士山や大山連山が望める。俊君のドラムセット、トランポリン、ハンモックなどがあり、子どもたちにとってロフトは秘密基地だ

 

 

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