この人に会いたい!

山川紋written by

ウィズハウスプランニングの自然素材の家づくりを、鉄筋コンクリート造の集合住宅の一室でおこなった、スタッフの今井利昌さん。ご夫婦のご自宅にお邪魔しました。

 

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古くても小さくても、木があれば。ウィズの団地リノベーション

ウィズハウスプランニングの営業スタッフ・今井利昌(としまさ)さんご夫婦のお住まいは、横浜市緑区霧が丘にあるマンションの一室。URの分譲マンションと賃貸マンションが混在する団地です。団地の魅力は一棟の間隔が広く緑が豊かなこと。ここも近くに新治市民の森があり、住宅環境としては申し分ありません。

今井さんはこの場所を、結婚後の住まいとして購入し、自身が務めるウィズハウスプランニングでリノベーションを行いました。

 

大きな本棚の前の食卓。本棚の中にはご夫婦がそれぞれの住まいから持ってきた本が並ぶ

大きな本棚の前の食卓。本棚の中にはご夫婦がそれぞれの住まいから持ってきた本が並ぶ

 

団地には多いのですが、今井さんの住まいも壁式構造です。壁式構造の場合は、壁が構造そのものになっているので、ほとんどの壁を壊すことができません。そのため、大きく間取りを変えることができない制約のなか、今井さんのお宅では、元の間取りを生かして中を一新することで、住みやすく快適になっています。

 

廊下の幅は変えられないので、飾りたい絵画のスペースにはニッチを設けている

廊下の幅は変えられないので、飾りたい絵画のスペースにはニッチを設けている

 

今井邸では、目に見える内装や間取りだけのリフォームではなく、目には見えない断熱工事も行っています。外断熱はできませんが、壁の内側に羊毛断熱材を使って断熱を行い、共有部で交換の難しい窓廻りには二重サッシで断熱しています。床は無垢の杉板。香りも良く、足に優しい素材です。空気を多く含んだやわらかい木なので冷やっとせず、今井さんは冬場でも裸足で過ごすそうです。

 

二重サッシでここ数日寒い日が続く現在も、ガスファンヒーター1台で暖かい住まいが実現できているという

二重サッシでここ数日寒い日が続く現在も、ガスファンヒーター1台で暖かい住まいが実現できているという

 

今井さんは営業を担当しているので、日頃は設計図を引く仕事ではありませんが、今回のリノベーションでは自らデザインを考え、社内のメンバーに相談しながら、設計から現場監督、まで全ての工程を担当しました。「我が家をリノベーションした経験は普段の仕事にも生かされ、自然素材の住まいの住み心地やメンテナンスなど、より具体的にお客様にお伝えできるようになった」と今井さん。また、普段はやらない現場での業務の大変さを体感した、とも。

 

久美子さんも元ウィズハウスプランニングのスタッフ。お二人が持参した物はテイストが全然ちがうのに、どことなく雰囲気が似ている

久美子さんも元ウィズハウスプランニングのスタッフ。お二人が持参した物はテイストが全然ちがうのに、どことなく雰囲気が似ている

 

中のインテリアや小物は主に奥様の久美子さんが集めました。学生時代に描いた絵や、好きな猫の小物たち。猫好きの私も思わず手にとってしまう可愛らしい物ばかりです。

 

本棚の中にこっそり存在する猫たち

本棚の中にこっそり存在する猫たち

 

キッチンは寝室につながる通路部分にあり、両サイドに十分な作業スペースがあります。奥様も全く不満のない設計とのこと。棚板にタイルにさりげないデザインが空間を生き生きとさせていると感じます。

 

シンクの両サイドに作業スペースがある

シンクの両サイドに作業スペースがある

 

あ!ここにも猫が!

あ!ここにも猫が!

 

キッチンを通り抜けると、お二人の寝室と書斎スペースです。

 

寝室の壁のたくさんのCDは利昌さんの趣味

寝室の壁のたくさんのCDは利昌さんの趣味

書斎スペースには久美子さんが学生時代に描いた絵がさりげなく飾られている

書斎スペースには久美子さんが学生時代に描いた絵がさりげなく飾られている

 

書斎スペースをのぞくと、パソコンだけ置かれていると殺風景ですが、そこにカラフルな絵が飾られていて暖かい空間になっています。ウィズの森のギャラリーを暖かな雰囲気で包んでいた久美子さんのセンスがうかがえます。

 

この絵も猫をモチーフとしたもの。見ているだけで、優しい気持ちになれる

この絵も猫をモチーフとしたもの。見ているだけで、優しい気持ちになれる

 

ダイニング横のテレビコーナーにあるアンティークなソファは久美子さんのお母様のもの。シンプルな空間だからこそ、味のある家具が引き立ちます。

 

間接照明で壁の模様がきれいに浮き上がる

間接照明で壁の模様がきれいに浮き上がる

 

洗面室にもお邪魔しました。無印良品の引き出し収納に合わせたスペースもきっちり合っていて、とてもきれいな仕上がりです。全面鏡を採用したことで、限られた空間が広がっているように感じました。天井にはトイレットペーパーの収納。きれいに並んでいると、なんだかオブジェのように思えてきます。

 

さりげないインテリアがとても素敵

さりげないインテリアがとても素敵

 

最後に、チラッと見えていたバルコニーが素敵で気になっていたので、見せていただきました。このバルコニー、DIYで作ったそうです。外の樹木と相伴って小さなお庭のよう。

 

団地の魅力である、幅広いバルコニーを生かした空間

団地の魅力である、幅広いバルコニーを生かした空間

 

今井家にはもうすぐこたつが届くそうです。杉板フローリングにこたつは似合いそう! そこでごろごろしながらミカンを食べたり、鍋をするのが楽しみなんだとか。

 

ウィズハウスプランニングの自然素材を生かしたデザインに、夫婦がそれぞれ得意分野を分担して整えていった美しい住まいでした。年月重ね、このお家がどのように変化するかも楽しみですね。

 

ライター紹介

山川紋

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1981年名古屋生まれ。教育やWEB関連の仕事を経て、現在は夫と住宅の設計やリノベーションを手がける「ショセット建築設計室」を主宰。青葉区桜台のビンテージマンション「桜台ビレジ」に住まう。家族は夫と雑種のオス猫4匹。建築旅が好き。 ■オフィシャルサイト「ショセット建築設計室」

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