夏の夜に落語はいかが?–「あおば寄席」のご案内–
地元の話題に聞き耳を立てて、みなさんにお伝えするべく頑張ります。地元の情報をお伝えする方法の一つが……落語!? そう、私は、この夏、青葉台で落語の高座に上がらせていただきます。(Text:髙橋陽子)

 

写真は青葉台コミュニティハウス本の家チラシより転載

 

漫才、コント、一発芸? 一口に「お笑い」と言っても、ジャンルはいろいろありますね。でも落語を生で見たことのある人は少ないかも、と思います。古典のイメージが強い落語ですが、これほど少ないエネルギーで様々なシーンを想像させてくれる舞台はないと言えるかも。なにしろ落語の高座には、座布団とマイクが一つ。小道具は手ぬぐいと扇子だけ。演者もたった一人。なのに、演目次第でストーリーが変わり、人間関係や言葉の面白さが伝わってくるから不思議です。

 

そんな落語の面白さに引き込まれた、青葉区民の青葉区民による寄席が、青葉台コミュニティハウス本の家で開催されます。その名も「あおば寄席」!

 

本の家の冬の講座として開講された「お笑い教室」で集ったメンバーと、その師匠を中心に、夏の夜の楽しいひと時をつくり上げていきます。師匠は、川崎・横浜・海老名を中心に出前落語で活躍されている「夢見亭わっぱ」さん。そして「お笑い教室」のメンバーは年齢も経歴も幅広いんです。今年中学1年生の「青葉亭めんたいこ」さんは私の兄弟子、落語歴も5年目に入り堂々とした高座を務めます。同じく私の姉弟子にあたる「牛島亭とん子」さんはリズミカルで表情豊かな語り口が魅力。私は「青葉亭マイコ」として登場。オミミヨゴシですが、一席お付き合いいただきます。

 

古典作品に新作落語、オリジナルもあり、この他、演目には腹話術や舞踊もラインナップ。賑やかにお送りしますよ。

 

難しいことは全くありません! リラックスして座ってご覧いただければ、ふわっと、物語が見えてくるはず。落語には「あるある、そういうこと!」と思えるやり取りもたくさん出てきます。江戸っ子も青葉っ子も、同じシーンで笑えたら……考えるとちょっとすごいですよね! とてもアナログな世界ですが、だからこそ、後世に伝えたい娯楽の一つ。ぜひ、青葉区のローカルな落語家に会いに来てみてください。

 

☆あおば寄席

日時:2012年8月4日(土)18:00〜20:00

場所:青葉台コミュニティハウス本の家 1階多目的室

定員80名 お席の確保は本の家までお問い合わせください。

※小・中学生は保護者同伴でお願いします。

青葉台コミュニティーハウス本の家

住所:〒227-0062 青葉区青葉台 2-25-4

電話番号:045-981-1400

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