ニコタマeye Vol.4 都市の静かな緑と三菱の宝にふれる。静嘉堂文庫
森ノオトレポーター小川美和子です。今回紹介するのは、二子玉川駅から徒歩20分ほどの静かな場所にある静嘉堂文庫です。
静嘉堂文庫では、三菱財閥の第二代総師岩崎弥之助&第四代岩崎小弥太父子の所有した庭園の遺品や古典籍、古美術のコレクションが見られます(小川美和子)

 

静嘉堂文庫は、バス通りに面した住宅街にあります。入り口も目の前まで来ないとわからないので、遠目から見て『あら、美術館がないわ』と迷っている人がたまにいます。遠入り口から少し入るといきなり上り坂ですが、それも数分のこと。ここは本当に東京なの? というぐらい緑がたくさんです。

 

 

上り坂を抜けると、高い樹々に囲まれた静嘉堂文庫が目に入ります。初めてここを見た時は、「イギリスっぽいなあ」と思いました。実際、建物は英国留学経験を持つ施主の小彌太氏とケンブリッジ大仕込みの設計者桜井小太郎氏の作品で、1924年に建てられました。

 

静嘉堂文庫の中には約20万冊に及ぶ和漢の古典籍があるそうです。中に入るには紹介状が必要なのだそうですよ。実際にどんなものがあるのか、手にとって見てみたいです。

 

 

こちらは静嘉堂美術館。1992年に静嘉堂文庫の創設100周年を記念して建設されました。国宝7点、重要文化財83点を含む収蔵品や、岩崎家の家宝なども見ることができます。残念ながら撮影したこの日は月曜日で休館日でした。

 

美術館をくぐっていくと、山の斜面に庭園が広がっています。どの季節もとてもキレイです。なんといっても子どもと一緒に楽しめるのがうれしいポイント。我が家はまだ子どもを連れてきたことがないのですが、次回は絶対に一緒に来ようと思います。静嘉堂文庫はとても広い敷地なので、庭園はここだけではありません。ちょっとした山のハイキングを楽しめるところもありますよ~。

 

 

静嘉堂文庫の中庭正面の高い樹々の間を抜けると、岩崎家の納骨堂があります。とても荘厳な建物で、こんな素敵な建物がお墓なんてうらやましい~と思いました。さすが財閥です。

 

 

納骨堂を過ぎると山道が続きます。たくさん松ぼっくりが落ちていたり、とにかく樹々が生い茂っていて、まるで遠足に来たような感じです。私の子どもは間違いなく大喜びするでしょう。とりあえず建築物には目もくれず、山道を歩き、坂道や階段があれば間違いなく行くだろうし、たくさんの木の実を見つけては1つずつ持って、また何か見つけたら今度はそれを手に持つということを永遠にやっていると思います。

 

大人の楽しめる美術館や建築物もあり、美しい庭園もあり、なおかつ、こんなにワイルドな山道があるなんて、とても素敵です。山道とはいえ、大人の足ならぐるっと一周しても10分もかかりませんが。子どもと一緒だと1時間でも2時間でもいそうです。

 

 

こちらは山道の端にある階段。ここを降りていくと外の出入口に繋がります。

 

今回は階段を降りずに山道をぐるりと一周。石の椅子に松ぼっくりのかわいいお土産をみつけました。

 

静嘉堂文庫は建物の美しさはもちろんのこと、高い樹々もたくさんあって、自然をそのまま生かしてあり、とても素敵な空間です。どの季節にきても楽しめます。

大人も子どもも楽しめる芸術&自然空間の場所は都内でもそうはないと思います。ぜひぜひ、足を運んでみてください。

 

Information

静嘉堂文庫美術館

住所:東京都世田谷区岡本2-23-1

→Google Mapで開く

電話:03-3700-0007

開館時間:10:00—16:30

休館日:月曜日(祝日にあたる場合は翌日)

入館料:美術館は大人800円、高校生・大学生500円、中学生以下無料

http://www.seikado.or.jp/

 

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