FMサルース高橋陽子のエコラボ通信Vol.11。横浜コミュニティサイクル「baybike(ベイバイク)」を利用してみました!
青葉区のコミュニティFMラジオ「FMサルース84.1MHz」で放送中の番組「ロダンタイムズ」。
毎週金曜日15:00台の「エコラボ」では、パーソナリティーの高橋陽子が毎回地元のエコな話題をお届けしてきました(「エコラボ」コーナーは番組改編のため9月で終了しました)。
9月2日の放送では、横浜のみなとみらいや桜木町、関内などで利用できる「baybike(ベイバイク)」をご紹介しました。
(text:高橋陽子)

横浜コミュニティサイクル「baybike(ベイバイク)」は、横浜市とNTTドコモによる自転車の共同利用サービス。今年2011年4月から社会実験として行われているサービスで、2014年3月まで行われます。

指定エリア内にたくさんのサイクルポート(貸出・返却拠点)があります。どこのポートでも自由に貸し出し・返却ができるのが、これまでにあったレンタサイクルとも少し違う点です。

こうしたコミュニティサイクルは、パリやバルセロナなど世界の都市でも実施されていて、私が春に旅した台湾でも同じようなサービスを見かけて「便利そう!」と思っていました。観光に利用できるのはもちろんですが、買い物や通勤などでも利用できて、中にはOLさんがランチタイムに利用する……なんてケースもあるそうです。

 

私もさっそく登録&利用してみました。

 

ちょうど関内エリアで取材の予定があった日、少し寄り道して登録カウンターへ。パソコンやモバイルでも登録できますが、説明を受けて登録したい方には登録カウンターがオススメです。桜木町駅と馬車道駅の近くにそれぞれカウンターがあり、私は馬車道駅のほうへ行ってみました。大きな通りに「baybike」のノボリが並んでいますが、心なしかあまり目立たない感じ。ただ赤い自転車が並ぶポートを見つけると、「これだ!」と思い、ちょっとわくわくしながらカウンターへ。

 

説明を受けながら登録手続きを済ませて、利用方法を教わります。

 

貸し出し・返却に使うのは、おサイフケータイかICカード。これをセンサーにかざせばOK。貸し出し・返却したときには携帯電話に確認メールが届きます。使いたいときにすぐ使える! このシンプルな仕組みがとっても便利です。

 

さらに、サイクルポートの数が多いのも、うれしいポイント! 横浜、桜木町、馬車道、関内、日本大通り、元町・中華街などの主な駅の近くにポートがあるうえ、赤レンガ倉庫や山下公園、横浜公園といった観光スポットの近くにもあります。このエリアは街並みも整っていて、坂道も少なく、自転車に乗って心地よく目的地に着くことができます。

 

気になる料金も使いやすい設定で、基本料金は1回105円。最初の30分はこの105円だけで利用できます。30分以上返却せずに利用すると30分毎に210円が加算されます。ポートの数が多いので、乗って返して……という使い方をするのがお得です。このほか、月額会員なども用意されていますので、毎日のように使うこともできます。

利用料金のほかに登録料金(ICカード1050円、おサイフケータイ315円)もかかるのですが、これが今はキャンペーン期間中で無料になっています。来年2012年3月末までは無料で登録できるので、この機会は逃せない! と思いました。

自転車の乗り心地も問題ありません。最初に利用したとき、サドルの位置が高すぎてちょっと困りましたが、電話で問い合わせをしたら近くのポートまでスタッフの方が来て調節してくださいました。前カゴが少し小さいのでお買い物などあると大変かもしれませんが、散策にはぴったりです。子ども用の自転車は無いので、一般の自転車に乗れる人に限られますが、3段ギアつきで乗りやすかったです。

事業主体の横浜市に聞いたところ、街中の違法駐輪を無くすことも含めた環境面への効果も期待されているとのこと。3年間の実験期間後については、期間後に検証し、決めるそうです。この秋はアートなイベント、ヨコハマトリエンナーレも開催中。baybikeを上手に活用して、ハマのお出かけを楽しんでみてください。

(参考サイト http://docomo-cycle.jp/yokohama/top

★  ★  ★

これまで、番組では毎月もりたろうさんにもご出演いただいてきましたが、残念ながら、この9月をもって「エコラボ」コーナーは終了となりました。お聴きくださったみなさん、ご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました。

ラジオコーナーは終わっても、私、高橋陽子はエコなあれこれを探していきます。また、みなさんにお伝えしたい! ご報告したい! ことを見つけて投稿しますので、これからもよろしくお願いします。

カテゴリー

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく