「触れる地球」で今、生きている地球を実感
21世紀になり早10年、私たちの暮らす地球では気候変動、エネルギーの枯渇、食糧問題、人口の増加など、さまざまな問題が起こっています。
その中でも地球温暖化は人類の歴史上最大の危機といわれています。しかし、日本に住む私たちは世界中で起こっている地球の危機をなかなか実感することができません。
一昨年、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ元大統領アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」を観てはじめてその危機的状況を知ったという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、今の生きた地球の状況をリアルに実感できるツール「触れる地球」をご紹介します。

(text:多田邦晃)

21世紀になり早10年、私たちの暮らす地球では気候変動、エネルギーの枯渇、食糧問題、人口の増加など、さまざまな問題が起こっています。
その中でも地球温暖化は人類の歴史上最大の危機といわれています。しかし、日本に住む私たちは世界中で起こっている地球の危機をなかなか実感することができません。
一昨年、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ元大統領アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」を観てはじめてその危機的状況を知ったという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、今の生きた地球の状況をリアルに実感できるツール「触れる地球」をご紹介します。

「触れる地球」は、直径1万2800kmの地球の1千万分の1のサイズでつくられた、世界初のデジタル地球儀。インターネット接続で世界約300カ所の気象データをリアルタイムで受信、風の流れや雲の動きなど、今の生きた地球の様子がつぶさに実感できます。また、人工衛星で観測されたクジラの回遊ルート、大気汚染物質が地球規模で広がってゆく様子など、グローバルな動きが手に取るようにわかります。

日本が誇るスーパーコンピューター「地球シミュレーター」による温暖化予測シミュレーション(1950年?2100年まで)までリアルに映し出し、北極海やヒマラヤの氷河が真っ先に溶け出す様子や、スペースシャトルから見た美しい地球の姿、宇宙からみた万里の長城やピラミッドなどを「虫眼鏡ポインタ」でズームインして見ることもできます。

 

現在、「触れる地球」は東京丸の内新丸ビルエコッツェリア、日本科学未来館などで常設展示されている(写真提供:触れる地球 Tangible Earth)

 

この「触れる地球」をプロデュースした京都造形芸術大学教授の竹村真一氏は、
「世界中のすべての小学校に、この地球儀が当たり前に置かれているような時代を作りたい」と、おっしゃっています。

私自身がこの地球儀に触れて感じることは、小さい子どもからお年寄りまですべての人が、今、地球上で起こっていることや地球の裏側で暮らす人たちのことを日々の生活の中で少しでも考えることができれば、この地球の危機は乗り越えられるのではないかということ。まずは多くの日本人にこの「触れる地球」の存在を知ってもらうことがその第一歩だと思っています。

 

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