どんぐり農園ほっとログ 稲刈りは、赤ちゃんでもお手伝いできる!
私が初めてどんぐり農園を見学したのは桜舞い散る今年4月。それから稲作体験を通し、季節の移ろいを感じてきた里山には静かな冬が近づいています。11月21日(日)は今年度を締めくくる一大イベント、収穫祭が催され、家族そろって楽しんできました。(文・写真/中島美穂)

朝9時前。カサカサ、パキパキ……落ち葉や小枝を踏みしめてどんぐり農園に向かうと、もうすでに荷物を運んで火を起こし、設営している方々がいました。だれに言われるでも無く、みんなが自主的に動いています。

今年のNPO法人農に学ぶ環境教育ネットワーク(農に学ぶ。)の収穫祭のテーマは「みんなでつくろう!収穫祭」。農に学ぶ。の会員、「米を作ろう!稲作体験」のメンバー、ウィズの森の田んぼ仲間の皆さん、援農ボランティアの方々と、その家族友人知人でのアットホームなパーティーということでしたが、大人も子どもも合わせて170名を超える人々が集まりました。

 

「自然の恵みに感謝して、みんなでつくることも楽しむ収穫祭にしましょう」という代表の木村さんの挨拶で、農に学ぶ。2010年の収穫祭は開会しました。

 

まずはみんなで焼き芋の準備。木村さんの畑でとれたさつまいもを新聞紙とアルミホイルで包みます。子どもたちも小さな手で一生懸命お手伝いしてくれました。

石臼で大豆をひいてきな粉もつくりました。石臼のコーナーには子どもたちの長蛇の列。小さな穴に大豆を入れてゴロゴロゴロ……。我が家の娘は石臼を見るのも初めて。「おいしくなあれ〜」と真剣な表情で回していました。

香ばしくきな粉がひけたらお餅もつかなくちゃ! 餅米がふっくら炊きあがり、お餅つきスタート。「よいしょ!よいしょ!」元気なかけ声が響きます。小さな子もお父さんお母さんと一緒にがんばりました。

力を合わせて働いたらお腹がぺこぺこ。さあ、みんなでいただきま〜す!
ねっとり甘く焼きあがったさつまいも、完成したきな粉などをまぶしたつきたてのお餅、みんなで具材を持ち寄り大鍋に三つも煮えた野菜汁など、どれもこれも絶品でしたが、なかでも格別のお味だったのは、釜戸でつややかに炊きあがった新米。おこげも香ばしく、噛むほどに口の中に甘みが広がりました。

 

この日いただいたのは「米を作ろう!」の田んぼの「栄光」だったのですが、みんなで育て刈り取ったお米の美味しさはひとしおでした。

お腹がいっぱいになった後も、クイズで楽しんだり歌を歌ったり、大いに盛り上がりました。

子どもたちは自然の中を走り回り、大人は久しぶりの再会で話に花が咲いたり、新たなご縁を喜び合ったり。仲間と火を囲み、美味しいものを作り舌鼓を打ち、どんぐり農園にはたくさんの笑顔があふれていました。

収穫の喜びを共有して自然の恵みに感謝し、また来年の豊穣を祈る。そんな祭り本来の姿が感じられるような1日でした。

 

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