湊家の4月8日「エコラボ」出演記!
4月8日、東日本大震災からちょうど4週間後の同じ時間に、FMサルース84.1MHzの番組「エコラボ」に、私たち夫婦が出演しました。編集長のキタハラマドカさんと一緒に私は森のリポーターとして、夫は木工作家として、自分たちの活動を語りました。(Text:湊光代)

 

この日のキーワードは「間伐」。FMサルースの「エコラボ」では、毎月第2金曜日に、その時旬のエコに関するキーワードと、地元のエコ活動を関連づけてお話をしています。

ラジオに出るこが決まって、正直、間伐を語るには知識も経験も少ない私たち夫婦で大丈夫だろうか思いました。どんなことを話せばよいのだろうと不安を感じながら、以前森ノオトで書いた間伐材のワークショップの記事を読みかえしてみました。

あ、そうだ!ワークショップを始めた理由を話そう。

それから衝撃的だった荒れた森のこと。

森と美味しい水の関係。

……そんな感じで考えていたら、次々と話したいことが出てきて、今度は話しきれるか心配に(笑)。

 

ラジオ当日、ラジオブースの隣で出番を待つわけなのですが、私はもう、夫とマドカさんとの会話にも上の空。スタジオを目の前に、緊張どころか、ド緊張でした。

 

 

いざ本番。

パーソナリティの高橋陽子さんとの自然な会話からスタートしました。夫も私もラジオなのに手振り身振りで一生懸命答える(笑)。

 

ラジオ終盤、やっと緊張もほぐれてきたころ、陽子さんから「では最後に間伐材を使うということについてリスナーの皆さんに一言お願いします」と言われた時は、「もう終わり!?」とびっくりするほど。あっという間の30分間でした。

 

「間伐材を使うということは、森を守ることにつながります。間伐材を使う。商品化する。→森から木を買う→森を管理することができる。この流れができれば森が守られ、水も守られるのです。こういった循環を知って間伐材を手に取ってほしい」(湊哲一)

 

「横浜市の水源、山梨県道志村の森に入ったときに、地面に何もない真っ暗な森と、光の差し込む緑の生い茂ったキラキラした森の両方を体験しました。間伐されているかいないかでこうも違うのかと驚きました。どちらの森で育まれる水を飲みたいかといわれたら、私は迷うことなく後者を選びます。私たちに身近な水から間伐のことを知ってほしい。間伐というキーワードに敏感になってほしい」(湊光代)

 

夫も私も最後の最後にちゃんと伝えたかったことを言えて、満足なラジオ出演となりました。緊張の嵐でしたが、とても良い経験をさせていただきました。

また、自分たちも改めて間伐、森、水を考える良い機会になりました。

 

今年も馬車道まつりでも間伐材を使ったマイアイススプーン作りを予定しています。できるだけ多くの人に知ってもらえるように間伐材を使った活動を続けていこうと思います。

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