『くだもの』
5歳と1歳の兄弟を子育て中のかおりママです。
絵本が大好きな5歳のお兄ちゃんのいる我が家。
絵本に囲まれて暮らす1歳の弟君も、好きな絵本が出てきました。
今回からは、1歳の成長とともに手に取る絵本を紹介させていただきます。

子育て中のたくさんのママたち。

育児の楽しみはいろいろありますが、絵本が好きなママって案外多いのではないでしょうか?

妊娠中からおなかの赤ちゃんに読んで聴かせたり、自分も大好きだった絵本をこどもと読んでみたり。

こどもの世界はシンプルですが、そのシンプルさは力強いメッセージを持つことも多いです。何よりも、この絵本の絵はほんものそのもの!

今月の一冊は、くだもの。

こどもにとって、とても、とても大切なたべもの。

季節を彩る、くだものの絵本です。

まずは表紙にさくらんぼ。

ページをめくると、本物そっくりのおいしそうなすいか。

まるごと一玉。

そして、

「さあ どうぞ」

とお皿に乗せられたすいかは、みずみずしい赤。

続いて、もも、ぶどう、なしと秋の果物が続きます。

それから、柿、みかん、いちご。

ひとつひとつのくだものが、一年の彩ります。

この夏、大きなすいかが届きました。そのみずみずしさとおいしさから、弟君にも小さく切ってはたくさんあげてしまいました。

それから、弟君の頭ほど大きな、なしをいただいたのもいい思い出。

先日、みかんはすっぱそうに一度口から出してみたけれど、やっぱり、食べてみたい!が勝り味わったところ。

これから寒くなったらおいしいいちごが待っています。

ラストに登場するのは、ばなな。

ちょうど今日、ばななを自分で「ばーな」と言うようになりました。

くだもの大好きなお兄ちゃんも、一緒にめくっては

「さあどうぞ。」

「なんだかほんとに食べたくなってきちゃうねえ」と笑っています。

そういえば、0歳の時には、どうぞ。でお口にくだものを運ぶ真似をすると、口をあけていた弟君ですが、

1歳になってからは、口を閉じたままでじっと見ていました。

たくさんのくだもの。

読み終えて、裏表紙にはさくらんぼ。

弟君は、親戚が作っている最高級のおいしいおいしいさくらんぼも

味見しました。

お兄ちゃんが小さいときには、スリングに抱っこしたまま、さくらんぼ畑を歩き、私もさくらんぼの木から木へ、食べ歩きして味の違いを体験してみたこともありました。

こどもと食べ物の探検をしてみたくなったら、森ノオトエリアにはどんぐり農園や、なし狩りスポットもあります。

柿の木にはたくさんの柿を見かける今日この頃。

くだもの、楽しみましょう。

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この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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