兄と弟の絵本棚 vol.9 『どうぶつのあしがたずかん』
暑い8月になりましたね。皆さんお元気ですか。夏の声を聞いたと思ったら、あっという間に夏休みになりました。その夏休みも、毎日毎日飛ぶように過ぎています。兄弟と一緒にいると、毎日が早くてほんとうに驚きます。
弟くんの1歳の時間も、残すところあと2か月になりました。街中で「いくつ?」と聞かれ1歳というと驚かれるくらい、しっかりものでお話が大好きな弟くんです。

今月ご紹介する絵本は、「どうぶつのあしがたずかん」です。

弟くんが今一番好きなのは、乗り物ですが、動物も大好き!!

 

街中で動物を見かけると、「ハトさん。わんわん」と指さし確認。

周りの大人が、最初に教えたとおりに、ことばが染み込んでいきます。

「わんわん」が犬にはなかなか変わりません。

 

1歳半を過ぎたころ、ちょっと大きな動物は、全部「わんわん!」になったことがありました。

我が家では猫も飼っていて、動物好きな我が家は早速サファリパークへ出かけました。

 

弟くんは、「きりんさん。ぞうさん」と、しっかりと大きな姿をみて、すぐに名前を呼んで、大好きになりました。

今月ご紹介する、『どうぶつのあしがたずかん』は、私たちの身近な動物の図鑑です。

 

 

 

この本がおもしろいのは、動物のあしがたが、実物大で掲載されているところ。

 

近くにいた我が家の猫さんの足と、ライオンの足とを見比べる弟くん。

 

自分の足を、ぞうさんの足に重ねてみて・・・大きい!!

弟くんが大好きになった、きりんさんのあしがたもあります。

 

サルの手足は、やっぱり私たち人間に近い。

 

最後のページに掲載されている手形、足型を見ると、私たちも動物の仲間だな。と思ってしまいます。

 

そう、最後のページにある動物の手形、足形は、私たち人間の手足。

 

図鑑を広げていると、年長さんのお兄ちゃんも覗き込んできます。

あれこれ、何度でも開くたびに発見があり、眺めたくなるみたい。

 

この絵本図鑑は、お兄ちゃんが2歳の誕生日の時に我が家にやってきました。

たくさんのシリーズがあります。

 

お兄ちゃんは、ある日家族に内緒で、食べ終えたかぼちゃの種をたくさんお庭の鉢に植えたのですが、それがにょきにょきと目を出し、花をつけ、家族はびっくり。ほんとにかぼちゃ? と野菜の図鑑で葉っぱや成長を調べたり。

 

夏、いろいろな図鑑を手に取りながら、子どもたちと話すのも楽しい夏の思い出になりそうです。

 

時折、夏とは思えない涼しい一日や、突然のスコールなどもあり、私たちを取り巻く環境の変化が心配になることもあります。

地球に暮らす者は、動物、植物、人間、たくさんの仲間がいます。

自分たちを取り巻く環境のこと、生物のこと、絵本からも、学びたいですね。

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この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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