夏が過ぎても忘れずに!ごみ量ダイエット
10月14日(日)たまプラーザでヨコハマ3R夢(スリム)の啓発イベントがありました。たまプラーザテラスの噴水がある広場で開催されたイベントは、クイズやエコバックづくりのコーナーのほか、生ごみの堆肥化についてのPRコーナーもあり、通りがかったみなさんの注目を集めていました。(text:高橋陽子)

ヨコハマ3R夢(スリム)プランでは、横浜市ゴミ減量キャンペーン「G30」の頃よりさらに燃やすごみの量を減らす目標がありますが、そのためにも生ごみの水切りが効果的なことは森ノオトでもお伝えしてきました。14日のイベントでも生ごみの水切りを呼びかけていて、会場にいた横浜市資源循環局の職員さんにもお話を伺ってきました。

 

生ごみの水切りは、特に新しい方法でもないため、「もう知っているし、やっている」という家庭が多いように感じるそうです。でも、今までよりももう一歩進んだ水切りをしてもらうことで、その積み重ねでごみの量は変わってくるとのこと。「捨てる前にもうひと絞りしてもらえれば……」と仰っていました。

 

 

会場にはヨコハマ3R夢のキャラクター、イーオ君も登場したり、紙芝居もあったり、お子さんたちも楽しそうにしていました!

そして、今回私が興味を持ったのは、生ごみ堆肥化のPRコーナー。

 

 

私も気づかなかったのですが、実は今、青葉区内では生ごみの堆肥化に関する勉強会や講習会がいくつか予定されているのです。

生ごみを堆肥化にするためには、いろいろな方法がありますが、横浜市や青葉区で推進しているのは、土に混ぜる「土壌混合法」と、EM菌という微生物を使った方法の二つです。「試してやってみたけど、虫がわいたりして断念した……」とか、「やってみたいけど、たくさん堆肥ができても使えないかも……」という声、私もいくつか聞いたことがありますし、私自身も同じような疑問・心配が多くて、いまひとつ、行動には起こせないままでした。

よい機会だと思って日頃感じていたこれらの質問をぶつけてみたところ

・生ごみの水分をなくして細かくすれば、虫はわかない

・堆肥化されると生ごみは分解されるので、使う土の量以上に堆肥ができることはない

という話なのです。

この堆肥化コーナーでは、何人もの方が足を止めて、職員さんにお話をきいていました。私にはハードルが高そうだと思える堆肥化ですが、興味をお持ちの方が多くて刺激になりました。

とりあえず勉強だけでもしてみようか……と思ったので、この秋に予定されている生ごみ堆肥化の講座をご紹介します!

Information

◎土壌混合法による「生ごみたい肥化」講習会

【日時】第1回:2012年11月7日(水)、第2回:2012年11月21日(水) 各日とも午前10時〜正午

【対象】区内在住で、たい肥を自宅で利用できる人 各40人

【会場】青葉公会堂2階1号会議室(市ケ尾町31-4)

【内容】市販されている土と家庭から出される生ごみを、プランターを用いてたい肥化します。なお、講習会終了後、プランター2個・土1袋・シャベルを無償で貸与し、お持ち帰りいただきます。

【申込】往復ハガキに必要事項と受講希望回を明記の上、資源循環局青葉事務所(〒225-0024 市ケ尾町2039-1 電話 975-0025)へ。10月20日必着。多数抽選

◎EM菌を使った「生ごみの堆肥化」

【日時】2012年11月16日(火) 午前10時〜正午

【対象】区内在住、たい肥を自宅で利用できる人 20人

【会場】青葉リサイクルプラザ(荏田西一丁目5-16)

【内容】EM菌(安全で環境にやさしい乳酸菌や酵母菌が共生する微生物資材)専用容器を使った「生ごみたい肥化講習会」です。受講後、専用容器とEM菌を無償で貸与します。

【申込・問合せ】往復ハガキに「EM菌でたい肥化チャレンジ」・郵便番号・住所・氏名・電話番号及び返信用あて先を明記の上、資源化推進担当(〒225-0024 市ケ尾町31-4 TEL 978-2299)まで。2012年11月1日必着。多数抽選

どちらも参加費無料で、専用容器やプランターなどは持ち帰ることができるというので、イチから始めてみたい人にも嬉しい内容ですね。

お庭がなくても、ベランダの鉢に使う分くらいからでも始められそうです。

Avatar photo
この記事を書いた人
ライター卒業生ライター卒業生
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく