3/10(日)「さあ、のはらへいこう 青空自主保育の三年間」上映会
来月、2013年3月10日(日)に、鎌倉の里山での青空自主保育をテーマにしたドキュメンタリー映画「さぁ、のはらへいこう」が青葉台地域ケアプラザ多目的ホールで開催されます。子育て世代にぐっとくる映画。子連れ上映の会もあります。(text:中島美穂)

 
私が昨年11月にレポートした、青葉台を拠点に活動している「ぺんぺんぐさ」は、子どもの自主性を尊重し、保育士さんとお母さんたちが子どもたちをあたたかく見守る青空自主保育です。

取材の際、保育士のみえこさんに「ある自主保育グループの記録映画の上映会を考えている」というお話を聞いてからわずか2カ月。気づけば街のあちこちに上映会のチラシが貼られていて、私はぺんぺんぐさのみなさんの行動力に感服してしまいました!

映画の主役は、神奈川県鎌倉市で活動している「青空自主保育なかよし会」の仲間たち。なかよし会は里山を拠点に野山や海で遊ぶ自主保育グループです。

保育の基本は大人が手出し口出しせず、見守りに徹すること。大人に見守られながら子どもたちは全身全霊で遊び、絆を結び合い、生きる力を育んでいきます。

「さぁ のはらへいこう」は、2006年4月に入会した1歳児たちが毎年新しい仲間を迎えながら自然とふれあって遊び、2009年3月に卒会するまでの3年間を描いた成長記録です。

私は予告編を見ただけでじーんと目頭が熱くなりました(子どもが生まれてから涙腺がゆるくなって困ります……笑)。子どもたちが泣いて笑って思い切り遊ぶ姿が命のきらめきそのものに思え、その眩しさに心を打たれたのです。

そして、画面の中の子どもたちの笑顔と、私が出会ったぺんぺんぐさの子どもたちの生き生きとした表情が重なって見えました。

ぺんぺんぐさのみなさんは昨年3月に青空自主保育の活動をスタートさせる際、なかよし会の本などを読み、保育の参考にしたそうです。

映画で描かれている子どもたちの成長に、2歳の娘さんの育ちの未来を重ね合わせたというぺんぺんぐさの内藤麻子さんは、「私たちの拠点である青葉台のみなさんに、私たちのことをもっと知ってほしくて上映会の開催を決めました。お子さんのいる方はもちろん、それ以外の幅広い年代の人たちにも来ていただいて、もっともっと地域の方とつながりたいと思っています」と話してくれました。

午前の部と午後の部の間、会場で座談会とぺんぺんぐさの活動報告も行なわれます。お好きな食べ物飲み物を持参できる気軽な会です。新米ママやパパから子育ての大先輩まで、世代を超えたコミュニケーションが生まれたら素敵ですね。こちらもぜひご参加ください。

 

Information

「さぁ のはらへいこう 青空自主保育の三年間」上映会

日時:3月10日(日)

午前の部 10:00〜12:00(開場 9:40)※ファミリータイム上映(お子さんと鑑賞可)

12:10〜13:30 座談会&ぺんぺんぐさ活動報告(無料)

午後の部 14:10〜16:10(開場 13:50)※小学生以上

場所:青葉台地域ケアプラザ多目的ホール(横浜市青葉区青葉台2-8-22)

料金:大人 前売り800円/当日1000円、小学生 前売り400円/当日500円、未就学児無料

お問合せ:TEL 080-1172-1707(担当・森) Mail penpennohara@gmail.com

http://jisyuhoikupenpengusa.blogspot.jp/2012/12/blog-post_27.html

※ ファミリータイム上映とは0歳からのお子様と一緒に映画を鑑賞できる上映

スタイルのことです。ご理解の上、ご来場ください。床にマットを敷いた席をご用意しております。観覧席後方には休憩スペースを設置します。

※座談会&活動報告はぜひお好きな食べ物、飲み物をお持ちください。一緒におしゃべりしましょう!

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