「たいせつな家族を守るために社会をよくする」。第6回コラボレーションフォーラムレポート&実行委員長・小池由美さんクローズアップ
去る2月23日に青葉区役所で「青葉区コラボレーションフォーラム」が開催されました。第6回を迎えた今回は、音楽・ひと・地産地消をテーマに、「青葉もっと元気コラボ 〜おいしいまち 青葉〜」と題し、顔のみえる関係づくりが行われました。 このイベントを中心となって企画し、区役所でライブ(!)も企画した、青葉区区民会議広報委員長、小池由美さん(青葉区在住)を紹介します。 (photo:小池一美、玉置哲也、キタハラマドカ)

小池由美さん(以下、由美さん)と、今回の記事を担当したわたくし小池一美のダブル小池(!)の出会いの場は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でした。それまで、インターネット上でのやり取りはあったものの、由美さんご本人とはなかなか実際にお会いできずにいました。

 

「由美さんにお会いして話をしてみたい」という小池の思いが、ついに叶う日がやってきました。それは2月20……そう、記念すべき森ノオトのNPO設立記念パーティーの日です。

 

初めてお会いしたのにも関わらず、気さくにお話してくださる由美さんから意外な言葉をいただきました。

 

「2月23日のコラボレーションフォーラムで、コマデリ(小池が勤務しているあざみ野南のお弁当屋)の紹介をしない?」

 

コラボレーションフォーラムは、青葉区で活動する団体同志の顔のみえる関係づくりを目的とする、6年前から由美さんが中心となって企画し、実行委員会の皆さんと続けている活動です。会場の青葉区役所で約30団体が活動紹介をする場に、コマデリも、と声を掛けてくださったのです。

 

 

パワフルで、勢いのある由美さんに後押しされながら、小池もコラボレーションフォーラムに参加させていただくことになりました。

コラボレーションフォーラムでは、フラメシの金子拓也さん、namaotoの新谷竜輔さん、ママエールの押久保美佐子さん、そして小池がシンポジウムで話しをしました(写真:藤崎浩太郎)

コラボレーションフォーラムでは、フラメシの金子拓也さん、namaotoの新谷竜輔さん、ママエールの押久保美佐子さん、そして小池がシンポジウムで話しをしました(写真:藤崎浩太郎)

そして迎えた2月23日―――。

 

第6回青葉区コラボレーションフォーラムは、「人とのつながり・音楽・地産地消」をテーマにプログラムが組まれていました。

 

午前中は、「人とのつながり」。

 

青葉区の各団体が、その活動を“90秒メッセージ”で紹介し、顔が見える関係をつくる場です。小池はこの場を借りて、コマデリの紹介をさせていただきました。子育て、福祉、防災など、まちづくりに積極的に関わっている魅力的な各団体の話を聞きながら、“青葉区の底力”“青葉区のたくましさ”を肌で感じることができました。

区役所で大盛り上がり!のライブの様子(写真:玉置哲也)

区役所で大盛り上がり!のライブの様子(写真:玉置哲也)

そしてランチタイムは、「音楽」と「地産地消」。なんと青葉区役所の会議室で、お弁当を片手にライブ観賞です! ライブプロデュースはnamaotoの新谷さん。そしてお弁当は藤が丘の81.7(ハイナ)カフェさんとはやし農園さんとのコラボで、地産地消スープが提供されました。

会議室は熱気ムンムンで大盛り上がり!「こんな光景見たことないーっ!」と小池も興奮してしまいました。ひとと音楽を、区役所の会議室でつなげるなんて、由美さんらしい発想です。

地産地消グループのコーディネーターは、森ノオトでもインタビューした安田節子さん

地産地消グループのコーディネーターは、森ノオトでもインタビューした安田節子さん

午後は「地産地消」、「音楽でつなぐ街」、「人とのつながり」のチームにわかれてテーブルトークが行われました。

 

小池は地産地消チームに参加。森ノオトでも紹介した齋藤静子さんと青葉区の協働で作成された「あおば区農産物直売所マップ」を片手に、参加者で意見を交わし合いました。

 

今回は、由美さんたちが企画した「コラボレーションフォーラム」を紹介させていただきましたが、実は由美さんの活動はこの他にも多岐にわたります。

 

もともと、ご主人の仕事の関係で海外生活が長かった由美さん。ご主人の赴任先のアメリカでは日本文化を広める活動をされていたそうです。そして1995年に帰国した後は、青葉区在住の外国人支援に尽力。青葉国際交流ラウンジを拠点に、さまざまな活動を展開しています。青葉区版広報の外国語翻訳をしたり、区の情報を5言語に翻訳し、FMサルースで5言語放送番組を実施しています。

 

さらに、「青葉区民会議」にも主要メンバーとして15年以上関わり続け、地域での政策提言にも尽力。「社会が安全になれば、こどもも安全に暮らせる」との思いから、防災活動や減災にも力を入れています。ほかにも、外国人も暮らしやすいまちづくり活動「共生のまちづくりネットワークよこはま」や交流広場「たまりん場」、あおば区民ポータルサイト「あおばみん」など、由美さんが関わっている活動・団体は枚挙にいとまがありません。

由美さんが携わっている外国人支援活動の冊子

由美さんが携わっている外国人支援活動の冊子

由美さんはどうしてここまで精力的に活動しているのか? その問いに、由美さんは次のように答えてくださいました。

 

「自分で、自分の家族が、安心で安全な暮らしを楽しめる社会にするためです。防災・こども・環境・外国人・福祉が抱える課題は、密接にからんでいるのよ」

 

つまり、社会を守ることは、たいせつな家族を守ることにもつながるのです。

そのためには、「利己に走らないことと、実際にひととひとが出会える場所の必要性がある」と由美さんは言います。

安全な社会づくりという目標に向かって走り続ける由美さん。その途中経過には、ひとを思いやる気持ちや、コミュニケーションがとても大切なのですね。

 

「気になることはなんでもやっちゃう!」という、まっすぐで、パワフルな由美さんは、今後どんな形で、顔のみえる関係づくりをしていくのでしょうか。

 

由美さんの今後のご活躍を、とても楽しみにしています。

 

 

hitomi’s point

 

分刻みのスケジュールでとてもお忙しいにも関わらず、いろいろなお話をしてくださった由美さん。常に感度を保って、さまざまな社会の疑問を指摘し、実際に提言する姿には脱帽です。行動力とはこういうことだわ……と敬意を覚えてしまいました。

 

社会でこれほど行動し、実績を残されている方の言葉には、とても説得力があります。お話を聞きながら、小池自身の社会に対する意識の乏しさを指摘されているようで、なんとも恥ずかしい気持ちになりました。そんな「気づき」を与えてくださった由美さん、ありがとうございました。

小池 一美
この記事を書いた人
小池一美ライター
横浜市青葉区出身。森ノオトのリポーター、走る!ロコキッチン「コマデリ」、焼き菓子販売「トミーヤミー」の3本柱で地元と関わりながら暮らしている。AGRUの小川穣さんとのユニット「labo2(ラボラボ)」では、食の素材と地域を楽しむ活動を展開中。
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