家庭で生かすマクロビオティック! 北川美智子さんの料理教室「わくわくキッチン」レポ
都筑区で、6人の子どもを育てながら、子育てや食についての講演会、ワンデイカフェ、息子さんの障害のサポートなどの活動をしてきているベテランのお母さんがいます。それは、北川美智子さん。ご自身の妊娠から出産にかけての体をマクロビオティックで整えた経験を生かし、マクロビオティックをベースにしたお料理教室を運営されています。
美智子さんのダイナミックな魅力にあふれる、わくわくキッチンに行ってきました。

わくわくキッチンは、北川美智子さんのご自宅で毎月2回開催されているお料理教室です。

5月は「乾物」、6月は「お麩づくし」、7月は「夏休みのランチ」と、毎月さまざまなテーマで開催されています。

毎月のメニューや教室の様子や参加者の感想は、美智子さんのホームページで読むことができます。ここからも、多彩なレシピがかいま見られます。

「メニューの品数が多く、一つひとつが味わい深かったです」

「おふだけでこんなにレパートリーが広がるとはびっくりです! お肉よりおいしいですね」

「想像を超えるものがあって、驚いています」

美智子さんの言葉を借りれば、「なんちゃってマクロ」。マクロビオティックというと、陰陽の法則や、乳製品や白砂糖、動物性食材も使わず、続けるのは難しいというイメージがありますが、美智子さんのレシピは、旬のものを使って、家族が満足できて喜ぶもの。とてもシンプルで、自由さがあり、家庭の主婦の悩みを解決するレシピが多いのです。

家庭で実践できる材料と調理法で、家庭の味から一歩進んだ新しく、驚きのあるメニューをつくってしまう美智子さん。毎月紹介されているメニューはとても気になるものばかり。

かねてから美智子さんのホームページの読者だったわたしは、いつもアイディア満点のレシピと、美智子さんの料理や講座に惹かれていたものです。

6月下旬のこの日、テーマは「お麩づくし」。美智子さんのご自宅にうかがうと、さっそくキッチンからニンニクと生姜の香ばしい香り。

それから、自然素材の床やドアがとても気持ちがよく、入っただけでとっても居心地がよい空間です。素足でどこにでも寝転べる空間にしたかった! とのことで、まるで自宅に帰ってきたような気持ちでリラックスしてしまいます。

参加者の中には子連れの方もいましたが、スタッフの一人は保育も担当していて、子どもたちは自由に遊んでもよし、お母さんと一緒でもよし、その子のペースで、自然体で過ごしていました。子どもたちものびのびと過ごせる温かい空間なのが印象的でした。

教室の常連さんになると、子どもがいつの間にか一人で遊べるようになったり、集団に溶け込んだり、そんな成長も共有できて、親にとってうれしいひと時にもなっているようです。

 

テキパキと、アシスタントの方の素晴らしいチームワーク!参加者を迎えてくれます。
テーブルの上には、見るからに新鮮で美味しそうなトマト! そして、6月のテーマ「お麩づくし」の主役となるお麩が並びます。

 

さて、気になるメニューは、車麩入り玄米ライスバーガー・板麩の焼肉風サラダ・車麩のトマトソース煮・小町麩団子。

お麩をお肉に見立てた、3種類の料理とお麩のデザートです。

「お肉、お肉」と言いつつある、我が家の1年生のお兄さんにも何かいいメニューはないだろうかと、私も興味深々で参加しました。

 

車麩や板麩、小町麩など、お麩にもいろいろな種類があります!

 

わくわくキッチンは、常連さんも多く、参加が10回を越えるという方も多いようで、驚きます。10回以上通うお料理教室って、なかなかありませんよね。

10回以上の方々は、ステップアップセミナーに参加することができ、更に腕をみがいているようです(前回は5月に開催、次回は10月に予定されています!)。

美智子さんに惹かれて集まっている方が、どんどん腕を磨いている様子が伝わります。

参加者で玉ねぎのみじん切りをしながら、「玉ねぎ、バラバラでもいいですか?」との声には、

「個性が出ていい! みんなの思いがつまった料理は、ぜったいおいしい!」

と美智子さん。

「どんどんやってみて!」

「いまは、座ってていいよ!」

「立ってるならこれ切ってみたら?」

と、ポンポンと声がとびます。その合間にも、材料のアレンジやつくり方のコツ、味付けの裏話など、わくわくキッチンに来たからこそ聞ける、美智子節が止まりません!

 

美智子さんからたくさんのレクチャー

 

今回のメニューでは、お麩をお肉代わりにするので、味と食感が大きなポイント。それを制する者が、お麩料理を制する気がします。ちょっとしたコツが要りそうです。

 

板麩を戻すコツを、触りながら。煮込み料理で使うトマトも、何ておいしそう!

 

バーガーでお肉の役割を果たすお麩は、しっかりと煮込んで味つけしたあとに、フライパンでカリッと焼く。

我が家のちびっこ2歳の弟くんも、試食タイムでは、このお麩に大喜びでした。

トマトは、みじん切りにした玉ねぎとお麩と煮込みますが、この時に使う味噌も、テーブルには登場!

早速、弟くんは味見をします。

そして、トマトを煮込むジューシーな香りと、味噌に我慢ならなくなかった我が家の弟くんが、テーブルに登場。お味噌の味見が止まらなくなったのですが、なんとスタッフの方が、きゅうりを分けて下さいました!

食べっぷりを皆さんに褒められながら、きゅうりをポリポリ。

続いて、ライスバーガーの玄米を形づくります。

触っているだけでもしっかりした質感のこのお米はおいしいだろうな! とわかります。

 

ライスバーガーのお米をまとめて、これからオーブンで焼き固めます

 

小町麩団子は、なんて簡単なんでしょう! プロセスのシンプルさに驚きました。

 

黒糖を煮たてて冷ました液と合わせて、きなこをまぶして出来上がり

 

やがて、調理終了です!

楽しい盛り付けタイムも皆さんで協力し、いよいよお料理を囲みます。

 

 

まるで家族の食卓のようなあったかい雰囲気の試食タイム

 

お麩が、どんな風に、お肉っぽく変身しているか、食感も楽しみなひとときです。

 

ボリューム満点!いただきます!

 

そして、お腹がいっぱいになってからは、わくわくキッチンのもうひとつのお楽しみ!

自己ピーアールタイムです。

参加者の皆さんから、それぞれ、自慢できることのエピソードが語られました。この日は、話しが進むと、なんと山形に所縁のある方が3人も。私の出身は山形なのですが、お盆で帰省する時期には、それぞれ隣り合う市にいそうなこともわかり、びっくり!

ちなみに、私の我が家の自慢は、兄弟たちの食いっぷりのよさ。山形の美味しいお米と、季節ごとの果実を味わっている息子たちは、健康で、元気な食いしん坊です。

この日も、玄米ライスバーガーにかぶりつき、デザートの小町麩団子を全部食べ切った弟くんをみて、「おいしいもの、わかってるなあ」と母の私も感心しました。

(「この食べっぷりを見られて、幸せ!」と言ってくださった美智子さん、ありがとうございました)

試食が終わると、参加者の皆さんで協力し、手際よく後片付け。

 

綺麗になったテーブルには、この日に使った調理や食材が並び、主婦にはたまらないお買い物コーナーに変身。私も、醤油、車麩、ごま塩をかかえて帰宅。どの料理で使っても、味をぐんと引き立ててくれるこの醤油は、山形でつくっているものです!

 

わくわくキッチンでは毎月、家庭でカンタンにつくれるヘルシーなレシピをたくさん授けてくれます。

次は、ぜひ、いかがですか??

Information

次回の「わくわくキッチン」は、夏休みをはさんで9月に開催されます。

テーマは「チャイニーズ・マクロビオティック」。

メニューは、豆腐春巻き・里芋餅のねぎソースかけ・中華スープ・胡麻白玉(予定)

開催日時:2013年9月10日(木)、9月12日(木)10時〜13時半 参加費4000円

詳細はわくわくキッチンのホームページをご覧ください。

http://www2.odn.ne.jp/wakuwakukitchen/framepage.html

東海林 更央莉
この記事を書いた人
東海林更央莉ライター
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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