兄と弟の絵本棚 Vol.25 『はしれたくはいびん』
まだまだ、寒い毎日です。みなさん、果物はよく食べますか? 果物が大好きな我が家に、今月届いたのはこの絵本『はしれたくはいびん』にも出てくるりんごでした。まるで絵本から飛び出したように、絵本と同じ情景で、我が家に宅配便が届きました。

弟くんが1歳の時に紹介した絵本が『くだもの』でした。

 

我が家では季節ごとに、山形の親戚からそれは立派な果物が送られてきます。

初夏にはさくらんぼ、夏には桃、大玉のスイカ、初冬にラ・フランスが届いて、冬のお楽しみがりんご!!

 

親戚は果樹のつくり手でもあるので、なおさらありがたくいただいています。そして、味もピカイチ。いまは、兄弟も成長して、あっという間になくなってしまうのですが、友人に旬の果物をおすそ分けできた時は、何度感激されたことか……。

 

さて、

『はしれたくはいびん』

は、宅急便を出すところから、届くところまでをたどる物語。

 

田舎のおじいちゃんおばあちゃん夫婦が、都会に住む孫宅にりんごを出すところからお話しはスタート。

 

弟くんも、自分と共通点がたくさんあるこの絵本は、ぐっと身近に感じているようです。

 

私たちは、日頃自宅に届く荷物を当たり前に受け取るわけですが、途中いったいどんな道のりをたどっているんでしょうね?

 

運転手さんが、おうちから荷物を回収し、営業所で集めて、それから荷物は高速道路に乗って旅を続けます。絵本の中では、街なかを通り、大きな道路を通りゆくので、車好きさんにもオススメです。りんごマークの段ボール箱を探すのもちょっとしたクイズのよう楽しいです。

 

やがて荷物が届いて、こどもたちはおじいちゃんおばあちゃんへお電話。そんなところも我が家の情景と重なります。

 

我が家に届いたりんごの荷物と絵本が重なります

 

ふと、この絵本を見ていて思うのは、荷物が明日つくよー、なんて気軽に利用している宅配便も、荷物を受け取って、夜通し走っている運転手さんのお仕事があってこそだということ。

 

地元のものを消費するよさは、こんなところにもありますね。

 

ぎっしり詰まっていた果物がなくなってくると、あっという間だったなあー、と残念でもあり、季節の移り変わりを感じたり。

 

最初はすりおろして食べさせていたりんごも、サクサクかじったり、更には自分でむいて食べるー! という兄の声が聞こえてきたり、一度に2、3個なくなったりと、食べ物と一緒に子どもの成長も感じます。

 

りんごは、身体にもよい果物。

一日1個のりんごで医者いらず、なんて言葉もあります。

今年もたくさん頂きました!!

 

ちなみに、成長した弟くんは、図鑑で果物を研究。写真で見ているこちらの図鑑、『どうぶつのあしがた図鑑』と同じシリーズです。

 

りんごやみかんだけでなく、びわ、アボカド、など、スラスラと名前を言えているのはさすがでした。

 

絵本図鑑シリーズ『くだものシリーズ』

 

最近は「これ読んで」と本棚からいろいろな絵本を運んでくる弟くん。

言い回しもずいぶん上手になり、日々成長しています。

東海林 更央莉
この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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