あぁ、憧れのオーガニックコットン! メイド・イン・アース代表 前田剛氏×ナチュラル・ハーモニー代表 河名秀郎氏の対談に学んだこと
3月8日(土)、センター北のノースポートモールにあるオーガニックな総合ショッピングモール「ナチュラル&ハーモニック プランツ」内のレストラン・コアにて、オーガニックコットン総合ブランドのメイド・イン・アース代表 前田剛氏とナチュラル・ハーモニー代表 河名秀郎氏による対談が行われました。オーガニックコットンを暮らしに取り入れることはやっぱり素敵なことだ! と実感できるお話でした。(Text:山田恵里佳)

私はメイド・イン・アースさんの布ナプキンを愛用しています。その存在を知ったのは、プランツでのお買い物の最中。やさしい色合いにやわらかな手ざわり、そしてなによりオーガニックだということに惹かれて購入しました。

でも待てよ、そもそも、オーガニックコットンってどういうこと? 詳しい基準や社会背景については、意外と知らないものです。

森ノオトのキタハラ編集長がメイド・イン・アースの広報スタッフでもあることから、森ノオトエリアにメイド・イン・アース代表の前田剛さんがやってきて、しかもナチュラル・ハーモニーの代表の河名秀郎さんとのスペシャル対談を行うとのこと! 勉強も兼ねて、行ってきました。

 

左が河名さん、右が前田さん。もう20年来のお付き合いという

 

お二人のお話は「オーガニックコットンとは?」というところからスタートしました。

ナチュラル・ハーモニーは今年、創立19年になるそうです。奇しくもメイド・イン・アースもブランド設立19年。創立当初から、河名さんと前田さんのお付き合いは始まったそう。河名さんによると当時、オーガニックコットンというジャンルはあっても、どのような栽培履歴や製造方法なのか、詳細のわかりにくい、食品よりもかなりゆるい基準で販売されている印象だったそうです。ところが「今では食品よりも厳密にやっているのでは!」という河名さんの力強いお言葉!

コットン(綿)は、私たちの暮らしになくてはならないものです。でもコットンは日本では栽培されていません。コットンを栽培している国の多くは、米国を除き、アジア、南米、アフリカといった貧しい国なのだそうです。

しかも、コットン栽培ではものすごい量の農薬が使われているのです。一昔前までは、世界で使われるすべての生産物に対しての農薬の25%がコットン栽培に使われていたとのこと。現在では16%にまで減っているけれど、それも少ない量で済むきわどい薬が使われていたり、もしくは遺伝子組み換えコットンに切り替わっているためだと考えられるそうです。

そんな中で、コットン自体がオーガニックである(有機栽培であることが公的な認証機関に認証されている)ことが重要なのは言うまでもありませんが、実は、紡績や製造の過程でまたまた大量の化学薬剤が使われている現実があります。

収穫したコットンを洗う薬剤、コットンに含まれる油脂を取る化学溶剤、もともとコットン本来が持つきなり色を白くする脱色剤。洗うと縮む性質があるコットンの収縮を防止する防縮剤、そして撚れ防止の薬剤……。その数、数千種類とも言われているそうで、とても驚きました。

自然なコットンは本来、やわらかな風合いのあるものだそう。ところが製造している間に、ふわふわな質感を抜き取り加工しやすい繊維だけをむき出しにするので、でバサバサになってしまう。そうすると今度は、やわらかさを出すために柔軟剤を使うことに……。

オーガニックコットンの表示には、紡績や製造の過程で使われる薬剤については記されていません。

「製造の過程で、コットンが本来持っている天然のパワーや特性を取ってしまう。でもコットンのふんわりした風合いは取り戻したくて柔軟剤を使い、天然のような、まやかしのやわらかさに加工する。そして家庭では合成洗剤で洗う。そうするとまたバサバサになって、はい、柔軟剤! となる。負のスパイラルなんです」(前田さん)

「世の中が、白いってすごい、形が安定しているってすごい、そういう風になっているからね。コットンって本来撚れていく性質があるんだよね。曲がっていくのは悪いことっていう間違った認識もある。でもそれはふつうだし、当たり前のことなんだけど」(河名さん)

メイド・イン・アースさんでは原料はもちろん、製造工程においても自然、天然にこだわって製造しています。驚いたことに、電力に至るまでグリーン電力を用いているそうです。

 

会場になったレストランCOAには、多くのファンが詰めかけた

 

前田さんのお話の中で、とても印象に残ったエピソードがありました。

「よく、消費者が賢くなって選んで買ってくれなくちゃ、っていうじゃないですか。でも僕、思うんです。無理だよね、知らないんだからって。だからこそ、少しでもコットンのことを伝えていきたいと思っています。ほかのブランドのことは言えないけれど、僕ら(メイド・イン・アース)はこうやっているよ! ということは話していける。最終的には、使う人のライフスタイルに応じて選んでもらえれば」

「世界中の作物が遺伝子組み換えになっていいのか。化学薬品や化学肥料を大量に使い続けていいのか。課題はたくさんあります。でも実際には、あらゆる面で100%オーガニックを選択していくのはむずかしい。それは人に寄りけりでいいと思うんです。地球環境のためにオーガニックを選ぶ人もいれば、休日だけとか、子どもの肌のためにという人もいる。時と場合に応じたチョイスをしていければいいと思うんです」

この前田さんのお話に、私はとても共感しました。はじめから100%を目指すと、途中でくじけてしまう。でも少しずつ、できることから変えていくことで、気づいたらいろんなことが変わっていた、という風になる。そうやって世の中も変わっていけるんじゃないか、と。

 

プランツではメイド・イン・アースのアイテムを数多く取り揃えている(写真はフェア時のもの)

 

何より、メイド・イン・アースさんの商品は使っていて気持ちがいい!! 今回おみやげでいただいたハンドタオルの手ざわりなんて、もう、ものすごい安心感を与えてくれるやわらかさなんです。洗ってみたら(石けん洗剤で)また一段とふうわりしています。アレルギーのある方、肌の弱い方、そして赤ちゃん、女性に愛用されている理由がわかります。天然であること、自然であることは心地よいものだということが、オーガニックを選ぶ一番の理由なんだと思うのです。

お二人のお話を伺って、ますますメイド・イン・アースさんの商品を愛用していきたい、と思いました。そして、こういう正直で誠実な会社がもっと日本に増えていくといいな、と思いました。

 

 

Information

センター北の「ナチュラル&ハーモニック プランツ」ではメイド・イン・アースのオーガニックコットンアイテムや液体せっけん、布ナプキンを取り扱っています。

メイド・イン・アース公式ホームページ

http://www.made-in-earth.co.jp

Natural&harmonic PLANT’S(ナチュラル&ハーモニック プランツ)

横浜市都筑区中川中央一丁目25番1号ノースポート・モールB2F

TEL:045-914-7505

E-mail:[email protected]

URL:http://www.nh-plants.com/

営業時間:10:00~21:00

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