日々のテーブルコーディネイトをもっと楽しく! 丁寧に作られた作家ものの器屋「IZUMO[utsuwa]」
日々の食卓を彩るお料理……食材や味付けにはもちろんこだわりますが、そのお料理を盛り付ける器はどうでしょうか? あざみ野・大場町の住宅街に、「一つひとつ丁寧に作られた」作家ものの器屋さん、「IZUMO[utsuwa]」があります。建物もディスプレイもおしゃれなお店には、日々のお料理を盛り付けしたらどんなに素敵だろう! とワクワクするような、器がたくさん並んでいました♪

器屋「IZUMO[utsuwa]」は、あざみ野から車で10分ほどの幹線道路を一本入った閑静な住宅街、青葉区大場町にあります。昨年夏にオープンしたスポーツ施設と商業施設が一体となった「あざみ野ガーデンズ」からは徒歩5分ほどの場所です。

 

お店は、店主である助野いづみさんのご自宅の一角にあります。建物は建築家・井上洋介氏の設計で、壁がコンクリート、内装の床材や建具は全てオーク材、手すりは鉄に統一されています。素材を絞り、余分な装飾のないシンプルな外観はとてもおしゃれな雰囲気です。

自宅兼店舗の外観。玄関扉の手前左側がお店の入口になっている

助野さんが器屋を始めたきっかけは、9年ほど前のこと。

 

当時、お友達と岐阜県土岐市の窯元めぐりをしていた際に出会った、陶芸作品に衝撃を受けたことに始まります。「軽やかでモダン」なその作風に、それまで持っていた和食器のイメージが一気に変わったのだそう。

 

「以前は洋食器が好きで集めていましたが、お友達に『それはお金があれば手に入るもの。でも、作家さんの器は気に入ったその時に買わなければ手に入らないものよ』と言われ、その価値に気付きました。作家さんの器は工業製品とは違ったゆらぎがあって、丁寧に一つひとつ手づくりされた、あたたかみや想いを感じることができます」。そう話す助野さん。

 

その後、自宅を新築することになり、「器屋さんをはじめたい」と旦那さんに相談し、自宅の一角にスペースをつくりました。

 

「それにしても、ご自宅でお店を始められたのは、なかなか思い切った行動でしたね!」と驚いていると、「そうですね」と笑いながら答える助野さん。

 

女性らしく上品な雰囲気があり、話し方も柔らかでおだやかな印象の助野さんですが、実は行動力と瞬発力があって、自分の想いをちゃんとカタチに変えるのが上手な、芯の通った素敵な方なのだなあと思いました。

店主の助野いづみさん。店名の「IZUMO」は、子どもの頃いつもお姉さんの真似ばかりで「いづ(私)も!」とよく言っていたため、お姉さんに「いづも」という愛称で呼ばれていることに由来している

現在、IZUMOであつかわれている器は、11人の作家さんの作品が中心です。それぞれの作風は違いますが、どれもシンプルなデザインで、どこか温かみのある作品ばかりです。

オーク材のディスプレイ棚にずらりと器が並ぶ店内

 

入荷してもすぐに売り切れてしまうという、人気の醤油さし。岐阜の陶芸家・大江憲一さんの作品

 

伝統技術を用いられた江戸切子のグラス。思わずかわいい! と手に取りたくなる模様のデザインは、女性作家・吉田順子さんの手になるもの

 

助野さんが「若い人に使って欲しいパスタ皿」だと話す漆器は、和紙を使った独自の漆器づくりをしているという輪島の赤木明登さんの作品

 

一部分が凹んでいたり、飛び出している形の遊び心あふれる大きな角皿は、愛知の陶芸作家・ミヤチヤスヨさん作

ここでは残念ながら全ての作品を紹介しきれませんが、取材時には一つひとつ器の素材やデザインの特徴、作家さんへの想い入れをとても楽しそうに説明してくださった助野さん。

 

「お料理をお気に入りの器に盛り付けると、お料理が生きるし、気持ちも楽しくなると思うんです。毎日でなくても、週末やお友達が来る特別な時だけでも、ちょっと器にこだわってテーブルコーディネイトをしてみたり、器に合うお料理を考えて作ってみては。きっと、家族に褒めてもらえたり、お友達と会話が広がったりして、日々の楽しくワクワクする時間が増えると思うんです」とも。

 

実は取材の際、ご自宅部分も見せていただいたのですが、ここはショールーム?! と間違えてしまいそうなぐらい、本当に素敵な空間で、器同様インテリアのセレクトにも助野さんのセンスが光っていました。また、器だけでなく、ライフスタイルにもこだわりを持って、丁寧な暮らしをされているのだなあと感じました。

助野さんのご自宅のリビング。来月には素敵な器と空間を楽しみながらのクリスマスランチ会も開催予定

「器はご縁」とも話していた助野さん。

 

なるほど! お気に入りの作家さんの作品に出会うのもご縁、器を通してうまれる楽しい時間を一緒に過ごす人とのつながりもご縁ですね!! と、とても納得。器にこだわり、日々の暮らしを丁寧に楽しむことは、色んなご縁を大切にすることにつながるのだと思いました。

 

恥ずかしながら、リポーター持田の自宅で使っている器は、独身時代に実家に埋もれていた器を持ち出してきたものばかりで、おしゃれやこだわりのかけらもありません(笑)。そういう器を使うことは決して悪いことではないと思いますが、主婦として「日々の作業」になってしまいがちなお料理を楽しみ、より毎日をワクワクしたもの変えていくには、お気に入りの器を選ぶことも大切ですね。そんな暮らしのヒントを助野さんからたくさん学ばせてもらいました。

 

ぜひ、みなさんも器屋IZUMOを訪ねてみてください!きっと、お気に入りの器が見つかると思います。

 

そして、もしかしたら、それは自分が予想もしていなかったような「ご縁」なのかもしれませんよ♪

 

**INFORMATION**

器屋IZUMO[utsuwa]×植木屋モチダノソノのコラボで苔玉づくりワークショップをやらせてもらうことになりました! 今回はIZUMO[utsuwa]さんの器付きで、お正月飾り用の苔玉をつくります♪ 苔玉はお正月のイメージに合わせたいくつかの植物の中から3種選んでいただき寄せ植えにします。器はなんと、今回のワークショップのために作家さんに作ってもらったオリジナルのもの!

 

IZUMOさんの素敵な空間で、ふかふかの苔や土に触れる作業は癒されること間違いなしです! ぜひ、お越しくださいね☆

※こちらのイベントはすでに終了しました。

 

**<エリア特集>暮らしを楽しむあざみ野 記事一覧はこちら**

Information

IZUMO[utsuwa]

横浜市青葉区大場町387-27

TEL/FAX: 045-972-4230

HP: http://www.izumo-utsuwa.com

BLOG: http://ameblo.jp/izumo-utsuwa/

FACEBOOK: https://www.facebook.com/pages/IZUMOutsuwa/156552401097712

MAIL:web@izumo-utsuwa.com

持田 三貴子
この記事を書いた人
持田三貴子ライター
樹木医で造園業3代目の夫とともに、都市生活に森のような循環を生み出すべく、Earth Worksという夫婦ユニットとして活動中。結婚を機にナチュラルなライフスタイルにどっぷり浸かり、いつの間にか3児の母に。横浜市都筑区で夢の民家暮らしをスタート、「竹隣庵」と名付け住み開きを目指している。
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