古くて新しい暮らしをつくる!エコストーブづくりワークショップ
自ら手を動かして、火のある暮らしを取り戻してもらおうと、第1回目のエコストーブづくりワークショップをおこないました。みんなにこにこ、とっても楽しくておいしい会となりました。当日の様子をレポートします。(写真/梅原昭子、佐藤健)

この日は小雨ちらつく灰色の空模様でしたが、近頃話題になっているエコストーブをつくろうと、ご近所の方から遠くは鎌倉、千葉からも参加者が続々集まって、会場となったエスポワール松風台は熱気むんむん。かんたんなレクチャーを終え、工作がはじまると、みんな真剣です。大人が汗をかきかき、慣れない作業に取り組む姿に愛おしさすら覚えました。

 

金切りはさみで、まっすぐ切るのがなかなか難しいのです

金切りはさみで、まっすぐ切るのがなかなか難しいのです

 

相性ばっちり父娘チーム。かなづちで切り口のゆがみを直しています

相性ばっちり父娘チーム。かなづちで切り口のゆがみを直しています

 

様子を見に来たこどもたち。一番おチビさんがお父さんと初めての電動ドリルに挑戦!

様子を見に来たこどもたち。一番おチビさんがお父さんと初めての電動ドリルに挑戦!

 

途中、エコストーブの使い方、火のつけ方レクチャーを挟んで、作業すること約2時間。15台のエコストーブが完成しました。人数が多いため、想定していた時間をちょっとオーバーしてバタバタしてしまいましたが、参加者の方からは「自分で作れて嬉しい!」「思い通りには切れないけど、はさみの使い方のコツをつかんだら、あとの作業は以外と簡単だった」「思ったより簡単な構造でびっくりした」といった声が多く寄せられました。

 

また、「隣の人と教えあったりして仲間意識も芽生えた」「人生が変わった!?」なんて声も。

そして、作業のあとはお楽しみのごはんの時間です。よそったごはんが埋まるほどの「ごはんのお供」が勢揃い。梅干し、海苔、漬物、昆布といった定番ものから、蕗味噌、古式醤油をかけて食べるくるみ、佐渡産だというギンバソウの佃煮、そして焼き豚やブリ大根……デザートのパウンドケーキまで! オーナーさんの畑で育った野菜たっぷりの豚汁とともに、お腹いっぱいいただきました!

 

どれもこれも食べたい。取り放題バイキング状態のおひるごはん

どれもこれも食べたい。取り放題バイキング状態のおひるごはん

 

メインの羽釜ごはんが見えない〜〜おかわり必須です

メインの羽釜ごはんが見えない〜〜おかわり必須です

 

今回は20リットルの寸胴鍋いっぱいの豚汁と、羽釜2つ、全部で15合の米を炊いて、使用した薪は2束。

 

足りるかなと少し心配して用意していた4束の半分で済みました。燃えかすや灰もほとんどなくて、これだけの人のお腹と心を満たしてくれるとは……! ほんとうに優れもののエコストーブなのでした。

 

今後もエコストーブde羽釜ごはんプロジェクトの活動を要チェック!

 

みんなで朝ごはんを食べる会や、手づくりワークショップを開催していきます。

Information

エコストーブde朝ごはん

日時 3/22(日)8:30-11:00

場所 カフェシュロ

(小田急線読売ランド前駅下車徒歩1分 川崎市多摩区西生田1-20-1)

定員 20名ほど

参加費 大人600円、こども300円

持ち物 軍手、ごはんのお供、マイはし、茶碗、お椀

申込み produce.plusf@gmail.com

facebookページ www.facebook.com/ecostove.project?

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この記事を書いた人
梅原昭子コミュニティデザイン事業部マネージャー/ライター
引き算の編集が好きです。できないこと、やりたくないことが多過ぎて消去法で生きています。徒歩半径2キロ圏内くらいでほぼ満ち足りる暮らしへの憧れと、地球上の面白い所どこでもぶらりと行ける軽さとに憧れます。人間よりも植物や動物など異種から好かれる方が格上と思っている節があります。
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