PVプロボノの支援を受けて、動画でみる森ノオト!できちゃいました
森ノオトは子育て世代の主婦たちがエコを切り口に生活情報を発信するインターネットメディアです。今、動画メディアが広がるなか、「これを観れば森ノオトがわかる!」そんな動画をつくろうと、PVプロボノの支援を受けて森ノオトのプロモーションビデオが出来上がりました!

 

「森ノオトの動画を作りたいね」。そんな話が出たのは、去年3月のNPO総会の時。そんな話をしていたことすらすっかり忘れていた、というのが本当のところのようですが……。しかし、願いはすぐに叶うのだから、不思議なもの。有言実行! ついに森ノオトのプロモーション映像が出来上がりました!

キタハラマドカ編集長に、「森ノオトのプロモーション映像をつくらないか?」とのお誘いがあったのが、去年の5月。

声をかけてくれたのは、編集長が以前から知り合いだった楠木一徳さんでした。楠木さんは2013年に「PVプロボノ」に参加し、三重県の農業学校のプロモーションビデオを制作していました。

PVプロボノとは、映像分野の専門家を集め、彼らの持っているスキルや経験を生かした社会貢献活動としてプロモーション映像の制作をしている団体です。

自分のスキルを社会のために生かしたいプロの映像クリエイターと、映像で情報を発信したい支援先とをマッチングする中間支援活動をおこなっています。

CMディレクターの新井博子さんが、3.11を機に、「映像クリエイターができる支援とは何か?」を考え抜き、社会的に意義のある活動をしている団体とクリエイターを結びつけ、映像で支援していこうと2013年に発足したのだそうです。

おもしろそうなことには乗ってみよう! という方針? の森ノオト。

私が、元々テレビ局で番組制作をしていたこともあり、今もナレーションを仕事としていることから、つなぎ屋まどかさん(編集長)のアンテナにひっかかり、同じ映像制作畑だから何かプラスになるのでは? とひらめき、担当をしてみないか? と声がかかりました。

私も、森ノオトで私ができることは何だろう? と考えていた時期だったことや映像制作が好きなこともあり、これはありがたい! と二つ返事でやってみることに。

実際、10月にクリエイターの皆さんとの初顔合わせの段階から共通の知り合いがいたりと、みんなが色々なところでつながっているという偶然も楽しく、幸先の良いスタートでした。

そして、今まで“文字”での発信を続けていた森ノオトにとって、“映像”で表現する、というのは初めてのこと。森ノオトが、第三者からどういう風に見え、一言では表しにくい私たちの活動をどう表現してくださるのか。自分たちの引き出しにないものにたくさん出会えそう! と、いう“わくわく”も。

実際動き出したのは、10月から。PVプロボノでは、それぞれの案件に対して、クリエイターが自分の参加したいプロジェクトに手を上げ参加するという形なのだそう。

 

今回森ノオトのプロモーション映像を制作してくださったチームのみなさん。左から美術担当の大園玲子さん、演出・編集担当の西村厳隆さん、制作統括の楠木一徳さん、カメラマンの御木茂則さん(写真提供:PVプロボノ)

 

そうやって森ノオトの映像制作プロジェクトに参加してくださったメンバーは、普段は映画を中心に撮影するカメラマンであり、ご自身が監督をつとめたドキュメンタリー映画もあるという方や、テレビ番組の編集や演出をしている方、大手企業に勤めながらディレクターとして参加している方、元助監督など、錚々たるメンバーでした。

2016年3月初旬のNPO総会でお披露目したい、という思いがあったことから、逆算すると、あれ? あまり時間ないのでは? という状況でした。が、「制作会社がお任せで作るモノとは違い、双方が意見を出し合い、お互いが満足できるものを一緒に作りあげたい」との考えから、みなさん本業があるんですよね?  と逆に心配になってしまうほど、ものすごく熱心に企画を練ってくださいました。

11月半ばに、オリエンテーションという形で、映像のプロットをプロジェクターに投影して見せてくださったのですが、これが想像以上にすばらしくて。

もうこの段階で完全に出来上がった気分で「いやあ、お疲れさまでした!」とついつい握手の手を差し出してしまいそうでした。

今回私が主に担当したのは、短い映像の中で森ノオトらしさを表現するのにはどういう人を取り上げたらよいのか、ウェブメディアでの発信をベースに、それぞれが特色ある活動をしているので、まずは登場人物の個性や特徴をまとめて、ある程度ピックアップすることでした。

そこから制作チームと森ノオト側で話し合いながら人選を進め、スケジュールを調整していきました。

撮影は11月後半に始まりました。

森の仲間もたくさん集まり森ノオトの看板イベントにもなりつつある、藤が丘駅前でおこなわれた「あおばを食べる収穫祭2014」の他、個性豊かな森ノオトメンバーの中でも、特徴的な生活や活動をしている3人の自宅やお店などで、普段の暮らしぶりを撮影しました。

 

エコな暮らしを心がける人が多いメンバーの中でもエコ度はダントツの松岡美和ちゃん。この日は娘さんも一緒に(写真提供:PVプロボノ)

 

エレキ女史であり、本業は切絵作家の梅原昭子さんも自宅での仕事中に撮影(写真提供:PVプロボノ)

そして、森ノオトメンバーの子どもたちや、青葉台で活動する青空保育・ぺんぺんぐさの子どもたちにも協力してもらい、公園で「森の音」を探すゲームをしながら子どもたちの様子や声を撮ったり。みんな楽しみながらの撮影になりました。

 

段ボールをかぶって昆虫になりきっているところ。ピンポン球の触覚で木に触れると音が聴こえてきた

 

森の中で撮影中。カメラが近くてちょっと緊張(写真提供:PVプロボノ)

 

年が明け、試写を観てさらに意見を出し合いながら、みんなが満足できるとても素敵な映像に仕上げていただき、無事に3月1日のNPO総会でお披露目できました。

今回この企画を通じて感じたのは、クリエイターチームの皆さん、そして私たち森ノオトのスタッフ、出演者を含め、とにかくみんなが「いいものを作ろう」という熱い思いで結集していた、ということ。

この映像制作はプロボノといって、「公共のよきことのために」という語源を持つボランティア活動で、クリエイターへ支払われる報酬は少ないとは聞いていたのですが、そんなことはみじんも感じさせないどころか、まさにプロフェッショナルな仕上がりです。みなさんが、どうやったら森ノオトらしさをうまく表現できるのか、何が森ノオトの核になってくるのか、作った後もちゃんと生かされる映像にするには……等々、私たちの思いを汲み取りながら新しい風を入れようと、何度も議論を重ねながら作ってくださったと聞き、とてもうれしかったのと同時に、その思いに応えられるよう、この映像を大切に生かしていきたいなと思いました。

残念ながら、私は初お披露目の日は都合が悪く参加できなかったのですが、映像にも出演していたメンバーの息子さんが、自分が写る姿をとてもうれしそうに見ていて、それを取り囲むメンバーから暖かい笑顔が広がっていっていた……と。それを聞いて、そういう空気がとても“らしく”ていいなあと思いました。

これだけで森ノオトのすべてがわかる! とは言わないけれど、「あれ何?」「森ノオトって?」と、見た人に、何か一つでもひっかかりが残ればいいな、と願っています。

この映像が、また新しい出会いにつながりますように!

Information

森ノオトPV http://youtu.be/hByc2Y60niU

PVプロボノ http://pvprobono.com

齋藤 由美子
この記事を書いた人
齋藤由美子ライター/スタッフ
森ノオトの事務局スタッフとして、主にAppliQuéのディレクションを担当。神々が集う島根県出雲市の田舎町で育ったせいか、土がないところは落ち着かない。家では「シンプルな暮らし」関連本が十数年にわたり増殖中。元アナウンサーで、ナレーターやMCとしての顔も持つ。小1女子の母。
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