ゆっくり、ちいさな商いを。webshop「森ノオミセ」がopenしました!
森ノオトの編集会議で、webshopをつくりたい、という声は前々からよく話題になっていました。本気でやろうと思ったら結構大変ですぜ! と、実はちょっと遠巻きに見ていたワタクシでしたが、諸事情が重なり、ネットショップ開設責任者になってしまいました。

「森ノオミセ」で最初に扱う商品は、書籍とデンキュウアクセサリーです。

デンキュウアクセサリーは、その名の通り、ほんものの豆電球を使った手作りのアクセサリー。

 

もともとは、昨年のあおばを食べる収穫祭の頃、たまプラーザぶんぶん電力の活動の広報と資金集めのために作ったものです。エネルギーにあまり関心のない人たちにも興味関心をもってもらうには「かわいい」要素が重要。豆電球の形がかわいいので、これをピアスとか、ネックレスにしようよと、マッキー(青木真紀さん)とともに、ああでもない、こうでもないと色々実験して作りかたを編み出しました。

作りかたがこれだ! と決まって盛り上がったものの、製作者の心というのは常に不安で揺れ動くもの、これって本当にかわいいのだろうか……と疑念が湧いてきます。そこで、マッキーがFacebookページで写真をアップしてみたところ、予想以上に「欲しい!」という声が続出したので、販売に踏みきりました。

その後も、イベントなどに出展する際に細々とつくってきた「デンキュウアクセサリー」は、以前視察に行った多摩電力の山川勇一郎さんも買ってくださったり、まちエネ大学でご一緒した市民電力の活動をしている他地域の方々からもエールをもらい、もう少し日常的につくって遠方の人にも届けたいと思うようになったわけです。

 

原発のこと、ふくしまのこと、忘れたくない色々の想いや、これからのエネルギーシフトの困難な道のり。深刻で難しいことほど、楽しく、軽やかに表現して共感の輪をひろめたい

 

ネットショップ運営にあたって価格を見直し、販売責任者を森ノオトとして、売上の3割がたまプラーザぶんぶん電力への寄付になるように設定しました。また、これを作る作業をする人にもほんの少し工賃も出るので、運営と送付作業含め、細かな作業が得意なママさんのスローワークにつながるといいなと考えています。送付する時の簡易ラッピングの方法は、センスの良い手作り派、野口幸子さんが考えてくれました。

そのほかに、今まで作った本もイベント時にしか販売しないのはもったいないから売ってみようよ、と話が進み、まずは無理せず手元にあるものを販売していきます。

 

あざみ野ぶんぶんプロジェクトで作った『お母さん版エネルギー基本計画』。エネルギーにまつわる世界の動きや情報と、わたしの暮らしをつなぐには? を問い直すのにとても役立つ冊子

 

クラウドファンディングで製作資金を集め、次世代郊外まちづくりのプロジェクトでつくった『たまプラーザの100人』。取材によって自分たちの住むまちを知り、やわらかくつないでいく、森ノオトの編集プロセスが生かされている

 

BASEという出店料フリーのサービスを使って、ページのデザインも簡易的な仮のもの(スマホでみると、タイトル文字の表示がやたら大きくて困っているのですが、今のところ対策がないそうです)。

来年にはリニューアル本格的オープンを目指し、しばらくは仮設店舗でひっそりがんばります。ちょっと暇なくらいがちょうどいいけど、グループでアクセサリー大量注文なんて希望もあれば、ご相談ください。

ご来店お待ちしております!

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この記事を書いた人
梅原昭子ライター
引き算の編集が好きです。できないこと、やりたくないことが多過ぎて消去法で生きています。徒歩半径2キロ圏内くらいでほぼ満ち足りる暮らしへの憧れと、地球上の面白い所どこでもぶらりと行ける軽さとに憧れます。人間よりも植物や動物など異種から好かれる方が格上と思っている節があります。
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