祝!せりぼう1周年! せりがや冒険遊び場1周年記念イベントに遊びに行ってきました。
ちょうど1年前、町田市にある芹ケ谷公園内に常設のプレイパークとして誕生したせりがや冒険遊び場。今では「せりぼう」の愛称とともに、地元の人のみならず、ときには隣の市からもやってくる子どもたちにも、すっかり親しまれた場所となりました。そのせりぼうが1周年記念イベントを行うとのことで、ワクワクしながら遊びに行ってきました!

私がせりがや冒険遊び場のプレイベントの記事を森ノオトに書いたのは、去年の9月のこと。それからちょうど1年が経ちました。毎月のように楽しげなワークショップが開催されたり、未収園児のお母さん向けの「子育てカフェ」や、思春期のお子さんを持つお母さん向けの「思春期講座」など、せりがや冒険遊び場(通称「せりぼう」)は、地元の子どもたちはもちろんのこと、地域の大人たちや、隣接する市から遊びに来る人々にも、すっかり親しまれた場所となりました。

 

9月下旬のある週末、この日は、せりぼう1周年の記念イベント「せりぼうまつり」が行われるとのことで、私たちもせりぼうをお祝いすべく、家族で遊びに行ってきました。楽しげな様子を、フォトレポートと共にお届けします!

 

まずはプレイリーダーの「うさぎ」こと、笑顔が素敵な岡本恵子さんからご挨拶! この日は、午後から仮装パレードがあるとのことで、スタッフもみな仮装でお出迎え

 

岡本さんによると、せりぼうは長期休みの時などは、平日でも1日に300人ほど訪れることもあると言います。特に気候も良い春休み頃は毎日のように子どもたちであふれ、賑やかだったとか。

 

オープニングは、人気アニメのエンディングでおなじみ、宇宙ダンスをみんなで踊る! 常連の子どもたちや、プレイリーダーの他に、一番ノリノリで踊っていたのは、なんと町田市の職員の方!

 

お次は、「せりぼうの歌」のお披露目。この歌は、プレイリーダーたちが子どもたちと「1周年記念に歌が欲しいよねー」と相談していたところ、常連の子どもたちが、あっという間に作ってくれたとのこと! その後、振り付けもついたそう。子どもたちの創造力にはいつも驚かされると、岡本さん

 

こちらはどなた? 正体は、せりぼう代表の大野浩子さん。この日は「セリボンヌ」ちゃんに変装しての挨拶。ご本人曰く、おとなしすぎて満点ではなかったらしいが、いやいや、インパクト十分!

 

岡本さんによると、この1年間で、常連と呼ばれる子どもたちもどんどん増えていったとのこと。今回のお祭りも、歌を作ったり、看板やポスターを作ったりと、子どもたちとプレイリーダーが一緒になって準備を重ねてきました。私と岡本さんが話している間にも、「ねえねえ、うさぎー!」と、代わる代わる子どもたちが話しかけにきて岡本さんは大忙し。学校での出来事や友達の話をしたり、ニコニコ笑ったり、愚痴を言ったり。そこで子どもたちが見せる表情は、家庭や学校で見せるものともまた違った、リラックスした表情のように思いました。

 

この日は午後から仮装パレードがあるので、子どもたちはみな可愛い衣装に着替えていた。この衣装はたぬき山時代から引き継がれているようで、地域のお母さんたちの手作りや寄付で集まっているそう

 

せりぼうでは毎月、子ども向けのワークショップだけではなく、大人に向けた講座も行われている。この日も青空ヨガが始まると、周りにいた大人たちがワイワイと集まってきた。森の中で体を思い切り伸ばすのは気持ちいい!

 

せりぼうは、1年の間に子どもはもちろん地域の大人たちにも支えられながら育ってきたようです。この日も、せりぼうをサポートするたくさんの大人たちの姿が見られました。

 

お祭りには欠かせない食べ物ブース、「どんぐり食堂」。8月に近隣の自治会のお祭りに招かれ出店し、見事完売したという焼きそばはこの日も大人気。ボランティアスタッフたちが、せりぼうのために腕をふるってくれていた

 

子どものおこづかいでも手の出やすい価格設定がうれしい。「からあげくださーい!」「うわ! ハッシュドポテトめちゃくちゃ美味しい!」など、絶え間なく子どもたちが買いに来ていた

 

木工作ブースはいつで大人気。ボランティアの大学生スタッフや、地元の方が、ていねいに手順を教え、優しくサポートしてくれていた。親たちはあえて手を出さず、少し離れた場所でそっと見守る姿が見られた。昔に比べ核家族が増えた最近では、このように親以外の大人とふれあう時間が貴重なのではと思う

 

「トントンせりぼん」コーナー。せりぼうのゆるきゃら「せりぼん」を、小さく切った色板を少しずつ打ちつけながら、みんなで作っていく。普段トンカチを使い慣れている子も、初めて使ったという子も、とても楽しそうに色板を打ちつけていた

 

この日は、一緒に行った娘もとても楽しそうに、いろいろなコーナーを回っては遊びに興じていました。気がつくと、公園に遊びにきていた地元のおじさんに紙飛行機の飛ばし方を教わっていて、そんな姿を見ているととても微笑ましく感じたものでした。

 

最近は、私たちが幼かった頃に比べ子どもたちの遊ぶ環境は変わり、自由に遊べる空き地も減っていき、大人が気軽に子どもに声をかけられなかったり、ガキ大将のような年上の子に小さな子どもたちが付いていって遊びを覚えていくような姿も、あまり見られなくなりました。ですが、せりぼうでは、高学年の子が小さな子に遊びを教えたり、大人と子どもが一緒になってベーゴマを楽しんだりしている風景が、ここかしこで見られました。

 

また、子どもと遊んでいると、つい、「そこへ入っちゃだめだよ!」「それは危ないからやめなさい!」などと口を出してしまいがちで、本来、自ら遊びを生み出す能力を持っている子どもたちから、その機会を奪ってしまっているような気もします。せりぼうで遊ぶ子どもたちを見ていると、大人は付かず離れずの距離を保ちそっと見守り、子どもたちも自由に手や足を動かしている姿をたくさん見かけうれしくなりました。また日頃、口や手を出しすぎている自分をちょっと反省もしました。

 

この日は、本当にのびのび遊ぶ子どもたち、そしてそれを笑顔で見守る大人たち、また、童心に帰ったような表情で子どもたちと戯れる大人たちの姿も見られ、私はとても暖かい気持ちになりました。常設のプレイパークがなかった町田市に、せりぼうができて1年。ここに来れば、いつでも知った顔に出会える。せりぼうが、家とも学校とも違う自分の大切な居場所になっている。常連の子どもたちにとって、せりぼうはもはやなくてはならない場所なのだろうなと感じました。

 

また、せりぼうに遊びに来る、子育て真っ最中や、子育て卒業組の大人たちも、そのような子どもたちの姿を見て心を穏やかにしているのではないだろうかと、そんなことも思いました。

 

せりぼうでは、毎月のように、ワークショップや講演会、手作り工房など楽しいイベントが行われています。みなさん、ぜひ遊びに来てください。これからも、町田市民のみならず、広く大勢の人たちに愛される冒険遊び場として、せりぼうが育っていきますように!

 

こちらがお祭りのために誕生したゆるキャラ「せりぼんくん」。みんな、せりぼんくんに会いにきてね!

ながたに 睦子
この記事を書いた人
ながたに睦子ライター/デザイナー
東京都町田市の里山風景が色濃く残る地域で、パンを焼き、絵を描き、デザインをする日々を送る。賑やか三姉妹と珈琲焙煎が趣味の域を超えた夫と楽しく暮らす。おっとり可愛い子リスのような容姿とは裏腹に、3児を育てながら保育士資格を取得するモーレツな一面も。趣味は里山歩きとキャンプ。
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