電気メタボから脱出  ワットチェッカーであそぼう
ワットチェッカー 「電気は匂いもなく、色もないので見えない」のが特徴です。 そのため、どれだけ使っているのか、感覚ではなかなかわかりませんよね。 家電製品の裏側などをみると「定格消費電力」という表示があります。これは、その機器を使う時の最大消費電力のこと。例えば冷蔵庫などの場合、いつでも定格消費電力に書かれている数値と同じだけ電力を使っているのではありません。パソコンも、立ち上げているソフトの種類や量によって、使用電力量は変わってきます。エアコンも立ち上げ時に最も電力を使うというふうに、使い方によって電気の消費量は微妙に変化しているんですね。 そんな見えない電気を見えるようにしてくれるのが、ワットチェッカーです。 ワットモニターとか、ワットメーターとも言われ、価格も1000円代から10,000円以上のものまで種類も豊富。電気屋さんやホームセンターなどで購入できます。精度にそれほどこだわらなければ、1000円代のものでも十分使えます。 試しに私の自宅にある家電製品を幾つか調べてみました。 電源計測中のワットチェッカー ・ノートパソコン(Mac book Pro13インチ 2012モデル)の場合 100パーセント充電時、メールソフトとワープロソフトを使用していると平均して15Wから20W/時の消費電力。音楽ソフトを立ち上げると、30Wくらいに上昇して25Wで安定。インターネットソフトを立ち上げると35W位に上がり、しばらくすると27Wくらいで安定しました。 スリープ状態にすると1W以下まで下がります。スリープ状態から起動するときには28Wくらい、電源を完全に切った状態から起動すると30W以上に一度上昇してから、16Wくらいに落ち着きます。また、充電がほとんどされていない状態で使用していると、作業中に40Wまで上がることもありました。 こうした値は、全く同じ機種でも同じかどうかまでは検証できていませんが、参考になるかと思います。パソコンが2台3台あったり、デスクトップ型のパソコンの場合はもっと大きな電力をつかっているでしょう。自宅だけでなく、職場でも調べてみるとよいかもしれません。 ・168リットル2ドアの冷蔵庫(panasonic 2011年製) の場合 ? 扉を開いた内側に、消費電力量320kWh/年と表示があり、その他、電動機の定格消費電力が62W、電熱装置の定格消費電力が120Wとの表示もありますが、なんだか意味がよくわかりません。 ワットチェッカーを装着してみると、およそ59Wの値で安定しています。 我が家の冷蔵庫内は詰め込みすぎではないのですが、開け閉めをするためでしょうか。 仮にこのまま24時間つけていると1日で約1400Wh=1.4kWhの消費。1カ月30日だと42kWh、12ヶ月1年間だと504kWhとなり、表示の消費電力量320kWh/年より多くなる計算です。 夜中や早朝など、6時間以上締め切ったままだと値は変わるか、試してみましたが、以外と変わらず、57W位を保っていました。 他の機器についても調べているのですが、長くなるので、またの機会に報告したいと思います。仲良しグループみんなで一つ、ワットチェッカーを購入して、それぞれの家庭で調べた内容を持ち寄ったり、夏休みの自由研究として、子どもを巻き込んで一緒に家中の家電を測定してみると発見があるはずです。 特に、乾燥機つき洗濯機とか、ドライヤーなど、熱源となるものの消費電力について、また、おばあちゃんちの古い機器と子ども部屋の最新の機器との比較などができると面白いですよ。 ちなみに、個々の機器に取り付けて測るのではなく、分電盤に取り付けて、家全体の使用電力を無線のモニターでみることができるタイプのものもあります。特に、男性は数字で見えるとやる気になる人が多い?!らしく、見える化するだけで電気代が減ったという話も聞きました。家族やグループ単位で節電を楽しむためにも、ワットチェッカーをぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。
おうちエネルギーワークショップで、時々紹介する小さな機械「ワットチェッカー」。意外と知らない人が多いのですが、これがあれば、今使っている電化製品の電気消費量が一目瞭然。あちこち測って電気代もスリムにしましょう。

 

 ワットチェッカー

ワットチェッカー

「電気は匂いもなく、色もないので見えない」のが特徴です。

そのため、どれだけ使っているのか、感覚ではなかなかわかりませんよね。

家電製品の裏側などをみると「定格消費電力」という表示があります。これは、その機器を使う時の最大消費電力のこと。例えば冷蔵庫などの場合、いつでも定格消費電力に書かれている数値と同じだけ電力を使っているのではありません。パソコンも、立ち上げているソフトの種類や量によって、使用電力量は変わってきます。エアコンも立ち上げ時に最も電力を使うというふうに、使い方によって電気の消費量は微妙に変化しているんですね。

そんな見えない電気を見えるようにしてくれるのが、ワットチェッカーです。

ワットモニターとか、ワットメーターとも言われ、価格も1000円代から10,000円以上のものまで種類も豊富。電気屋さんやホームセンターなどで購入できます。精度にそれほどこだわらなければ、1000円代のものでも十分使えます。

試しに私の自宅にある家電製品を幾つか調べてみました。

電源計測中のワットチェッカー

電源計測中のワットチェッカー

・ノートパソコン(Mac book Pro13インチ 2012モデル)の場合

100パーセント充電時、メールソフトとワープロソフトを使用していると平均して15Wから20W/時の消費電力。音楽ソフトを立ち上げると、30Wくらいに上昇して25Wで安定。インターネットソフトを立ち上げると35W位に上がり、しばらくすると27Wくらいで安定しました。

スリープ状態にすると1W以下まで下がります。スリープ状態から起動するときには28Wくらい、電源を完全に切った状態から起動すると30W以上に一度上昇してから、16Wくらいに落ち着きます。また、充電がほとんどされていない状態で使用していると、作業中に40Wまで上がることもありました。

こうした値は、全く同じ機種でも同じかどうかまでは検証できていませんが、参考になるかと思います。パソコンが2台3台あったり、デスクトップ型のパソコンの場合はもっと大きな電力をつかっているでしょう。自宅だけでなく、職場でも調べてみるとよいかもしれません。

 

168リットル2ドアの冷蔵庫(panasonic 2011年製) の場合おうちエネルギーワークショップで、時々紹介する小さな機械「ワットチェッカー」。意外と知らない人が多いのですが、これがあれば、今使っている電化製品の電気消費量が一目瞭然。あちこち測って電気代もスリムにしましょう。

扉を開いた内側に、消費電力量320kWh/年と表示があり、その他、電動機の定格消費電力が62W、電熱装置の定格消費電力が120Wとの表示もありますが、なんだか意味がよくわかりません。

ワットチェッカーを装着してみると、およそ59Wの値で安定しています。

我が家の冷蔵庫内は詰め込みすぎではないのですが、開け閉めをするためでしょうか。

仮にこのまま24時間つけていると1日で約1400Wh=1.4kWhの消費。1カ月30日だと42kWh、12ヶ月1年間だと504kWhとなり、表示の消費電力量320kWh/年より多くなる計算です。

夜中や早朝など、6時間以上締め切ったままだと値は変わるか、試してみましたが、以外と変わらず、57W位を保っていました。

他の機器についても調べているのですが、長くなるので、またの機会に報告したいと思います。仲良しグループみんなで一つ、ワットチェッカーを購入して、それぞれの家庭で調べた内容を持ち寄ったり、夏休みの自由研究として、子どもを巻き込んで一緒に家中の家電を測定してみると発見があるはずです。

特に、乾燥機つき洗濯機とか、ドライヤーなど、熱源となるものの消費電力について、また、おばあちゃんちの古い機器と子ども部屋の最新の機器との比較などができると面白いですよ。

ちなみに、個々の機器に取り付けて測るのではなく、分電盤に取り付けて、家全体の使用電力を無線のモニターでみることができるタイプのものもあります。特に、男性は数字で見えるとやる気になる人が多い?!らしく、見える化するだけで電気代が減ったという話も聞きました。家族やグループ単位で節電を楽しむためにも、ワットチェッカーをぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。

梅原 昭子
この記事を書いた人
梅原昭子理事/事務局長/ライター
難しいものをおもしろく、かたいものをやわらかく翻訳し、絵で表現できる編集者。市民電力会社「たまプラーザぶんぶん電力」の社長になってしまうが、エネルギーの世界にも飄々とたゆたう視点で、こんがらがった世界を解きほぐす。アートユニット「WAKUSEI/ワクセイ」として縦横無尽に活動中。
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