兄と弟の絵本棚 Vol. 44『みんなうんち』
子育て中は子どもを中心に毎日が回っていきますが、子どもたちにはそんな意識はないかもしれない。こどもの日にはいつもよりもちょっぴりいばった子どもたちの姿がかわいらしいものです。そんなわが子とこどもの日に読むなら、やっぱり五味太郎さんの本がおすすめです!

今月ご紹介する本は、五味太郎さんの『みんなうんち』(福音館書店、1981年)

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五味太郎さんの絵本、皆さんのおうちの本棚にあるでしょうか?

これまで40冊以上絵本を紹介してきて、我が家に五味さんの本は2冊ぐらいしかないだろうか? と思った私でしたが、違いました。

赤ちゃん絵本の『たべたのだあれ』『きんぎょがにげた』や、大型絵本、クリスマスの絵本も2冊、そして今月の絵本『みんなうんち』も五味さんの著作です。

どの一冊をみても、それぞれに印象深くて思い出があります。

『たべたのだあれ』は、長男を連れてはじめて泊まったペンションに置いてあり、一目惚れ! 自宅に帰ると宅配のチラシでタイムリーに紹介されており、飛びつくように注文したのを覚えています。もしかしたらちょっと男の子向けなのかもしれません。兄弟が喜んでみていた絵本でした。

 

赤ちゃん絵本にもおすすめのこの2冊

 

トイレトレーニングの絵本は、以前、『うんちがぽとん』を紹介したことがあります。

こちらはトイレに座って成功するサクセスストーリーと海外絵本らしいかわいらしさ(主人公の家庭では布おむつを使ってますよ~)がおすすめなのですが、実はもう少し大きくなってからのおトイレ本の一冊としておすすめががこちら、『みんなうんち』です。

『みんなうんち』は、いきものみんなのうんちの絵本です。

ぞうさんのうんち、らくだのうんち。

それぞれの形からはじまり、

決まったところでうんち、あちらこちらでうんち、

……などの習性のようなこと、どうやってうんちをするか? の違いから、うんちをした後にどうするか? など、なんども読んでいると、そういえば、生き物によってそれぞれまるで違うことや、知らないことがたくさんあること……など、次々にいろいろな発見が。

幼稚園ぐらいの子どもたちは、なぜかうんちが大好きですよね。

確かに、動物園などで、ぞうやきりんがちょうどおトイレタイムだったりすると、動物たちの迫力に大人も子どもも目がいってしまいます。

『みんなうんち』の表紙には、動物それぞれのうんちのイラストがあるのですが、3回連続でこの本を読んだ妹ちゃんは、「これはうさぎのうんち」と大好きな動物のうんちをすぐに見分けてしまいました。

 

うさぎのうんちはこれ! と気が付く3歳児

 

そして、ラストの一言はとっても説得力があって、さすが五味さん! と思ってしまいます。

 

動物もにんげんもみんな生き物だということを実感

この絵本の次は、図鑑を広げて、動物たちのことを調べてみると楽しいのではないでしょうか?

五味さんの絵本を子どもたちが気に入るのは、「おもしろいから」の一言に尽きると思います。子どもはおもしろいことが大好き。おもしろいことならいくらでも飽きずに取り組みます。

子どもの日はわたしたちの子どもが主役!

楽しい時間を子どもと共有できたらいいですね!

東海林 更央莉
この記事を書いた人
東海林更央莉ライター
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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