兄と弟の絵本棚 Vol. 46『ジャイアントジャムサンド』
夏休みも終わり、こどもたちもママもそれぞれの生活に戻りましたね。学校や幼稚園から戻ってくるこどもたちにこんなおやつがあったらおもしろいですね。今月の絵本は『ジャイアントジャムサンド』(作・絵 ジョン・ヴァーノン・ロード)。いったいどんなお話でしょうか。

森ノオトエリアにはおいしそうなパン屋さんがたくさんあります。
みなさんもお気に入りのパン屋さんがあると思いますが、きっとこんなパンはまだ見たことがないでしょう。
 
むんむんむしむしあついなつ
ちくちくむらにとんできた
4ひゃくまんびきのハチのたいぐん
 
この絵本はハチが飛んでくるところからはじまります。
この夏、ときどきハチに出会い、怖くて逃げ回ったこともあった我が家の妹ちゃんにとっては、ドキドキするはじまりかもしれません。
 
ハチが大発生したある村で、ホールに集まった村人と村長さんはどうしたらいいか話し合います。そこで、ハチがいちばん好きなイチゴのジャムサンドを作ってわなにすることに決めました!!
 
そこから村をあげてのジャムサンド作りがはじまります。
ページいっぱいのパンの絵に、我が家の妹ちゃんも大喜び、目をきらきらさせて絵を見ています。
 
昔の工場で50台ものオーブンを使った焼き上げたパンは、大きいのなんの!
12時間も焼き上げて、6人がかりでのこぎりで切っていきます。

ジャムサンドに飛んでくる4ひゃくまんびきのハチの群れはこちら。壮観です!!

ハチは無事に退治され、村のみんなは大喜び。
ハチが挟まれたジャムサンドがその後どうなったかも、ぜひ絵本で確認してみてください。
 
我が家のこどもたちも、5年生、1年生、年少さんとそれぞれ大きくなり、いま一番絵本を読むのは3歳の妹となりました。
食べること、おもしろいことが大好きな妹ちゃんは、面白そうな本を自分で選んでは、「読んで」と持ってきます。この本もとっても彼女らしい一冊!
作者がイギリスの方だからなのか、なんとなく山や緑が広々としていて、夏休みの帰省で見た山形の景色を思い出します。
 
おっと、読後は小腹がすくので、おやつにパンがあるときがおすすめです。
食べ物の絵本ってほんとにおいしそうですよね!

Information

東海林更央莉さんの連載『兄と弟の絵本棚』のバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。

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東海林 更央莉
この記事を書いた人
東海林更央莉ライター
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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