お金の使い方から暮らしを再発見!家計簿つけてみませんか?
私は結婚してから家計簿をつけはじめ、現在6年目になります。結婚、新生活、妊娠出産、子育て、仕事復帰、引っ越しと、さまざまなライフイベントを経てその収入と支出の変化が家計簿から読み取ることができるようになりました。私は普段、会計の仕事をしているため、わが家の家計簿は会社の帳簿のようにちょっと素っ気ないのですが、皆さんも自分の家計簿をつけて自分の暮らしをお金の使い方から見つめてみませんか?

家計簿=節約とは限らない、家計簿は暮らしの心強い味方!

 

「家計簿をつける」というと皆さんがまず思い浮かべるのは「節約」ではないでしょうか?確かに家計簿をつけることは節約への近道です。でも私は家計簿の一番の役割はお金のストック(残高)とフロー(収入と支出)を把握することだと思っています。我が家では家計簿をもとに「過去」に使ったお金の把握だけでなく、これから先の「未来」へのお金についても把握できるようになりました。

 

私が家計簿をつける場所は、ダイニングの脇にある机です。買い物から帰ってきてレシートはすぐに専用の引き出しに入れてしまいます。家計簿を習慣にするために必要なものは全てひとまとめにしてあります

 

家計簿をつけていなくても1カ月のおおよその生活費は把握できるかもしれませんが、年に1回しか払わない保険料や税金、旅行代など特別な支出も含めて1年間で生活費がいくら必要かを把握するのは大変です。

家計簿をつけて1年間のストック&フローを記録してみると、暮らしをお金の流れから見つめることができます。5年後、10年後、15年後の自分の貯金額や、将来の子どもの教育費、老後の資金についても精度の高い計算ができるようになります。

 

私の家計簿をご紹介します!

 

私は家計簿を自宅のパソコンの表計算ソフトで記録しています。レシートをパソコンの隣の引き出しにポイッと入れて貯めておき、その貯まったものをエクセルで毎月2回ほど入力して、おしまいです。毎日家計簿を記録できたら理想かもしれませんが私は毎日家のパソコンに向かう時間がとれないため、多少遅くなっても毎月記録できていればOKとしています。

私の家計簿は一目で金額が見やすく、入力しやすいようにシンプルな表の作りです。横軸に「科目」いわゆる「食費」「電気代」「通信費」など毎月必ず支払う項目を並べ、カテゴリーが難しいものは「雑費」としてまとめています。「雑費」は金額だけだと何に使ったかわからなくなるので同じ列に簡単な説明もいれるようにしています。

 

家計簿はパソコンやスマホで記録すると計算は機械がやってくれるので楽チンです。食費は「食費」「嗜好品」「外食」と3つのカテゴリーにわけています。自分が無駄遣いしがちだと思う科目は内訳して記録するとお金の使い方を分析することができますよ

 

私の家計簿の重要なポイントは「クレジットカード払いも使った月に記録する」「ポイント払いはなかったものして総額で記録する」の2点です。最近はキャッシュレスの支払いは身近な存在になり、クレジットカード払いや会員登録などでポイントがもらえてそれをお買物の支払いに使用することもできるようになってきました。とってもお得なので私も積極的に利用しています。

 

しかしクレジットカードでの支払いは実際に預金から引き落とされるのは2カ月後だったりするので、お金を管理する面からは少しやっかいな存在です。そこで私は、クレジットカードやポイントでの支払いも全て現金で支払ったものと考えて、買い物をしたタイミングで家計簿につけることにしました。街中での買い物はレシートを保管し、ネットショッピングは購入履歴から1月分まとめて入力しています。クレジットカードやポイントで支払ったお金は、買い物した時点で既に私の手元にはないものと考えることによって、お金の使い過ぎを防げるようになりました。

 

お金の流れを把握してみよう

 

毎月の家計簿は1カ月分をコピーして12カ月分のシートを作成し、1年間の総まとめのページを作っています。これが毎年1番ワクワクする瞬間!1年間の家計の収入と支出を一目で把握することができます。各費用科目の年間合計を12カ月で、割れば1月の平均を知るこができるので、毎月の予算をたてやすくなりますよ。

また同じページに12月末の預金残高を書き込めば、去年と比べて貯金額の増加を一目で把握することもできます。

 

1年分の家計簿と貯金額を一目で見られるページも作ります。簿記でいう貸借対照表と損益計算書と同じです。保険料やお小遣いなど毎月の支出が変わらないものはこちらのページで先に1年分入力してしまいます

 

過去の家計簿を振り返ることで、ライフイベントによる自分のお金の使い方の変化を読み取ることもできます。

 

私の場合は出産をきっかけに「子ども費」という科目を追加し、子どもが生まれてから月3万円こども関連の出費が増えたことが分かりました。

また昨年一軒家に引っ越したのですが、電気代が以前より月5千円以上増えてしまう月があったので、電気代をなんとか下げられないか思案中です。

 

コロナ禍だった2020年は「GO TO トラベル」を利用して91011月の間に続けて3回旅行に行って例年の旅費と比較して出費はほとんど変わらなかったこと、「GO TO イート」が実施された1011月は外食費が普段の月より1万円以上増えていたことが分かりました。結果的に出費額は増えていましたがこれらの支出に関して私は無駄遣いだったとは私は考えていません。キャンペーンを利用して普段より豊かな経験ができたと思っています。

 

このように家計簿は記録するだけでなく、振り返ってお金の使い方と流れを把握することが最も大事なことです。

 

キャッシュレス時代に考えていきたい子どもとお金のはなし

 

私のICカードで子ども服をお買い物する娘。最近服のこだわりが増えて親が選んだ服だと着ないことも増えてきたのですが、一緒にお買い物すると「自分で買った!」と印象に残って、お気に入りの服になりやすいです

 

私の娘は現在3歳ですがお買い物が大好きです。0歳の頃からベビーカーで毎日お買い物に一緒に行っていたせいでしょうか、いつの間にか2歳頃からレジでのお会計を手伝ってもらうようになりました。おやつのお菓子やジュースをレジの店員さんに渡すのは娘のお仕事です。たまに、ICカードやお金を渡してトレイに出すところまでやってもらいます。「これ私が買ったんだよー!」と家に帰ったあとも嬉しそうに言っています。

 

子どもが成長していくにつれて「これから娘にどうやってお金について教えていけばいいんだろう?」と漠然と考えるようになりました。私の子ども時代と違うのは、キャッシュレス決済の存在です。娘は現金より先にすでにキャッシュレスでのお買い物を経験しています。娘のレジのおもちゃには「カード」「スマートフォン」「現金」と3種類の支払い方法を選ぶボタンがあって驚きました。

 

今まではお財布にある「目に見えるお金」を見ながら教えればよかったことが、これからは同時に「目に見えないお金」を教えなければいけない。自分自身にとっても新しい存在である「目に見えないお金」。それを娘に教えることは簡単ではないかもしれませんが、通貨の概念や経済のしくみを教える入り口になりそうだなと考えて、実は今からとても楽しみです。お小遣いや習い事の月謝の話など子どもの身の回りお金のことから一緒に話していきたいです。お金の使い方を教えるためにも、私はこれからも自分のお金の使い方を見つめてきたいと思っています。

神前 倫代
この記事を書いた人
神前倫代ライター
結婚をきっかけに青葉区に引っ越してきて1児を育てる母。一念発起して税理士資格を取得、会計事務所勤務。散歩しながら個人のお店を見つけるのが好き。
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