元気に育て!田植えにむけて稲の種をまきました。
勢いよく芽吹き花を咲かせる木々や草花と、まるで競いあって鳴いているかのような鳥とカエルの大合唱。久しぶりに訪れたどんぐり農園で、自然の生命力に圧倒されました。水も温む陽気だった4月28日(土)、農に学ぶ。の定例作業に参加してきました。(Text:中島美穂)
連日の雨が上がり、日なたでは汗ばむほどの陽気だったこの日、どんぐり農園では「栄光」というお米の種まきをしました。
農に学ぶ。代表の木村広夫さんたちによってきれいに整えられた苗代に、まんべんなく種をまきます。
現在の農業では機械で田植えがしやすいように苗箱で苗を育てる方法が一般的で、このように田んぼの中の苗代に種をまく方法はいまではなかなか見られないそうです。昔の方法を受け継いで体験した貴重な機会でした。
今日の田んぼの作業はここまで。その後は山の裏側にある通称“緑山の畑”に移動しました。
作業中、「肥料など与えなくても、ほうれん草はほうれん草に必要な、にんじんはにんじんに必要な栄養をちゃんと根っこから吸収するんですよ。そうして育った野菜は本当に美味しい」と木村さんが話してくれました。なんだか子育てにも通じるようで印象に残りました。
田んぼも畑も、これからが1年で最も忙しいシーズンです。除草だけでも大変な作業量です。どうぞみなさんふるってご参加ください。
Information
NPO法人農に学ぶ環境教育ネットワークでは、現在NPO会員の募集をおこなっています。共に土にたわむれ、秋には収穫の喜びを分かち合いましょう!詳しくは農に学ぶ。のHPをご覧ください。
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