森ノオトエリアでは、バスを利用する人も多いですよね。
私たち家族も、日々の生活の中でよくバスを利用します。
乗り物好きの弟くんは、電車、自動車……とブームがあり、最近はバスがお気に入り。
バスの絵本を見せたら、毎日毎日朝晩欠かさず読むようになりました。
よくバスに乗るからかな? とも思いましたが、バスはなかなか、おもしろいポイントがたくさんあるようです。
乗るとき。
座るとき。
ブザーを押すとき。
降りるとき。
見送るとき。
大人がもう見ていないようなことも、こどもはしっかり見て、観察しています。
バルボンさんのお話を読んで、その動作の一つひとつが絵本の場面となっていて、弟くんの心をぐっとつかんでいるのがわかるような気がしました。
何せ、バルボンさんの動きがとても分析的なのです! 普段から子どもに動きを教えるときのよい参考になりそう。
バスの場合は特に、一連の動きの一つひとつがおもしろいので、乗車中にいろんな動きを何度も繰り返してみるのでしょう。バスのブザーを「押す」ブームのちびっこは車内でよく見かけます。
今は2歳になってだいぶ落ち着きましたが、「押す」ブームだった1歳当時の弟くんには、大苦戦した思い出があります。
他のおもちゃを持参したり、食べ物ではつりたくないので、あれこれ考えて、1歳の弟くんと真剣に知恵比べ。寝ている時の乗車にホッとしたり……。
本当は思う存分、ブザーを押させてあげたいですが、公共の乗り物ではそうもいかず、当時はかなり大変でした。
今はいい思い出になっているから、苦笑いです。
そうそう、弟くんがブザーを押したいときは、お兄ちゃんも競って押したりするおまけもついていました……。同性の兄弟は特にライバル関係なのでしょうか!?
弟くんは、この絵本のセリフをすっかり覚えてしまいました。
「ユックリでいいですよー」
と弟くんの声がして、あれ? どこかで聞いたことがあるような? と思うと、それはこの絵本の一文だったりして、心がほかほかと、温かくなります。
バルボンさんの乗るバスの車内は、とっても温かいムード。
よく知るみんなが、バルボンさんを温かく迎えています。
私も子どもを連れてバスに載ると、よく席を譲ってもらったり、おばあちゃんに声をかけられたりします。行き交う人と、ちょっとした会話が楽しめるのも、子連れならではの、楽しみかもしれないですね。
動物が主人公になる絵本のシリーズものはいくつかありますが、バルボンさんの絵本もシリーズもの!
バルボンさんのシリーズを我が家の本棚に加えるかどうかが、今の私の楽しい悩みです。
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