いま、我が家は小さな妹ちゃんが絵本ブーム! 1歳半をすぎた頃から、本棚からたくさんたくさん持ってくるようになりました。
ときには、兄弟で読んでいるときもあって、小さな妹と食べる真似をしてくすくすと笑いあえる一冊が『くだもの』。
この絵本は、まず本棚にそろえることをおすすめしますよ!
『くだもの』をパラパラみて、今年も一通り食べたなあ、どれもみんなの好物だな、と振り返ります。
さて、秋の果物では、我が家は柿とりんごが大人気。
柿はやっぱり自分にとっては馴染みの味わいがある、山形の柿が美味しい! と思ってしまいますが、我が家の近所にも、柿の木をけっこう見かけます。
『ざぼんじいさんのかきのき』を読むと、柿の葉っぱや木が気になって、柿の木で遊びたくなりますよ。
ざぼんじいさんの庭には、立派な柿の木があり、おいしいおいしい柿がなります。でも、おじいさんはその柿をひとりじめ。誰にもやらずひとりで食べていました。
隣に引っ越してきたまあばあさんにも、食べ終えた柿のへたをおすそわけ!
翌日、へたでこまを作って遊ぶまあばあさんの家のにぎやかさをみて、ざぼんじいさんはまたらもらいにくるに違いない! と、柿をとってしまいこみます。
へたを分けてあげられないざぼんじいさんは、今度は葉っぱを渡し、そして葉っぱをとり、木を切り、柿の木はじいさんの手でとうとう跡かたもなくなってしまうのですが……!!
この絵本を読むと、まずは、柿の木って、へたに葉っぱにとこんなに遊べるんだ! と感心してしまいます。そして、おじいさんは絵にかいたようないじわるなことをしていましたが、それを見て子どもはどう思うのでしょうね?
秋になると、読みたくなる一冊です。
このお話の柿、いったいどんなにおいしいのかな、読むと食べたくなるのはどの絵本でも同じですね。
このお話の中では、柿の木がなくなって残念ですが、最後は柿の種を植えますのでちょっとだけご安心ください。
我が家でも、食べ終えたミカンやびわ、アボカドなどの種から木が育ってきました。
拾ってきたどんぐりも、ニョキニョキ芽がでてくるんですよね。
秋はお芋掘りや遠足も楽しみ。実りの季節です!
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