コツコツ楽しむ笑顔のコツ・YOGAde体温め編
ヨガインストラクターの「つや」です。「冷えは万病の元」そして、温かさは笑顔の元! 心も体も温まるヨガのポーズを毎日の暮らしに取りいれて、寒さで縮こまる体をコツコツ温めていきましょう。

冬本番、寒さも日に日に増してきましたね。

「冷えがつらいです!」そんな声もよく耳にします。「冷えは万病の元」と昔から言われますが、かく言う私自身も気をつけていないと、手足はすぐ冷えるし、寒い日ほど体もいつもより硬く感じます。

腹まきや温かい靴下を身につけたり、首まわりや足首、手首を出さないようにしたり、ゆっくりお風呂につかったり……特に食べ物は体を温めるものをとるようにと、根菜類を中心に温野菜を多めにとるようにしています。
高麗人参やナツメ、生姜、ニンニクなどでお出汁を取り、白菜、大根、白きくらげや、豆乳、白ごまなどを入れた白いお鍋は、この時期に我が家の食卓によくのぼる鉄板鍋。おすすめです!
飲み物も冷えを感じやすい緑茶やコーヒーより、白湯や焙じ茶、紅茶を選び、生姜やシナモンを入れたりして楽しんでいます。

こういった冷え対策は私が温まるなぁと、実感したもので、人それぞれその感覚はちがうものです。
巷にはたくさんの冷え解消の情報があふれていますから、今の自分の体がどんなものを心地よく、温まると感じるのか、いろいろ試してみて自分の体が喜ぶことを選んでみてくださいね。

「今ココ」にある自分の体は、代わりのない、誰も知らない世界です。自分の体の声を聞けるのは世界でただ一人、自分だけ。
これからご紹介するYOGAのポーズの中でも、体を動かしながら、頭で考えずに体が感じることを大切にしてください。

体の感覚を感じていくために、次のようなことをおすすめします。

・深い鼻呼吸の中で行うようにする。
・ゆっくりポーズに入り、ゆっくり呼吸を繰り返し、ゆっくりポーズからはなれていく。
・意識を向けた体の各部分に起こる変化を観察する。

寒い毎日も笑顔で楽しんでいけるように、心と体を温めるヨガのポーズを毎日の暮らしにとりいれてみましょう。

<椅子のポーズ>

体の熱を内側から作って温めていくポーズです。
女性は特に、体の熱を生み出す筋肉量が少ない傾向があるので、冷えやすいと言われています。現代の生活は車にエスカレーター、ネットショッピング……と運動不足になりやすいのに加えて、加齢で筋肉量はどんどん減っていきます。
身体を温めるには、筋肉量を増やすことが効果的です。

太ももや背中は身体の中でも大きな筋肉のあるところです。効果的に大きな筋肉を動かして代謝を上げて血行をよくすることで、冷えをやわらげていきましょう。


(1) (写真左)足を腰幅にして立ちます。

(2) 息を吸いながら両手を上へ、肘が耳の横へ近づくように両脇をのばしていきます。手の平を内側に向けて肩幅に。肩と耳との距離が広がるように、息を吐きながら肩を下げましょう。

(シンプルバージョン)息を吸いながら両手をあげて、吐きながら肩と耳の間が広がるように肩を下げます。

(3) (写真右)後ろの椅子にこしかけるようなイメージで、息を吐きながらお尻を後ろに引き、両膝を曲げていきます。
膝がつま先をかくさないように、太ももが床と並行になるのを目指しますが、心地よく呼吸を保てるところで大丈夫。お尻を地面の方へ向けましょう。

(4) 視線はまっすぐ正面でもいいし、余裕があれば両手の間へ。
このまま3~5呼吸して、ゆっくりと最初の立ち姿勢にもどります。
◇◇ チャレンジしたい人は… ◇◇
・両手の平を合わせてみる。
・かかとを持ち上げてみる。
・足を揃えてみる。
◇◇ もう少し楽にしたい人は… ◇◇
・両手を腰におく。
・お尻の位置を高くする。

<鷲のポーズ>

寒さで縮こまる肩まわりの緊張を呼吸とともにゆるめていくことで、血流の悪さをやわらげて、体全体の巡りをよくして温めていく鷲のポーズです。

鷲のポーズは足の動きもあるバランスのポーズですが、今回は仕事場のデスクやご家庭のテーブルの椅子でもできる、上半身だけのアレンジバージョンです。


(1) (写真左)骨盤をたてて、まっすぐに座りましょう。
右手を斜めに伸ばし、その上に左手をクロスします

(2) (写真右)肘の所で折り曲げて、顔の方へ両手を引き寄せます。


(3) (写真左)そのまま手の甲同士をあわせます。
(写真右)余裕があれば、下の右手をもう少し顔の方へ引き寄せ、左の手の平に合わせます。


(写真下)きついと感じれば、手の平と肘をできるだけ近づけるのも大丈夫です。


(4) (写真左)息を吸いながら、両手を上に持ち上げて、胸の中心を空の方へむけて視線も上げていきます。
(写真右)息を吐きながら、肘をおなかの方へ引き寄せて背中を丸めます。

(5) 呼吸に合わせて上下に動かしながら、3~5呼吸していきましょう。

毎日少しずつ、繰り返し行うことが大切です。
また巡りくる春には軽やかなカラダで、笑顔の自分に会えるといいですね。

Information

青葉台のYOGA CLASS そらといろ

https://sorato-iro.com/
Instagram:https:// www.Instagram.com/happy.tsuya/
FB:https://www.facebook.com/tsuya.newhappy/
Phone: 090-7260-0381
Mail: soratoiro16@gmail.com

クラスの予約はこちらから https://linktr.ee/happy.tsuya

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この記事を書いた人
新楽 津矢子ライター
横浜市青葉区在住。地元鴨志田を中心に、フリーのヨガインストラクターとして活動中。生きる素は、ヨガ。笑顔の素は、おいしものを食べること、自然を感じること、親しい人と笑いあう時間。エコで丁寧な暮らしを田舎でしたいと思いつつ、身の丈にあうことが一番!と一歩ずつの生活を楽しんでいる。
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