梅仕事のひとつに「梅みそ」を加えてみませんか?
梅干し、梅酒、梅シロップと梅仕事は色々ありますが、梅みそも作ってみませんか?梅の量が少なくても作れますし、冷蔵庫に常備しておくと色々使えます。

保存容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、次の梅仕事の時期まで使えます

梅干しを漬けるため、毎年南高梅を取り寄せていますが、全部梅干しにするにはちょっと多いので、その多い分を焼酎漬けにしたり、梅シロップにしたり、何にしようか悩みます。そんな時、友人のSNSで梅みそなるものを知りました。投稿されていた梅みそおにぎりがあまりにおいしそうで、友人に作り方を聞いたり調べたりして、自分なりの梅みそを作ってみました。おいしくできたので友人におすそ分けをしたらかなり評判が良かったので作り方を紹介します。

 

 

【梅みそのレシピ】

材料(作りやすい量)

〇梅 500g(青梅・黄梅どちらでも)

〇砂糖 300g(梅の60%)

〇味噌 500g(梅と同量)

※梅の分量を基準に砂糖・味噌の量を調整してください。

今回は追熟した黄梅をつかいました

作り方

1.梅のなり口を取り、洗う。ペーパータオルなどで、しっかり水気をふく。

2.梅を清潔な容器またはジッパー付き袋に入れる。

※青梅の場合は割って種を取って入れる。

3.砂糖を入れ、よく混ぜる。

4.上から味噌を入れ、密封する。ジッパー付き袋の場合はできるだけ空気を抜く。

手順4までを終えた状態

5.常温で2週間保存する。梅がまだ固いようなら様子を見ながらしばらく置く。

この時点で心配なら冷蔵庫に入れる。

2週間経った状態

6.梅が十分柔らかくなったら種を取り、梅の粒々感が残る程度にミキサーにかけるかハンドブレンダーで攪拌する。

※梅の数をあらかじめ数えておくと種を取りやすい。

少しツブツブが残るくらいに攪拌した状態

7.梅味噌を鍋に入れ、ふつふつするまで加熱する。

8.清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保存する。

清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保存する

梅みそができたら、色々使ってみましょう。特におすすめの使い方を紹介します。

 

【梅みその使い方】

■焼きおにぎり

おにぎりに梅みそをぬってトースターで焼く

 

■ナスのシギ焼き梅みそがけ

ナスのシギ焼きに梅みそをかける

 

■梅みそトースト

パンにバターをぬり、その上に梅みそをぬってトーストする

その他にキュウリなどの生野菜につけて食べてもおいしいです。

梅は冷凍したものでも作ることができますので、ちょっと余った梅、すぐには使わない梅を冷凍しておくと便利です。

 

梅みそを作っておけば、工夫次第で色々楽しめます。梅の酸味が味噌によく合い、おすそ分けした友人のお子さんが喜んで食べてくれたようです。梅に含まれる有機酸の一つのクエン酸は、疲労物質といわれる乳酸を分解する働きがあり、疲労回復に効果があるといわれています。

梅仕事は贅沢時間ともいわれます。梅みそは梅仕事の中でも比較的簡単ですので、ぜひ、この機会に梅みそを作ってみましょう。

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この記事を書いた人
富岡仁美ライター
横浜市青葉区在住、長野県飯綱町出身。マンション住まいながら、故郷を思い、土の匂いを感じながらの生活をしたく、ベランダは実生で育てる植物のプランターで埋め尽くされている。好きな書くことで、長年暮らす地域でいろいろな発見があるといいなと思い、森ノオトのライターに。 
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