
まちの評価ってどんなもの?
「まちの評価」というと「住みたい街ランキング」とか「県の魅力度ランキング」などが度々話題になりますが、そもそも誰がどう決めているのでしょう。調べてみると評価をしているのは行政、専門機関、不動産会社、出版社などが多く、「駅の利便性」や「公園の数」「病院の数」「行政サービスの充実度」といった様々な切り口から総合して評価しているようです。データ化しやすい目に見える指標はいいのですが、場所への思いなどデータ化しにくいものはどのようにしたら評価として共有できるのでしょうか。
青葉台エリアへの愛着
私は今住んでいる青葉台周辺エリアにとても愛着を持っています。長女の出産先を青葉台にある助産院に決めてから、体力作りに寺家ふるさと村を散歩したり、駅近のカフェでお一人様時間を満喫したり、子どもが生まれてからはこどもの国に行ったり。青葉台エリアの都会的でありながらすぐ近くに緑がたくさんある環境がとても好きで、とうとう移住してきてしまったほどです。
特に子どもたちの保育園送迎で毎日通ったエリアは四季折々の景色やにおいとともにたくさんの思い出があります。特に観光名所というわけではないけれど、大好きな場所や落ち着く景色など、自分にとって居心地のいい場所ってありませんか。
こういった個人の場所への思いは主観的すぎてデータとしてまとまりがなく、まちの評価として扱うには難しいようなのですが、住んでいる人の実感は、まちの評価としてけっこう大切なのではとも思うのです。
例えば近所のあの小さな公園、機能だけ見れば広場にすべり台が一つあるだけですが、保育園帰りに子どもたちを見守りながらママたちでおしゃべりをするのにちょうどよかったり。でもその公園が実際に使っている人の実感抜きで評価されたら残念ですよね。
そんな、今まですくいあげたくても困難だった場所への思いを分析・分類する実証実験が青葉台で始まります。自分たちが生活する青葉台エリアの様々な場所への思いを伝えつつ、参加度合に応じてAmazonギフトポイントで謝礼も出るとなったら、これは参加してみたいと思いませんか。

株式会社Safamiiの小平裕さんに実際にアプリの使い方をおしえてもらいましたが、想像以上に簡単でした
参加の方法
今回始まる実証実験は「モノローグ」というアプリを使って行います。アプリ上の地図に評価対象の場所が示されているので、評価したい場所を選んでタップします。実際にその場所に訪れている場合は写真を撮りアップロードします(訪れていなくても評価できます)。その後AIとのチャットが始まりそのままAIからの質問に回答していけばOK、早い人は1回5分程度で終わる内容です。

AIとのチャットの画面 AIからの質問に答えるだけです
実際に開発中のアプリを使って私も評価をしてみました。青葉台駅周辺エリアに行きましたが、私もよく知っている場所が多いので、ウォーキングがてら数カ所めぐってみました。評価自体はチャット形式なので、とても簡単。しかもAIが自分の回答を要約して確認してくれるので、自分の考えの整理もできるように感じました。なんだかスタンプラリーのようでもあり、1カ所行くと、もう1カ所と、どんどんチャレンジしてみたくなります。
今回の実証実験での評価場所は、東急田園都市線「青葉台駅」を起点に3〜5キロ圏内の全部で25カ所です。何カ所でも評価できますが、謝礼が出るのは最大で10カ所分です。実際に足を運んで写真を撮ってアップロード、または現地の写真を投稿すれば1カ所につき250円分、写真なしで評価すると1カ所につき200円分のAmazonギフトポイントがもらえます。1/24(金)から2/9(月)までの期間限定での実験なので、期間中どれだけ回れるかといったゲーム感覚でも楽しめそうですね。評価が終わった後はGoogle formでの完了報告もお忘れなく。これをしないとAmazonギフトポイントはもらえません。対象は青葉台エリアを生活圏とする人、特に子育てを経験中、又は経験した人の評価を積極的に集めたいそうです(残念ですが、お子さんは評価できません)。子どもの送迎のついでや休日のお買い物のついでに、パートナーや友達と、ぜひ参加してみてくださいね。

実際にスマホ片手に評価場所をウォーキング 駅周辺だけでも結構ポイント稼げそうです



この事業について
この実証実験事業は株式会社Safamiiが、「データを活用したまちづくり」に知見を持つ三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と共同で進めています。
Safamiiは、人がまちや空間に対して抱く「感じ方」といった主観的な体験をデータとして捉え、まちづくりや都市評価に活かす技術の開発に取り組んでいます。このプロジェクトでは、生活者一人ひとりの声をAIで整理・分析し、「人の感じ方に配慮したまちづくり」の可能性を検証していきます。
このプロジェクトは令和7年度、神奈川県が主催する大企業とベンチャーの事業連携プロジェクト「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の採択を受けています。つまり、神奈川県のお墨付きというわけです。

株式会社Safamiiの小平さん。この実証実験への思いを熱く語ってくれました
株式会社Safamiiの代表・小平裕さんにこの実証実験を行うことにした背景を伺いました。小平さんの実体験として、お気に入りの自然公園があって、気分が落ち込んでいる時に訪れると心が落ち着いたり、そこへ行って書き物をすると不思議と新しいアイデアが浮かんだりするような愛着のある場所だったそうです。こうした場所や空間に対する「個人的な思い入れ」は誰にでもあるはずで、場所・空間に対して「感じ方」という軸を加えることで「新しい使われ方や、その場所ならではの魅力」を引き出すヒントにつながるのではないか?と考えるようになったといいます。
多くの人の感じ方を集め、共通する要素をAIで整理・分類していくことで、一見すると見落とされがちな日常の風景や空間の魅力を、まちづくりや都市評価に活かせるのではないか——。「まちの記憶や主観的な印象をアーカイブし、まちづくりに活かせるデータベースとして整えたい」。そんな思いが小平さんの中で強まり、このプロジェクトに至ったということでした。
今回の青葉台での実証実験はその第一弾で、これから横浜市内を中心に神奈川県内に広げていくとのこと。この実験に参加することで、青葉台エリア生活圏のみなさんの「場所」への思いを届けるだけでなく、これからのまちの評価の仕組み作りにも役立つというわけです。
このプロジェクトでは実証実験終了後に実験参加者による検証のための座談会も準備中。また、集まったデータの分析結果も実験参加者に簡単にシェアされるそうです。
気になる個人情報の取り扱いですが、収集される個人データはメールアドレスのみで(謝礼の送付のためにもメールアドレスは必須です)、データから個人が特定されるようなことはありません。ちなみに、場所の写真をアップロードする際には、ご家族や近くにいる方の顔がわかるような写真は投稿できないのでご注意を。
▼アプリの使い方解説動画▼
みんなで参加しよう♪
森ノオトが拠点とする青葉台エリアで行われるこの実証実験、ぜひ参加して、愛着のあるこのまちへの思いを伝えてみませんか。いつも何気なく通る道や公園も、立ち止まって見渡してみると、これまで気づかなかった魅力が見えてくるかもしれません。
散歩や寄り道の延長で参加でき、まちを歩くこと自体がちょっとした運動にもなります。デジタルスタンプラリー感覚で楽しめて、必ずもらえる謝礼付き!青葉台生活圏のみなさん、どうぞご参加おまちしています!
期間 2026年1月24日(土)9:00 〜 2月9日(月)9:00
対象 青葉台駅を起点に10キロ圏内にお住まいの方
先着 300名(※子育て中の方歓迎、世代は問いませんがお子様のご参加はご遠慮ください)
こちらのリンクからアプリを読み込み実証実験にご参加いただけます。
・”まちの景観”の印象評価アプリ”Monologue:https://bak-zeta.vercel.app/
※アプリは2/9(月)9:00時点で非公開になります
・詳細はこちらのWEBページへ:
https://safamii.com/corporate/monologue/
※神奈川県の「オープンイノベーションプログラム ビジネスアクセラレーターかながわ(通称BAK)の採択事業
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
株式会社Safamii、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社との連携事業
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