ヨガを伝えて41年の剱持和子さんに聞く、ヨガとは? 続けること、比べないこと
川崎市宮前区で「アーナンダヨーガスタジオ」を主宰する剱持和子さんは、ヨガを伝えて41年になります。いつまでも若々しくて、心身だけでなく、頭も心も柔らかい剱持さんに、ヨガの魅力についてお聞きしました。(2022年ライター養成講座修了レポート:青木啓子)

剱持和子さんがヨガを教えるアーナンダヨーガスタジオ(通称アナスタ、「アーナンダ」はサンスクリット語で至福、歓喜)は、東急田園都市線・鷺沼駅北口より徒歩約3分の所にあります。私自身も剱持さんからヨガを教わり24年。今では、同じスタジオでスタッフとしても関わっています。

アナスタの入っているマンションは、2022年11月現在外装工事中で、幕が張っていますが、通常通り営業中です。工事は、来年1月に終了予定です。この看板は、絵本作家である生徒さんの手作り作品です

剱持さんと、ヨガとの出会いについてお聞きしました。「4歳からモダンバレエを習い始めて、中学2年生になった頃、その先生が、バーレッスンの前に、準備運動としてヨガを取り入れられていました。そこにヨガの先生がいらして、ポーズや呼吸法、瞑想を習いました」

まだヨガはあまり知られていないころから、ヨガを習い始めて57年になる剱持さん。教えるようになったのは、2人の娘さんが小さい時だったそうです。「マンションのお友達同士、みんなで自分の得意なことを教え合っていていました。私は、健康体操として、ヨガを教えることになったのです。教えるというより、みんなで体を動かすことが楽しかったです」と振り返ります。

生徒さんたちが、東日本大地震をきっかけにボランティアで立ち上げた「ハートチャクラの会」の手作り作品の数々。売上は、全て、全国の被災地へと送り届けています。ヨガの12の連続したポーズ・太陽礼拝をイメージした絵も、スタジオの看板と同じ方が描いたものです

上の娘さんが幼稚園に行き始めた頃、教える人数が増えてきて、場所を借り教え始めたそうです。同じ頃、お母さまが住んでいた中目黒の公民館でも教えるようになり、下の娘さんが幼稚園に入ってからは、幼稚園の同好会でも教え始めました。

 

その間も、バレエを続けたり、インド舞踊を習ったり、ヨガの先生のところで、本格的に学び、指導者の資格を取りました。色々な場所でヨガを教えて、15年ほど経った頃、独立したそうです。

スタジオは、半地下で、夏は涼しく、冬は暖かく、静かな環境です。スタッフが毎時間毎に清掃消毒し、いつもピカピカです

長くヨガを続けて来た剱持さんにとって、ヨガとは何なのでしょう。

「ヨガとは、生き方そのもの、自分を知る作業です。生きていると色々なことが起こるけれど、その答えは、自分の中にあることに、気付かせてくれます」

 

ヨガというと、変わったポーズを行うというイメージや、痩せる、とかきれいになるというイメージを持つ人が多いと思いますが、どうでしょうか?「ポーズを取っている間に、色々なことを感じると思います。その感じることが、自分を知ることにつながっていきます。ポーズや呼吸法をしている時に身体で感じること、そこを静かに見つめていくと、もっと深い自分とは何か?を知るきっかけになっていきます。ヨガは、八支則というインド哲学に基づいています。最終的には、自分らしく楽しく生きていけるようになるのがヨガの目的だと思います」

このスタンドグラスや小さな絵も生徒さんの作品です

生徒さんにヨガを伝える時に大切にしていることをお聞きしました。

「一人ひとりに寄り添ったヨガができるように心掛けています。身体が硬いとか柔らかいとか比べないこと。大人になるまでに、他の人と比較され、良い悪いを教え込まれている方が多いのです。なので、人と比較しないで、あるがままを受け入れ、シンプルに好きなことをして、楽しく生きていくことをお伝えしています」

リラックスクラスでは、アロマを炊いています。とてもいい香りでリラックスできます

「もともと、色んな場所を借りて、移動するのも楽しかったので、自分のスタジオを持とうとは、思っていなかった」という剱持さん。生徒さんから、「そろそろスタジオに皆さんに来てもらった方がいい」という意見を伺い、たまたま今の場所に巡り合いました。インストラクターも育成し、今では多くのスタッフに囲まれてスタジオを運営しています。

「何か決めなくてはいけない時は、決めますが、経営とか運営とかではなくて、スタッフとみんなでスタジオを作り上げていくのが楽しいです。生徒さんからもエネルギーをたくさんいただいて、個性豊かなスタッフに恵まれて幸せです。スタッフに色々なことができる人が揃っているので、大変だと思ったことはありません」と周囲への感謝の気持ちを語ります。

レッスン風景です。先生の丁寧な誘導と見本で、初心者の方も安心して取り組めます。オンラインと併用のクラスを月に6回行っています

先生のお話を伺っていて、印象に残ったのは、あるがままの自分を受け入れるということを、そのまま実践されて今に至るということです。何かになろうとか、こうしよう、ああしなければというのがなくて、ただ自分のできることを流れに任せてしている。自然体で無理のない生き方をしているので、とても楽しそうな感じが私たちに伝わり、たくさんの生徒さんが集まっているのだと思います。

「目の前にあることを、心を込めて一生懸命やっていれば、自然と道がついてくる」。

先生から何度かお聞きしていたこの言葉の意味が、改めて腑に落ちました。

スタジオの外観です。手作りのきれいなお花が、いつも皆様を迎えてくれています

Information

アーナンダヨーガスタジオ

所在地:神奈川県川崎市宮前区土橋3-3-2カーサ鷺沼B1

TEL:044-866-3922

ホームページ:http://www.ananda-yoga.net

Instagram:@ananda_yoga_studio

LINE公式アカウント ID :@dqu6901q

体験無料(要予約)
月謝5,000円/月4回(振替制度有り)
チケット制10,000円/5回(半年有効、要予約)
ドロップイン3,000円(要予約)
瞑想会どなたでもご参加可1,500円(毎月第4土曜日、要予約)

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この記事を書いた人
青木啓子ライター卒業生
東京生まれ。結婚して川崎市へ移り、義父母、義弟2人との新婚生活を経験。心身を整えるためにヨガを続けています。ラジオの投稿から書くことに目覚めて森ノオトのライター養成講座に出会いました。
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