森ノオトのNPO法人10周年を迎えた今年、もう一度地域でのリアルなつながりを取り戻したいという思いで、「ウェブを飛び出すリアル森ノオト」としてさまざまな企画を進行中です！第1弾として実施した子ども服フリマは大盛況に終わり、改めてリアルな場で、顔を合わせて人と人がつながり直すことがもたらす熱量を感じた一日でした。

そしてこの秋、第2弾としてお届けするのは、地産地消マルシェ「いいかも市」です。青葉区鴨志田町の森ノオウチを会場に、青葉区近隣の生産者や飲食店が集まる小さなマルシェを9月29日（金）に開催します！

森ノオウチの敷地内をめいっぱい使ってお店が並びます

森ノオトでは、コロナ禍以前の2019年1月からの1年間、月に一度、「いいかも市」と題した小さなマルシェを開催していました。鴨志田地域ケアプラザと共催で開き、会場内でケアプラザの生活相談窓口を設けたり、鴨志田町近隣の多世代のお客さまが、和やかに交流できるイベントでした。

以前のいいかも市開催の様子。イートインスペースも用意しますので、ランチやコーヒーもその場で楽しめます

コロナ禍に突入し、人が集うことに加えて、飲食を介するイベントへの制限もあり、いいかも市の継続を断念。気軽に外出することさえはばかられたコロナ禍初期の頃、森ノオトスタッフが頭に思い浮かべたのは、毎月マルシェで顔を合わせていた地域の農家さん、飲食店のことでした。マルシェでのお買い物を楽しみにしていたのは、ほかの誰よりも森ノオトスタッフ。感染症への不安で心がキュッと縮こまるようなおうち時間が増えたけど、いつものお弁当やお惣菜、スイーツがあったら……そんな思いで、農家さん、飲食店へ相談してみたら多くのお店が快く応じてくれました。

月に一度、森ノオトスタッフによる共同購入という形で、各店舗から商品を購入する形を取り入れてみました。しばらく試行してみて、スタッフだけの仕組みにせずに、森ノオトのサポーター、地域の方々にも利用してもらいたいと「ウェブいいかも市」という名前で、事前注文、共同購入スタイルの新しいマルシェに発展。夏場をのぞいた毎月一度のマルシェを約3年間継続しています。

事前注文だったり、森ノオウチに取りに来てもらうという、少し手間のかかるスタイルではありますが、コロナ禍で人が集うことができない中でも取り組んできた、地域の住民とお店をつなぐ“小さな地産地消”。ローカルメディアとして地域を情報で耕し続けている森ノオトだからこそできる、地域経済の動かし方だと感じています。

いいかも市で揃う地域のおいしいものたち

そしてこの秋、森ノオトの法人10周年をきっかけに、もう一度、オンラインではなく、地域の中でリアルに人がつながる場をつくろうという思いで、3年ぶりにマルシェスタイルの「いいかも市」が復活します。今回は森ノオトも加盟する鴨志田町内会との共催で、改めて近隣地域の方々に森ノオトの活動を知ってもらう機会になればと思っています。以前に開催していた頃からの出店者にニューフェイスも加わり、10店舗が集います。ぜひ出店者との会話を楽しみながら、地域のおいしいもの、暮らしを豊かにするアイテムに出会いに来てくださいね。皆さまのお越しを森ノオウチでお待ちしています！

＜出店者＞

▶︎シュタットシンケン（ソーセージ）from 奈良町

▶︎コマデリ（お弁当）from 鴨志田

▶︎OHAYOGOZAIMASUCOFFEE（コーヒー）from 鴨志田

▶︎素菓子みむら（焼菓子）from 鴨志田

▶︎はやし農園（野菜）from 寺家

▶︎社会福祉法人グリーン（野菜・加工品）from 鴨志田

▶︎urikke（お花）from たまプラーザ

▶︎aoitori（石けん）from 寺家

▶︎めぐる布市（布雑貨）from 鴨志田

▶︎森ノオト（フリマ）from 鴨志田

2023年の1年間をかけて、NPO法人10周年にちなんだ企画を打ち出し、寄付キャンペーンに挑戦中の森ノオト。リアルな場、待っていたよ！！という方はぜひ、寄付での応援もよろしくお願いします！！

▼10周年の寄付キャンペーンはこちらからお手続きいただけます。3,000円〜の単発ご寄付を受け付けています。こんな企画もやって！というリクエストもぜひ応援メッセージでお寄せください。

https://syncable.biz/campaign/4135