<教えて!地域の○○ができる公園>電車が見える公園「吾妻山公園」「牛久保西公園」編
虫取りするならここ、水遊びはここ、すべり台ならここ、ターザンロープするならここ!みなさんにもきっと、そんなお気に入りの公園があるのではないでしょうか?森ノオトでは、地域の魅力的な公園を森ノオトライターたちが紹介していく「地域の〇〇できる公園」の連載をはじめました!記事で取り上げるのは神奈川県横浜市・川崎市・東京都町田市周辺の公園。さぁ、どんな公園が登場するでしょう?第4回はライターの醤野宏美が、横浜市都筑区にある吾妻山公園と牛久保西公園を紹介します。

子どもの好きなものと言った時、「電車」が上位に来る子も多いのではないでしょうか。

友人の子どもには電車の名前をスラスラ教えてくれる子もいて、驚かされます。そんな子どもたちのいるご家族におすすめしたいのが、電車を間近で楽しめる公園。今回は横浜市営地下鉄が見える公園をご紹介します。

 

まずご紹介するのは、横浜市営地下鉄・センター北駅とセンター南駅のちょうど真ん中あたり、どちらからも徒歩7〜8分程度の位置にある吾妻山公園。両駅をつなぐ歩行者専用道路(通称みなきたウォーク)を通ってお散歩気分で行くことができます。

 

入り口は2カ所あり、センター北駅側、センター南駅側、どちら側からも入ることができます。公園には階段、スロープ両方ありますが、運動不足だと少し息が切れるぐらい上ります。

公園は高台にあり、休憩できるベンチのほかは、原っぱが広がります。近所の保育園児のお散歩スポットになっているそうです

上ってきた階段とは別の階段が公園の脇にあり、そこを少し下ると目の前に広がるのは横浜市営地下鉄の線路。そう、横浜市北部のこのエリアは地下鉄が地上を走っています。

階段を下りている途中でさっそくブルーラインを発見!気持ちが盛り上がります

この公園の魅力は、ほぼ同じ目線の高さから間近で電車が見られることと、横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインを両方見られること。

 

駅と駅が近いこともあり、両方の駅が目視できるので、ホームに停まっている電車を見つけて、そろそろ来るかな?どっちが先に動き出すかな?と予想しながら楽しむことができます。

安全を確保した上でこの距離で見られるのはありがたい!子どもは柵にかじりついて眺めていました。なお、グリーンラインの方が近くを通ります

ブルーラインとグリーンラインの上りも下りも全て見られるので、電車がなかなか来なくて待ちぼうけ……ということはなく、平日・土休日どちらも、少ない時間帯でも日中はそれぞれ10分に1本は走っているため、10分の間に4本は見ることができるという計算になります。

 

基本的に電車よりもブルドーザーや救急車といった「はたらくのりもの」が好きなわが家の娘も横浜市営地下鉄はお気に入りで、走っているのを見つけると「ブルーラインだよ!」「グリーンライン来たよ!」とそれぞれの電車を張り切って教えてくれます。

 

余談ですが、子どもたちはブルーラインとグリーンラインのおかげで青と緑の英語表現を覚えるのが早かったように思います。横浜市営地下鉄を目にする機会が多いこのエリアあるあるかもしれないなと内心感じています。

 

さて、ブルーラインとグリーンラインを両方堪能できる公園をご紹介しましたが、せっかくならもう一つ見てほしいのが牛久保西公園から見るブルーラインです。

 

牛久保西公園は、横浜市営地下鉄・センター北駅から、先ほどの吾妻山公園とは反対側(北側)に徒歩12分ぐらい進んだところにあります。

 

区役所通りという大通りに面している大きなグラウンドから入り、グラウンドの脇道を通るか、駅から続いている歩道(下記写真オレンジのライン)をまっすぐ北に進み、くさぶえの道という緑道から牛久保公園を通り抜けて牛久保西公園につながる道を通る行き方があります。

公園内に設置されている看板。画面下が北なのでご注意ください。「現在地」の赤い丸から少し下にずれたところが電車スポット。青い点線はブルーラインが地下を走っているところ、青い実線部分が地上に出てくるところです

ここから見るブルーラインのオススメポイントは、正面から見えることと、何より「トンネルから出てくるブルーライン」を見ることができること。暗闇のトンネルの中にピカッと二つの目のような光が見えた!と思ったらブルーラインが出てきて、ぐんぐん自分に向かって走ってきます。

暗闇で光るライト。来たぞ来たぞとわくわくする瞬間です

 

あっという間に通り過ぎていきます

 

実際には柵があり、上から見下ろす形になります

見える区間はそんなに長くなく、先ほどの吾妻山公園より見ることができる本数は少ないので、時刻表を調べて「そろそろ中川駅を出発したかな」など予想して待ち構えるのがおすすめです。

 

また、金網のすぐ横には大きな木があり、時間帯にもよりますが木陰ができているのでそこで休みながら待つことができます。

電車を待っている間に他のご家族も通りかかり、お散歩途中の電車見物スポットとして活用されている様子がうかがえました。

 

以上、 “電車が見える”公園「吾妻山公園」「牛久保西公園」編をお届けしました。まだまだ暑い日が続きますので、熱中症には気をつけつつ、電車見物を楽しんでください。

 

次回はどんな公園が登場するでしょうか。どうぞお楽しみに!

Information

「電車が見える公園」に遊びに行ってみた方は、ぜひ感想を森ノオトにお寄せください。

https://morinooto.jp/mori/contact/

 

吾妻山公園

住所:横浜市都筑区中川中央1-4

アクセス:横浜市営地下鉄グリーンライン・ブルーライン「センター北」「センター南」駅 徒歩7〜8分

 

牛久保西公園

住所:横浜市都筑区牛久保西2-28

アクセス:横浜市営地下鉄グリーンライン・ブルーライン「センター北」駅 徒歩12分

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この記事を書いた人
醤野宏美ライター
三重県出身。長く神戸で社会人生活を送っていたが、転勤や出産が重なり2019年から横浜市都筑区で生活中。自分が暮らすまちをもっと知りたい、もっと好きになりたいと森ノオトに参加。子どもと過ごす日々を大切にしながら生活したいと思っている。
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