【団体概要】理事長メッセージ

森ノオトが初めて中期計画を策定したのは2015年。2013年のNPO設立後、NPO経営の右も左もわからない状態で、若さと勢いで事業と活動を拡大して認知度は高まったものの、組織としての基盤が脆弱なまま、いつ折れてもおかしくない状況でした。そんな時に神奈川県のボランタリー団体成長支援事業の「ボランタリーACEプログラム」に参加して2016-2020年の中期計画を作成。その翌年から大型助成金を獲得して常勤スタッフ雇用、「めぐる布市」の前身となるアップサイクルブランド「AppliQué」のリリース森ノオトの常設拠点「森ノハナレ」を設けるなど、当時描いた「未来予想図」がおもしろいくらいに実現し、組織が成長していく基盤になりました。

 

一方で、成長痛も起こりました。2019年には組織改革に着手して、ビジョン・ミッションの再定義を行いました。2020年のコロナ禍では経営危機に見舞われながらも、事業の見直しに向けての話し合いを重ね、当時の事務局スタッフ6人で2021-2025年度の中期計画を策定。事務局長と編集長を世代交代し、4事業部体制が整備できました。

 

2026-2030年の第3次中期計画は、ようやく組織全体で時間をかけて取り組むことができるように。理事や事務局だけではなく、業務委託スタッフやサポーターも交えて、「森ノオト未来への旅」として、みんなの参画によってつくりあげることができました。伴走してくださったのは、2015年のボランタリーACEプログラムの恩師でもあるNPOサポートセンターの松本祐一先生とスタッフの方々。この10年、森ノオトの成長を長く見守っていただき、組織全体で「未来の羅針盤」づくりに取り組む姿を見届けていただきました。

 

森ノオトは2030年に向けて、次のキーメッセージを胸に携えて進んでいきます。

 

環境が目まぐるしく変化していく世の中で、

このまちに私らしく関わりたい団体や個人に対して、

森ノオトの持つ編集力・企画力・実践力を活用して、

誰もが軽やかに地域参加ができる場と機会を提供することで、

私の行動が持続可能な社会をつくるという価値観を普及し、

ワクワクする未来を実現できるという成果を生み出す。

「私の社会参画が持続可能な未来をつくりあげる」。地域に暮らす一人ひとりがそれを実感できるための場と機会を提供する。一本の木から、小さな林に、そして豊かな森に。地域という豊かな生態系を育むこれからの森ノオトにご期待ください。

 

理事長プロフィール 

山形県出身、横浜市立大学国際文化学部人間社会科卒業。横浜で人の生きる場から福祉を切り拓いてきた加藤彰彦(野本三吉)先生に師事。ライフヒストリー研究をしたことがきっかけで、「個人の人生に時代や社会や環境が内包されている!」と、ミクロなメディアを志す。『タウンニュース』青葉区版の記者、風土社『チルチンびと』『ナナムイびと』編集部を経て独立。環境・食に特化したフリーランスライターとして、食の安全・安心、共同購入、発酵食、オーガニックコットンの普及活動をする人の活動や、地球温暖化問題に対する自治体や政府の取り組み、低炭素社会に向けた企業の技術開発等の取材を重ねる。 

2009年、長女出産を機に自らが生活する横浜市北部のエコライフを発信する情報メディア「森ノオト」を創刊。編集長として森ノオトの活動に軸足を移す。2011年、3.11(東日本大震災・東電福島原発事故)を機に、持続可能なエネルギー社会を足元からつくろうと、市民団体「あざみ野ぶんぶんプロジェクト」を立ち上げる。市民・女性目線で暮らしのエネルギーを考える『お母さん版エネルギー基本計画』を地域の仲間と作成し、当時の国家戦略担当大臣に直接提言をする。 

2013年、特定非営利活動法人森ノオトを設立、理事長に。2023年、認定特定非営利活動法人森ノオト理事長。 

2020年、星槎大学大学院教育学研究科メディア・ジャーナリズム専攻修了。環境倫理学・科学技術社会論の第一人者である鬼頭秀一先生に師事。森ノオトでの実践とローカルSDGsの関わりについて修士論文『持続可能な地域社会を創出するためのローカルメディアの可能性 – 個人の生きる場からの「さわれるSDGs」』を執筆。教育学修士。 

現在、各地でローカルライターの育成や市民団体の広報支援、持続可能なまちづくりに取り組む。ゼロ→イチが得意な開墾系。運動神経は鈍いが中身は体育会系で、動くことで道が拓けると信じている。准認定ファンドレイザー、はまふぅどコンシェルジュ。 

 

<委員等> 

横浜市地球温暖化対策実行計画部会(2013年4月2014年3月) 

横浜市グリーンニューディール評価基金評価委員会(2013年10月2016年3月) 

横浜市地球温暖化対策推進協議会幹事(2014年6月〜) 

環境省「エネルギー対策と区別会計補助事業(地域拠点における二酸化炭素排出抑制対策事業)検証・評価委託業務」評価委員(2014年6月2015年3月) 

横浜市廃棄物減量化・資源化等推進審議会委員(2015年9月2017年8月) 

神奈川県総合計画審議会特別委員(2016年4月2018年3月) 

平塚市市民活動推進補助金審査会(2022年〜) 

横浜市金沢区における区民文化センター基本構想検討委員会(2022年2023年) 

神奈川県住宅政策懇話会(2022年2023年) 

横浜市みどりアップ計画推進会議 市民委員(2024年〜) 

横浜市教育委員会社会教育委員(2024年〜) 

横浜市都市美対策審議会委員(2025年〜)

横浜環境活動賞審査委員(2026年〜)

ほか 

 

<著書> 

『暮らし目線のエネルギーシフト』(コモンズ、2013年) 

『うちのマンション大丈夫? 家族で助かる地震対策マニュアル』(チームこむん・編著、細川顕司&飯田太郎・監修、学陽書房・刊、2006年) 

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