ぽかぽかと陽射しの暖かかった2月3日(日)、まずは子どもたちと、森ノオトではすっかりおなじみのフラメシでの豆まきに出かけました。
昨年10月、青葉区寺家町・鴨志田町でのハロウィンイベント「カモ・ジケハロウィン」を初開催し、地元を盛り上げてくれたフラメシやグリーンピース、中古レコードのタチバナなどが合同で開催したイベントです。
きゃー、カミナリさま!……ではありません、もちろん鬼です、鬼(笑)。鬼が自ら豆をまいてしまうおちゃめさがフラメシらしくてユニークです
「鬼は外!福はうち!」
子どもたちの元気なかけ声とともに豆まきスタート!豆と一緒にお菓子をたくさんまいてくれたので、子どもたちは大喜び。当たり券もあり、私の娘たちはグリーンピースの鶏の生みたて卵やフラメシのドリンク券などをゲットしました。
もうひとつ当たったのがグリーンピースのスタッフの方手作りのこちらの厄よけ。ヒイラギとイワシの頭が束ねられており、鬼がヒイラギのとげとイワシの生臭さを嫌って逃げていく、といわれています。
私が子どものころ、毎年節分に家の玄関の外に飾られていたのを思い出し、懐かしくなりました。
続いては、しらとり台にある神鳥(しとど)前川神社の節分祭へ。前川神社は我が家の“ご近所の神様”として、初詣や娘たちのお宮参り、七五三などでもお世話になっている神社です。
15:00の始まりを前に、地元の方がたくさん集まっていました。
まずは本殿で節分の神事が行なわれ、私たち参列者も頭を下げて清めていただきました。
そして「エイエイヤー!」という勇ましいかけ声とともに、鬼が出入りするといわれている鬼門(北東の方角)と裏鬼門(南西の方角)に矢をさして、鬼を封じ込めます。
いよいよ豆まきです。地元の年男・年女のみなさんも境内から豆をまいていました。我が家も縁起のいい福豆をいただくことができました。中には破魔矢やお守りなどの当たり券入りもあったそうです。
帰宅後,夕飯には恵方巻 フラメシのセントラルキッチン、コマデリの小池一美さんによる恵方巻をいただきました。えび、サーモン、アボカド、チーズ、きゅうり、卵焼きなど具だくさん!フライドオニオンと自家製アボカドソースが良いアクセントになっていました。小池さんのオリジナリティあふれる恵方巻はとっても美味しかったです。
大阪が発祥の地といわれる恵方巻が食品メーカーによって広められ、これほど一般的になったのは近年になってからのこと。その年の恵方(ことしは南南東だったようです)に向かって“縁を切らないように包丁を入れない”で、無言で1本丸ごと食べると1年間良いことがある、といわれていますが、我が家は子どもが小さいので食べやすく切っていただきました。
地域を盛り上げようという人たちによる新しいスタイルの豆まきイベントと、神社の由緒正しい節分祭りを堪能したこの日。昔からの風習を大切にしつつ新たな風もおこし地域が楽しくなっていく姿に、鬼も逃げ出したことでしょう。良い春が迎えられそうです。
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