森ノオトでは、緑豊かなまちや農が身近にある風景を次世代につないでいくために、行政との協働事業や委託事業でSNSアカウントの管理運用と発信業務を担当しています。
横浜市青葉区との市民協働事業から始まった「フラワーダイアログあおば」のアカウントは、コロナ禍でも花と緑を通じた交流をと2020年5月に実験的に開設し、手探りで運用をしてきました。掲載する内容として、「人の営み」に光を当て、地域との関わりを感じられる情報を掲載してきたことが大きな特長です。
地域の花と緑の活動に関する情報、公園の情報、街で見かけた花と緑の風景などを定期的に発信することに加え、花端会議ウィーク(2020年、2021年)や、マイツリーおしえてキャンペーン(2021年)、2022年はオープンガーデン開催期間に合わせて、集中して投稿する期間を約1カ月間設定しました。
市民ライターを育成するNPOであることを強みとして、区内在住のライターに声かけしてチーム制を取り入れたことで、ライター間に仲間意識が育ち、街を見る視点が多角的に深まるという効果もありました。特定のテーマに絞った情報を、エリア横断的につないで可視化することにSNSアカウントは適していることを実感しています。
寺家ふるさと村の農的空間を次世代につなぐきっかけとなるように、マルシェが企画され、森ノオトはマルシェ運営のサポートをするとともに、季節に応じた寺家の魅力を定期的に発信しています。
「寺家ふるさと村憲章」に表されている環境保全の理念を、押し付けでなく自然と感じてもらえるような情報発信を心がけ、広く拡散することよりも、地域の中での実際の関係値が深くなることを意識しています。地元農家の顔が見えるなど、知る人ぞ知る地元情報を織り交ぜて発信しており、貴重な記録にもなっています。
届けたい層に情報が届いているかについてはキャンペーン期間ごと、または、四半期ごとにリーチ数や反応の分析結果を共有し、次の投稿内容に反映させています。
<STAFF>
・フラワーダイアログあおば
編集・マネジメント:梅原昭子
関わったライター:
(2022年度)松井ともこ、出口ひとみ、河原木裕美、松尾圭威子、渡辺絵梨
(2021年度)畑道代、宇都宮南海子、松井ともこ、河原木裕美、渡辺絵梨、青木マキ、羽田麻美
(2020年度)渡辺絵梨、松井ともこ、青木マキ、羽田麻美、南部聡子、山田麻子、塚原敬子、梶田亜由美、北原まどか
・JIKEマルシェ
編集:横浜市環境創造局
担当:宇都宮南海子
フラワーダイアログあおば
Facebook:
https://www.facebook.com/flower.dialogue
Instagram:
https://www.instagram.com/flower_dialogue/
JIKEマルシェ
Facebook:
https://www.facebook.com/jikemarche
Instagram: