6月12日(土)は、赤ちゃん代かき隊が大活躍!
稲の除草は、田植え後2週間以内に行う「初期除草」が肝心です。
6月12日(土)は梅雨入り前最後の定例作業かな? ともかくさわやかで心地よい空気がどんぐり農園に充ちていました。田んぼではおたまじゃくしがすいすいと泳ぎ、農園入口では桑の実がたわわに実り、子どもたちのはしゃぐ声が聞こえ、ここはまるでユートピアかと……。

この日は、下から3枚目の田んぼの代かきと、上から2枚目の田んぼの除草をしました。

最近では参加者も増え、作業にも慣れてきて、代かき班、草取り班というように、手分けして作業ができるように。

土にふれる楽しさに魅せられた家族が、皆、自分たちが来られる範囲で参加しています。

 

今まで見ず知らずの他人同士だった人たちが、豊かな自然の中で一緒に汗をかき、一つになる。

「幸せだなあ……」と、木村さんがつぶやいていました。

共同体。コモンズ。

その言葉の意味を知るのは、もうしばらく先かもしれませんが。

 

稲の回りには、コナギという草がふわふわまとわりついています。

これを「コチョコチョ」とくすぐるようにかき混ぜると、水草のように水面に浮いてきます。

このタイミングを逃してしまうと、雑草の根っこが稲にからまりついて、草取りしづらくなるばかりでなく、稲の成長を妨げてしまいます。

 

代かき初体験の会員が、聞きました。

代かき初体験の会員が、聞きました。

稲の種は苗代で成長して苗になります。しかしそこから米が成るためには、30センチ四方の間隔が必要で、大きな田んぼに移植しなければなりません。

 

そのため、苗取りをしなければならないのですが、一度根を伸ばした苗をとる際、根が切れたりして、少し弱ってしまいます。

 

「稲が引っ越しする田んぼの土が固いままだと、まだ弱い根がしっかり土に張るのが難しい。だから、固い土をとろとろにやわらかくしてあげなければ」

と、木村さん。

ともかく上から15cmくらいの深さまでをやわらかくするのがコツ、とのことで、皆、一生懸命土を掻いていました。

 

代かき後の田んぼは稲が成長する大事なベッドなので、むやみに立ち入ることは控えなければなりません。

代かき後の田んぼは稲が成長する大事なベッドなので、むやみに立ち入ることは控えなければなりません。

代かき前の田んぼは、子どもたちが泥んこになって遊べる最後のチャンス!

「子どもたち、田んぼに入って土をかき回してね」

大人たちが声をかけ、おそるおそる田んぼに入る赤ちゃん、子どもたち。

初めての泥の感触は、どんな風に体に刻まれるのでしょうか。

 

さあ、いよいよ代かきした田んぼに田植えをします。

さあ、いよいよ代かきした田んぼに田植えをします。

まっすぐ、等間隔に植えるためには、皆で息を合わせる必要があります。

これがまた、気持ちいいの何のって!

田んぼで出会った子どもたち、もう、すっかり仲良しです。

田んぼで出会った子どもたち、もう、すっかり仲良しです。

みんなで虫を探したり、桑の実を食べたり、野いちごを摘んだり。

自然の恵みがここにはたくさんあります。

 

北原 まどか
この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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