7月25日(日)、自然農の稲の力強さ

7月25日は夏休み観察会を行いました。

寺家ふるさと村四季の家横の田んぼを拠点に、熊野神社前を通り、水車小屋横にある教育ファームに立ち寄り、大池そばのどんぐり農園まで。

約1kmの道のりを、寺家ふるさと村の稲作の歴史や、自然農の土、田んぼの生物環境などについて語りながら歩きました。

 

 

最初に、四季の家横圃場で、木村さんが自然農の稲と慣行農法(農薬や肥料を使う一般的な農法)の稲を比較。

慣行農法の稲は、15cmくらいの密な間隔で植えていくため、十分に根を伸ばすことができません。

一方、自然農法の稲は30cm間隔で植え、土の中にしっかりと根を伸ばしていきます。

田植えでは苗が足りず、1〜2本しか植えなかったのにもかかわらず、1本の苗から10本以上に分けつし、結果的に慣行農法の稲よりずっしりと重く、量も増えています。

 

稲荷前のウィズの田んぼ。

ていねいに除草してあるため、健やかに稲が生長しています。

茎が太くてたくましく、緑も濃い。葉っぱも肉厚です。

 

自然農の稲は、初期除草が重要です。

稲が根を張り、葉を伸ばそうとしている時に、コナギなどの草がそれよりもはびこってしまうと、稲の成長を妨げてしまいます。

除草剤をまかないから、手で取るしかないのです。

 

 

どんぐり農園に到着。自然観察会で気づいたことを発表しました。

「自然農の田んぼには、65種類も生物がいて、そのうち5種類が絶滅危惧種。田んぼを大切に守りたいと思った」

と発表してくれた小学生。

「自然農と子育ては似ている、と思いました。自分の力で根を伸ばす、その手助けをしてあげることが大切と感じた」

と話してくれたお母さんもいました。

 

 

いっぱい歩き、学んだ後は、みんなで火をおこしてバーベキュー。

それぞれの家庭が持ち寄った一品を交換し合いながら、和気あいあいと夏のひとときを楽しみました。

木村さんの持ってきた黄色いスイカに群がる子どもたちです。

 

 

宴もたけなわになると、田中さんが子どもたちを連れて稲の観察に行きました。

何人かの大人は、ギターと太鼓でセッション。

子どもが歌い、踊ります。

 

 

学んだこと、気づいたことを、みんなでわかちあう。

一緒に火を囲み、食べ物をわかちあう。

そんな、夏の一日でした。

北原 まどか
この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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