祝「たぬき山」復活!「せりがや冒険遊び場」として再スタートしました!
「たぬき山」という名前を聞いてピンとくる方は森ノオトエリアにも多いのではないでしょうか? 町田市成瀬で15年もの歴史のあったこのプレイパーク「三つ又冒険遊び場たぬき山」がこの度、満を持して新たな場所で再スタートすることになり、そのプレイベントにおじゃましてきました。

町田市成瀬の里山にあった「三つ又冒険遊び場たぬき山」というプレイパークをご存じでしょうか。なんとここは15年もの歴史をもつプレイパークで、地域の子どもたちはもちろんのこと、大人たちにも愛された場所でしたガ、惜しまれつつも今年の3月に閉園することになってしまいました。ホームページには「現在新たな場所での遊び場作りに向けて準備中です」とあり、その復活を待っていた人は多いと思います。

 

私が町田の地域新聞『タウンニュース』で「たぬき山が新たな場所で復活」というニュースを見たのは7月末のこと。たぬき山は、町田市の緑あふれる芹ヶ谷公園で、新たに「せりがや冒険遊び場」として再開することになりました。そのプレイベントが開催されるとのことで、早速遊びに行って来ました。

 

この日はあいにくのお天気だったが、ちらほらと子どもが集まりはじめる

 

早速木工作をして遊びはじめる子どもたち

 

もともと、町田市には常設のプレイパークがなく、たぬき山の開園も月に10日ほど。そんな町田市に、もっと冒険遊び場を広げよう! という活動が始まり、たぬき山を運営していた「特定非営利法人子ども広場あそべこどもたち」が常設エリア型冒険遊び場活動団体に選ばれたという経緯がありました。新たな活動場所は、町田駅から徒歩15分ほどの緑あふれる「芹ヶ谷公園」。大きな噴水などもあり、一年を通してたくさんの親子連れが訪れる場所でもあります。

 

スタッフの岡本さんに、これから活動する予定の場所を案内してもらいました。芹ヶ谷公園の多目的広場の向かいにある山の斜面が、新しく冒険遊び場の舞台になるとのことです。7月から8月にかけて、木を切ったり、地面を平らにならしたりと、スタッフの方たちによって、子どもたちが自由で安全に遊べるように整えられてきました。スタッフ達の手だけではなかなか作業が進まなかったところも、町田市の公園緑地課や青少年課が手を貸してくれ、オープンに向けて、着々と舞台作りは進んでいったようです。

 

もとは木や雑草などで覆われていたが、スタッフの手によって整えられた遊び場。ここからどんな子ども達のドラマが繰り広げられるのか楽しみ

 

プレイパークといえばたき火! 公園内なので火は使えるのかと心配だったが、きちんと市の許可がおり、この丸太の階段を上がった広場で火を使えるとのこと! 最近は火遊びをしたことのない子どもも多いと聞くが、子どもにとって火を使って遊ぶ経験はとても大切だと感じる

 

この日私が伺ったのは、冒険遊び場オープンまであと1カ月ほどという、夏休みも終わりにさしかかった日。小雨もぱらつき、決してお天気が良いとは言えなかったのですが、少しずつ、夏休み満喫中の子どもたちや、親子連れが集まってきました。皆さんと話してみると、たぬき山の常連だった方、児童館などでチラシを見て来た方、偶然通りかかった近所の方々など……。また、雨の上がった午後には、学校が終わった小学生たちもどんどん集まり、様々な人が新しくできる冒険遊び場に期待を寄せている様子がわかりました。

 

マシュマロ焼きは大人気! こんがり焼けたマシュマロをビスケットに挟んで食べるおやつは格別

 

子どもはどろんこ遊びが大好き! 雨が降ってできた水たまりも、子どもたちにかかれば、格好の遊び場に変身

 

私も6歳になる長女を思いっきりどろんこになって遊べる場所に連れて来ることがあります。普段から虫捕りが好きな長女は、とにかく緑のある場所が大好きで、プレイパークに来ると目が輝いているなあと感じます。この日も持参した虫捕り網を片手に公園内を走り回り、蝉やバッタを捕まえ、また水たまりを見つけては裸足になってびしゃびしゃと遊び、初めて会った友達ともすぐに仲良くなっていました。性別も関係なく、異年齢の子どもたちが交わって遊べるのも、プレイパークの魅力だと思います。

 

「いい? こまはこうやって回すんだよ」 頼もしいお兄ちゃんが教えてくれるのを真剣に見ている子の様子が微笑ましかった。そしてこの後、上手に回す彼の周りには、どんどんと子どもが集まって来ていた

 

ちょっと危ない道具を使いながら木工作業をする子どもたちの周りには、さりげなく大人が付いてくれている。手や口を出しすぎず、適度に手を貸して、子どもが想像力を働かせて工作する姿を見守っている

 

プレイパークは子どもたちのための遊び場と思われがちですが、そうとばかりは言えません。子どもがこまを回す様子を見ていて、「おじさんだって上手いんだぞ!」と、自分の子ども時代を思い出し、子どもと競争するようにこま回しを始めたおじさん。マシュマロ焼きに夢中になり、子どもと一緒に美味しそうにビスケットをほおばるお母さん。お母さん同士で子育ての悩みなど話しつつ、談笑するグループ。「孤育て」と言われがちな最近の育児事情の中で、こうやって大人同士がつながる場所としての役目も、プレイパークにはあるのだと思います。

 

この日とはまた別の日に、同じ芹ヶ谷公園内で「子育てカフェ」というイベントが行われ、そこにも遊びに行ってきました。このイベントは、たぬき山時代に月1回行われていたもので、たぬき山が閉園してしまっても、ここ芹ヶ谷公園内で継続しておこなわれていました。私が行った日のイベントのテーマは「アウトドアクッキング」について。 キャンプの達人のお母さんが講師になり、子連れでキャンプに行くときのコツや、便利グッズの紹介、またこれから家族でキャンプに行こうと思っている人たちに向けてのアドバイスを聞いたりと、みんなでおしゃべりを楽しみました。

 

参加したお母さんの中には、まだ引っ越してきたばかりでこの辺りのことがよくわからない、どこに子どもを連れて行って遊ばせていいのかわからない、なので、こういったイベントがあるのは友達づくりにも情報集めにも、とても助かるという声もありました。私もこの日「子育てカフェ」に参加してみて、初めて会った同じくらいの子をもつお母さんたちとワイワイと話していると、日頃の育児で固くなっていた頭が、少しずつほぐれて楽になっていくように思いました。「子育てカフェ」は、芹ヶ谷公園内で今後も月1回のペースで開催され、この後も、青空ヨガ、わらべうた、焼き芋を焼こう! などのイベントが予定されています。

 

そして、「せりがや冒険遊び場」のオープニングイベントが、9月23日(祝)におこなわれる予定です。どろんこ遊び、水遊び、木工作、たき火など、子どもたちが生き生きと遊べる場所ができた芹ヶ谷公園に、秋の休日、家族で出掛けてみてはいかがでしょうか。「ケガと弁当は自分持ち」のプレイパークのモットーも忘れずにね!

Information

「せりがや冒険遊び場オープニングイベント」

2014年9月23日(祝)11:00-15:00(セレモニーは11:00-11:30)

イベント インディアンクロス作り、マシュマロ焼き(各100円)

木工作、べーごま、ロープ遊具、ゲーム等(無料)

飲みもの、昼食はご持参下さい

場所:芹ヶ谷公園 多目的広場横の林の中(看板があります)

その後、9月24日(水)より

「せりがや冒険遊び場」は、 毎週水曜日〜日曜日開園

午前10:00-17:30(9月まで)

午前10:00-16:30(10月-2月)
芹が谷公園

http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/park/park02.html

三つ又冒険遊び場「たぬき山」

(せりがや冒険遊び場の情報もしばらくはこのサイトに掲載されます)

http://http://www.tanuki-yama.com/

ながたに 睦子
この記事を書いた人
ながたに睦子ライター卒業生
東京都町田市の里山風景が色濃く残る地域で、パンを焼き、絵を描き、デザインをする日々を送る。賑やか三姉妹と珈琲焙煎が趣味の域を超えた夫と楽しく暮らす。おっとり可愛い子リスのような容姿とは裏腹に、3児を育てながら保育士資格を取得するモーレツな一面も。趣味は里山歩きとキャンプ。
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