【PR】7/16(土)開催!中学生と考えよう、50年後の地球環境 「CO2と私たちの生活 〜 何が問題なのだろう 〜」
会場となる横浜市開港記念会館
このまま温暖化が進むと横浜は、日本は、地球はどうなるの? 子どもたちの未来は? 2050年の未来を現役で生きる今の中学生と一緒に、「地球温暖化とCO2のリアル」を遊びながら学んでみませんか?
横浜の環境をよくするためのワークショップを開催

横浜の環境をよくするためのワークショップを開催

今年、2016年の夏は猛暑になると予想されています。すでに5月のうちから真夏日を記録し、今年はデング熱やジカ熱といった感染症も気になるし……いったい、私たちの暮らす横浜の環境は、いつからこんなに変わってしまったのでしょう。

 

21世紀に入ってから地球温暖化の影響が顕著になり、最高気温が35℃以上の猛暑日やゲリラ豪雨の増加、大雨による土砂災害や河川の氾らん、突風や竜巻など、20世紀ならば「異常気象」と呼ばれた現象が「日常」になる日々を、私たちは生きています。

 

これほどの環境変化をもたらしている「地球温暖化」ですが、20世紀の100年間で世界の平均気温はいったいどれくらい上がったのか、ご存知ですか?

 

答えは……

「0.85℃」

なのです。

 

意外と少ないと思う方がほとんどではないでしょうか。

 

それでは、21世紀の100年間で、今後どれくらいの気温上昇が予想されているかというと、全世界が一丸となって最大限の対策をしたとしても、少なくとも2℃、このままなんの対策もしなければ最大で6.4℃平均気温が上昇すると言われています。人類の生存を脅かす状況になるといっても過言ではありません。

夏場は適切な省エネで快適な温度環境をつくることができる

夏場は適切な省エネで快適な温度環境をつくることができる

地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの代表的なものは「二酸化炭素=CO2」です(ほかにメタン、一酸化二窒素などがあります)。CO2は石油や石炭などの化石燃料を使う時に主に排出されます。私たち人間がモノをつくったり、買い物のためにクルマに乗ったり、電気やガスを使うなど、経済活動をする限り、必ず発生するのがCO2。でも、今は使うエネルギーを少なくしたり、変えたり、エネルギーをつくることもできるので、CO2を減らすライフスタイルを送ることができるようになっています。

 

私たちが生まれてから死ぬまで、必ず、エネルギーを使い、モノを買って、クルマや電車やバスに乗ってどこかへ出かけて、様々な体験をします。

 

同じように、モノにも一生があって、モノをつくる時、運ぶ時、使う時、そして捨てる時にもエネルギーを使い、CO2を排出します。

 

モノの一生を通して環境への影響を科学的に評価することをライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment=LCA)といいます。

リユースできるびんを選ぶことも、製品の一生のCO2を減らすことにつながる

リユースできるびんを選ぶことも、製品の一生のCO2を減らすことにつながる

私たちの生活と、モノと、CO2の関係を知って、子どもたちが生きるこれからの地球環境についてクイズやゲームを通して楽しく学んでみませんか。

 

7月16日(土)に横浜市開港記念会館で、横浜市次世代育成事業 「CO2と私たちの生活 〜 何が問題なのだろう 〜 50年前、現在、50年後の地球環境を考える」があります。対象は横浜市内に在住または在学の中学生。当日、席に余裕があれば保護者の方の参加も可能です。

 

中学生ならば、自分の身の回りの環境を理解し、自らの生きる未来を主体的に考えることのできる想像力を持っています。異常気象が日常の現代を生きる中学生に、どうやったら未来の環境を住みやすくできるのか、具体的に考えるための様々な切り口を学べる今回の講座。主催は、環境にやさしい製品を開発するためにLCAについて研究している専門家の集まり「日本LCA学会」です。

会場となる横浜市開港記念会館

会場となる横浜市開港記念会館

横浜国立大学の松本真哉先生を講師に迎えたお話「スマホ(携帯)とCO2」では、私たちが日々使っているスマートフォンが手元に届くまでに、どれだけのCO2を出しているのか、スマホに使われている金属(レアメタル)や基盤までさかのぼって、どんな素材が使われているのか、それがどこから来ているのかを、具体的な例を出しながら語っていただきます。

 

NPO法人横浜LCA環境教育研究会の水野建樹先生は、「二酸化炭素(CO2)100gは、500mlのペットボトルで何本分?」など、目に見えないCO2が身近になる「CO2クイズ」を出題。地球温暖化とCO2のメカニズムをわかりやすく解説してくださいます。

 

今回、参加者にはトランプに似た「温暖カード」をプレゼント。さっそく森ノオトのメンバーでも遊んでみましたが、カードには製品や食べ物、乗り物別のCO2排出量と、製品の製造・使用・廃棄時のCO2排出量の割合が記されています。例えば1999年製の冷蔵庫と2010年製の冷蔵庫のCO2排出量を比較すると、古い冷蔵庫では1年間で9kgも多くのCO2を排出していることになるのですが、これを「CO2クイズ」に当てはめると500mlペットボトルで9,000本ものCO2を出して地球を温めていることになる……。

「温暖カード」はゲーム感覚で製品のLCAについて学ぶことができる。製品の製造、使用、廃棄時のCO2がグラフで示されている

「温暖カード」はゲーム感覚で製品のLCAについて学ぶことができる。製品の製造、使用、廃棄時のCO2がグラフで示されている

こうして、私たちの暮らしとCO2、そして温暖化の関係が具体的にわかることで、毎日使うもの、買うものを選ぶ判断基準が変わってくるようになるかもしれません。

 

本講座を主催する日本LCA学会の事務局・津田祥子さんは、「製品の一生をCO2という観点で見ていくと、本当に環境にやさしい製品がわかるようになります。考え方の柔軟な子どもたちが早いうちから環境に配慮した選択、ライフサイクルシンキング(Life Cycle Thinking)ができるようになると、今後ますます環境が厳しくなると予想される将来が変わっていくかもしれません」と、本講座への意気込みを語ります。

 

「CO2と私たちの生活 〜 何が問題なのだろう 〜 50年前、現在、50年後の地球環境を考える」は、参加費無料、横浜市内の中学生なら、どなたでも参加できます。

 

この機会に、未来の環境につながる毎日の生活のこと、家族で一緒に学び、考えてみませんか?

本講座のチラシは、横浜市内の中学校にも配布されています

本講座のチラシは、横浜市内の中学校にも配布されています

Information

横浜市次世代育成事業 「CO2と私たちの生活 〜 何が問題なのだろう 〜 50年前、現在、50年後の地球環境を考える」

日時:2016年7月16日(土)13:00-15:00

会場:横浜市開港記念会館6号室(神奈川県横浜市中区本町1-6)

アクセス:JR京浜東北線、横浜市営地下鉄線「関内駅」1番出口から徒歩10分

みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分

対象:横浜市内に在住または在学の中学生

(当日、席に余裕があれば保護者の方も参加できます。席に余裕がない場合は中学生が優先となります)

募集人数:60人(応募者多数の場合は抽選)

参加費無料

お問い合わせ: 7月3日(日)までは横浜市文化環境局MICE振興課(TEL 045-671-3546)、7月4日(月)以降は日本LCA学会事務局(TEL 045-228-7696)まで。

申し込み:E-mail bk-next@city.yokohama.jp

件名:「CO2と私たちの生活」

本文:氏名、学校名、学年、住所、電話番号を記入のうえ、メールでお申し込みください。

主催:日本LCA学会環境教育研究会

共催:横浜市

協賛:NPO法人横浜LCA環境教育研究会、グリーン購入ネットワーク、横浜グリーン購入ネットワーク

 

日本LCA学会

http://www.ilcaj.org/index.php

北原 まどか
この記事を書いた人
北原まどか理事長/編集長/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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