LOVE!あおばフード 大西香織さんの地産地消レシピ
森ノオトではこの春、青葉区役所から発行される『LOVE!ローカルフード 地産地消レシピBOOK』の制作を担当しました。青葉区らしい野菜や加工品でつくる季節のレシピを、森ノオト料理部の大西香織さんに教えてもらいました。

最初にご紹介するのは、昨年、森ノオトの「地産地消の調味料講座」の講師を務めてくださった、青葉区奈良町の農家・三澤百合子さんの「浜なしの焼肉のたれ」を使ったレシピです。

青葉区では奈良町の三澤百合子さんと、鉄町の坂田静江さんが、それぞれ「浜なしの焼肉のたれ」を製造している。JAの直売所で季節限定の販売だが、見つけたら迷わず購入を

「浜なしを丸ごとすりおろしてつくった焼肉のたれは、ジューシーでさっぱり。サラダや冷奴にもおすすめです」と、森ノオト料理部の大西香織さん。焼肉だけでなく、様々な料理に応用できます。

また、青葉区では小麦がつくられており、地元の小麦を使った「地粉うどん」が販売されています。素朴な味わいで、冷やしても温めてもおいしいです。お子様がいる家庭にもおすすめです。

青葉区産の小麦でつくられた地粉うどん。こちらもJAの直売所で入手できる

□□冷やしなすうどん

地粉うどんならではの素朴な味わいが、ジューシーなたれでぐっと引き立つ

<材料(2人前)>

地粉うどん 200g

なす 2本

豚ひき肉 100g

油 大さじ1

焼肉のたれ 大さじ2

しょうゆ 小さじ1/2

大葉 2枚

白すりごま 小さじ2

◆たれ

浜なしの焼肉のたれ 大さじ4

白すりごま 小さじ2

しょうゆ  小さじ1/2

ごま油   小さじ1

<つくりかた>

(1) なすは横半分に切り、それぞれ6等分に切る。大葉は千切りにする。たれ(◆)の調味料を合わせる。

(2) フライパンに油をひき、なすを色よく焼く。そこへ豚肉を加え、色が変わるまで炒める。焼肉のたれとしょうゆを加え、ひとまぜする。

(3) 沸騰した湯でうどんを表示通りにゆでる。ゆであがったら、水で洗いよく水気をきってから皿に盛る。

(4) (2)の具を(3)にのせ、上に大葉と白すりごまをのせる。たれをまわしかける。

ユニークな形の「バターナッツかぼちゃ」。皮は薄くて切りやすく、その名の通り甘みとコクのある味が人気

もう一つ、青葉区はパンの激戦区で、人気のパン屋さんがあちこちに点在します。森ノオトで最近紹介した、こどもの国の「パナデリアシエスタ」は、地元・青葉区の小麦を使ったパンをつくっています。そんな、地元のパンと合わせたい、これまた横浜で時々見かける「バターナッツかぼちゃ」という、ひょうたんに似た珍しい形のかぼちゃでつくったディップを紹介します。

□□ バターナッツかぼちゃのディップ

小麦のうまみたっぷりのパンには、旬の野菜を使ったディップを合わせたい

<材料(4人前)>

バターナッツかぼちゃ 100g

マスカルポーネチーズ 大さじ1

はちみつ 小さじ1

ピーナッツバター 小さじ1

塩 ひとつまみ

※マスカルポーネチーズはクリームチーズで代用可

<つくりかた>

(1) バターナッツかぼちゃは種と皮をはずしてからゆでる。やわらかくなったら余分な水を流し、火にかけて水分をとばす。※かぼちゃは蒸してもよい。

(2) ボウルに(1)を移し、マッシャーでつぶし、マスカルポーネチーズはちみつ、ピーナッツバター、塩を加えて混ぜる。

※ピーナッツバターは無塩、無糖のものを使用。加糖の場合は甘さを加減する。

(写真:森ノオト料理部、森ノオト編集部)

Information

『LOVE!ローカルフード あおば地産地消レシピBOOK』は2017年4月下旬より区内の公共施設などで配布されます

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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