ローカル食材で手作り中華ちまき 端午の節句に挑戦しませんか?
古くは中国から端午の節句とともに伝わってきたちまき。今回は食事にもなる中華ちまきをご紹介します。少し手間はかかりますが、食卓にのせれば歓声があがること間違いなしです。

まずは材料を揃えましょう。

中華ちまきは、味付けをした餅米(おこわ)を竹の皮や笹の葉で包んで蒸したものです。

竹の皮は乾燥したものが売られています。甘いちまき用に使われる大笹の葉を使い、小さめのちまきを作っても上品です。また、これらが手に入らなければアルミホイルでも作れますよ。

食材は森ノオトらしく地産地消を意識して集めてみました。

まずは餅米です。「はやし農園さんが、はざかけ米を作っているよ」と森ノオトの梶田あゆみさんからのアドバイス。

販売所を訪れると、生産者の林英史さんとお話しすることができました。

生産者の方から直接食材を買うことができると、「おいしいレシピを考えなくっちゃ!」と、より気合いが入ります。

はやし農園さんの田んぼは雑木林に囲まれた寺家ふるさと村にある。ここの田んぼで大切に育てられ、お日様からエネルギーをもらいながら天日で干されたお米は、体の細胞の一つひとつにそのパワーが届きそう。一緒に玄米も購入

 

続いて、おこわに合う野菜や肉を準備しましょう。

地元の食材が揃うところといえば、JAの直売所「ハマッ子」。ここでは、干し椎茸、筍、無添加の焼豚を買うことができました。

にんじんと長ネギは顔なじみの青葉グリーンファームさんにて購入しました。

どれもご近所で手に入る食材たちです。

今回は出汁を使わずに仕上げるために、旨味のもとになる刻み昆布、ちりめんじゃこも加えます。入っているとうれしい、うずらの卵もひとつずつ入れることにしました。

 

こんなに具沢山! 野菜は大きさを合わせて切る。刻み昆布の代わりに昆布を細く切って加えてもよい

 

<材料(6個分)>

もち米         2カップ

焼豚          100g

筍(茹でたもの)    50g(茹で方は筍料理特集をご覧ください)

にんじん        50g

長葱          1/2

干し椎茸        2

刻み昆布        大さじ山盛り1

ちりめんじゃこ     大さじ山盛り1杯

ごま油         大さじ1

醤油          大さじ1

うずらの卵(茹でたもの)6

醤油(うずらの卵用)  少々

椎茸の戻し汁+水    200cc

五香粉(あれば)    少々

 

<つくりかた>

(1) もち米は洗って一晩たっぷりの水につける。調理の30分ほど前にざるにあげ、水気を切っておく。

 

(2) 竹の皮は洗ってから水につけて3時間程度もどす。水気を拭き取っておく。

 

(3) 干し椎茸は手で小さく折ってからひたひたの水につける。厚みのあるものは前の晩から戻しておくとよい。柔らかくなったら戻し汁(残しておく)とわけておく。戻し汁は水と合わせて200ccにする。

 

(4) 焼豚、筍、にんじんは1㎝程度の大きさの薄切りに、長葱は5㎜幅の輪切りにする。

 

(5) 大きめのフライパンか中華鍋を用意する。鍋を火にかけて、ごま油を入れ全体になじませる。にんじん、干し椎茸、筍を炒める。続いて、もち米とその他の材料を加えて炒める。

 

(6) 全体に油がなじんだら、水を加えて、焦げ付かないように時々鍋底から混ぜる。醤油、五香粉を加えて汁気がなくなるまで火にかける。

 

(7) もち米が水分を吸収したら火を止め、竹の皮を三角の袋状にした中につめる。醤油少々と五香粉をからめたうずらの卵をひとつずつ入れる。三角形に包み、竹の皮の先端を巻き付けた中に差し込みくずれないようにする。タコ糸でしばってもよい。

 

(8) 蒸気のあがった蒸し器で25分ほど蒸す。

 

三角の袋を手でしっかり持って詰めていく。うずらの卵を入れたらもう一度もち米をかぶせる

 

三角に巻き上がったら強火で蒸す。できあがるのが待ち遠しい時間

 

つやつやもっちり。熱々を召し上がれ!

子どもたちの成長と健康を願う端午の節句のお祝いの席に、中華ちまきも仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。

 

<おまけの情報>

使い終わった竹の皮。せっかくなので、洗って干して再利用。竹の皮や笹の葉には殺菌作用もあるのです。おにぎりを包んで野山にいけば、昔話の『おむすびころりん』の世界が広がります。

山田 麻子
この記事を書いた人
山田麻子ライター
横浜市青葉区在住。20代から食関係の仕事に携わり、出産後は赤ちゃん連れママが参加できる「ナチュラルおやつの会」を主催。その後、自宅での料理教室を開いたり、管理栄養士としてレシピ提供等をおこなう。家宝は実家から引き継いだぬか床。日本茶と本が好き。ブログ*スマイルごはん*を始めよう→
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