10月開講!発信力を高めたい団体のための「デザイン力UP講座」
「センスの光るキャッチコピーって?!」「ダサいチラシが生まれ変わる?!」「プロのデザイナーに仕事を頼むには?!」……地域活動をしているなかで、もうちょっとセンスがよくなれば、もっと多くの方に伝わるのにな、と思うことはありませんか? そんな団体向けの講座を10月より開催します!

森ノオトが今年度、神奈川県の「かながわボランタリー活動推進基金21」の平成29年度ボランタリー活動補助金によって実施している「“地域を広報する”研修・ネットワーク事業」。せっかく地域に対して有益な活動をおこなっているのに、団体の認知を広げることができない、広報がうまくいかないという団体に対して、「発信力UP講座」を開催して、広報の支援をおこなってきました(9月末まで継続中)。

発信力UP講座は、毎回宿題があり、団体の中でミッションや価値を語り合い、それを言葉にしていく作業をおこなった

発信力UP講座では、Webサイトのアクセス数をあげるためのテクニックや、注目度を高めるためのマジックワードのような、特別なノウハウをお伝えしているわけではありません(ラクして集客できる、そんなコツがあれば私たち自身が教えていただきたいくらいです!)。自分の団体の社会的な使命と、地域に暮らす人たちに提供できる価値を見極めながら、どういう言葉なら通じるのか、どんなデザインならばイベントに来たいと思ってもらえるのかを、広報やメディアの現場で活躍している講師陣に語っていただく形で、連続講座を運営してきました。

講座のなかで重視していたのは、団体自体のミッションと地域に提供できる価値、そして地域(ターゲット)のニーズは何かを考え抜き、それに即した形で伝える、ということです。そのため、講義に加えてワークショップに多くの時間を割き、さらにそれを団体に持ち帰り、宿題の形でアウトプットの練習をしていく……というハードな内容でした。

自分の団体だけでなく、参加者同士で評価・講評しあうことで、客観的な視野を養うことができる

10月から開催する「発信力を高めたい団体のためのデザイン力UP講座」では、「デザイン思考で地域活動をステップアップ」をテーマに、言葉のデザイン、チラシのデザイン、そしてデザイナーと仕事をしていくための心得について学びます。

今回も、いわゆる「ノウハウ」や「テクニック」を伝える内容というよりは、団体のミッションや価値を、デザイン思考で最適な形にしていくための、核となる考え方をお伝えしていきます(もちろん、団体の広報に役立つ情報は必ず盛り込んでありますので、ご安心を!)。

たくさん考え、自分の言葉で語り、それを腹落ちさせるまで、とことんワークをおこないます!

<プログラム>
第1回:2017年10月19日(木)10:00〜12:00
キャッチコピーで団体の言葉をデザインしよう!
講師:高瀬桃子さん(コピーライター/コピーライティング講師)
これまで「何となく」でキャッチコピーをつくっていませんか? 団体のミッションやイベントの価値を一言で伝える言葉を考え抜くことで、発信力UPにつながります!

第1回講師:高瀬桃子さん(コピーライター/コピーライティング講師)
1981年東京出身。横浜国立大学卒業。環境NGO、学習塾勤務などを経て、2016年小さな組織やソーシャルセクターに向けた、広報力アップをサポートする事業「Willing Hands On」を始動。セミナーのみならずワークショップなどの手法を用いて、団体や個人が将来にわたり自らの活動に活かせる情報発信力を身に付けられるようサポートしている

第2回:2017年11月30日(木)10:00〜12:00
団体のチラシづくりからデザインの基礎を学ぼう!
講師:柴崎久美子さん(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
地域活動のチラシデザインを数多く手がけてきた柴崎さん。チラシのどこに文字や写真を配置し、情報をわかりやすく整理ればいいのか。そのコツがわかれば、効果的な発信が可能になります!

第2回講師:柴崎久美子さん(アートディレクター/グラフィックデザイナー)。広告制作歴14年。2015年より自宅にてMARUKUデザイン主宰。ビジュアルコミュニケーションによる社会貢献が使命。ソーシャル活動として「大倉山おへそ」のロゴデザインや『MAMAstyle vol.4』『大倉山みんながみえる通信』などのビジュアルディレクションに携わる。福島出身、横浜在住、2児の母。

第3回:2017年12月21日(木)10:00〜12:00
デザイン思考で団体の活動を整理しよう。
森川正信さん(関内イノベーションイニシアティブ株式会社 クリエイティブディレクター)
本気で団体の活動を発展させるなら、プロのデザイナーに依頼することも選択肢に入れてみませんか。団体の活動を整理し、価値を最適化するために、デザイナーと一緒に仕事をするための心得とは?

3回講師:森川正信さん(関内イノベーションイニシアティブ株式会社 クリエイティブディレクター)。1976年生まれ。旅行業界を経て渡英。帰国後は都内映像製作会社にてCGデザイナーを経て、広告制作会社勤務。マスマス関内フューチャーセンター関連のクリエイティブディレクション、企画のプランニングから場づくり、映像制作等を担当。個人で横浜&かながわの企業やNPOのデザインディレクションを行なう。LIFT45のデザイン&ディレクションも担当

「地域を広報する」研修・ネットワーク事業とは……
(1) 地域の課題を解決し、暮らしやすく愛着の持てる地域を創出する地域団体の情報発信力を高めるための講座、支援事業
(2) ローカルメディアが連携して、これからの情報発信のあり方について意見交換し、知見を蓄積・共有していくためのネットワーク・マーケティング事業
神奈川県の「かながわボランタリー活動推進基金21」の平成29年度ボランタリー活動補助金を得て、特定非営利活動法人森ノオトが本事業を運営しています。

チラシが必要な方はご連絡ください

Information

発信力を高めたい団体のための「デザイン力UP講座」

〜デザイン思考で地域活動をステップアップ〜

対象者:地域活動をしている団体または個人(法人格は問いません)

受講料:8,000円(全3回)

募集人数:10団体

  • 1団体複数名(2名まで)の参加歓迎!
  • 環境・福祉・まちづくりなどの公益的な活動をしている団体を優先します
  • 単発受講も可能。その場合は1回あたりの参加費は3,500円となります

会場:かながわ県民センター 1515011503会議室

(住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2

申し込み方法:

https://morinooto.jp/2017/09/00/designkouza/

こちらにアクセスのうえ、エントリーフォームにご記入ください。

主催:特定非営利活動法人森ノオト

TEL 045-532-6941

E-mail event@morinooto.jp

提供された個人情報は、今回の事業実施のみに利用し、その他の目的で個人情報を利用することはありません。

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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