【PR】江戸時代の大工の心意気を受け継ぐ大丸建設
これまで5代にわたり家業として木造住宅の建築をしてきた東京都稲城市の大丸建設。明治初期に「天才宮大工」とうたわれた初代から匠の技術を脈々と受け継ぎ、平成の今まで伝えています。大丸建設の安田佳正専務に、家業を継ぐ心意気をうかがいました!

大丸建設の安田佳正専務(左)と大工さん。12/16に開催した「土曜日の日曜大工講座」で

東京・稲城市の地域工務店「大丸建設」。おこりは明治初期、今の稲城市や調布市といった「東京・多摩」の地域で「天才宮大工」と呼ばれ評判だった石黒善太郎氏を初代とし、安田昭現社長で5代を数えます。

 

明治初期といえば、幕末の動乱期を乗り越えて江戸が「東京」になり、日本の歴史上で最も変化が大きかった時期ではないでしょうか。

 

多摩の歴史を感じながら生きてきた、大丸建設の専務取締役・安田佳正さんは、自分が生まれ育った地域のことをこう語ります。

「多摩のヒーローと言えば、やはり新選組ですね。近藤勇を輩出した調布市、土方歳三の生家がある日野市など、大河ドラマの影響もあって近年“多摩”一帯に注目が集まりましたが、昔は本当にのどかな農村で、そのなかにも武士魂をもって剣術などに励む豪農もいました」

 

江戸に近い地域柄、手に職をもった大工が重宝された江戸末期。建設業はほかの職業よりも収入が高かったようです。粋でいなせな大工たちは、一方で技術の研鑽にも力を注いでいました。

 

「まさに徒弟制度ですよね。仕事は手取り足取り教えてもらえるものではない。丁稚奉公の間は親方の鞄持ち、生活の世話から家事までなんでもこなし、親方が仕事をしている姿を見て技術を盗み、少しずつ現場を任せられるようになり……と、12、3歳で弟子入りしてから一人前になるまで、10年もの間年季奉公をしたと聞きます。努力や苦労が大きかったぶん、職人として自立してからは誇り高かったのではないでしょうか」

大工さん必須の道具・金槌。安田専務は「玄能(げんのう)」と呼ぶ

建設業にたずさわる大工・左官・鳶職は「華の三職」と呼ばれ、江戸時代から明治初期にかけてはあらゆる職業の中でも花形のスターでした。大工棟梁は、木造建築の全てを采配する責任者で、職人のコーディネーターでもありました。
土壁をつくり塗って仕上げる左官職人、足場など高いところでの作業を専門とする鳶(とび)職、現代でいう基礎工事をおこなう土工、解体業といった、様々な職種を束ねました。

 

「昔でいう大工棟梁、つまり親方は、今の我々工務店の仕事と重なりますね。大丸建設では最初にお客様から依頼を受けて、それから住まいの設計をし、構造計算をして基礎設計をし、大工さんが木工事を担当、電気設備や水道配管、左官、建具屋さんなどをコーディネートするのは、工務店の現場監督の務めです。江戸や明治の大工の仕事をひもとくと、今の私たちの仕事の意義がより深く伝わってきますね」

 

安田専務は実務を回す責任者として、住宅建築の一から百まで目を配っています。家族経営に現場監督、設計担当社員と、パートスタッフの小規模な家族経営だからこそ、「住宅建築のすべてに携われるのが楽しい」と、はにかみます。

 

一般的には「定規」のように見えるが、左は「差し金」。指矩(さしがね)とも書き、水平などを正確に測るのに欠かせない。右は今も昔も変わらぬノコギリ

その後、時代は移り、大正時代には大丸建設の二代目・石黒仙太郎氏は、木造の名建築を数多く手がけました。東京墨田河畔の藤堂伯爵邸(大正12年9月の大震災で焼失)や、飛鳥文吉邸が代表作品です。
三代目の石黒善次郎氏が昭和初期に大丸建設の母体となる「石黒組」を設立。戦後の動乱を経て、昭和36年(1961)に株式会社大丸建設を設立しました。

 

「会社を立ち上げた三代目はカリスマ性のあった人と聞きます。人徳があって面倒見がよく、建設業、材木屋、設備会社など、さまざまな事業を立ち上げました。大丸建設の本社がある稲城市大丸には、親族の会社が肩を並べています。これまで“多摩”で、住宅やアパートなど、総合的に多くの建築に関わってきていて、いまだに3代にわたって私たちをご愛顧くださるお客様もいるんです」

 

安田専務のお父さんでもある安田昭社長が5代目になったのは2000(平成11)年のこと。3代目の息子さんである4代目・石黒善弥氏の後を、甥で3代目の孫でもある安田社長が引き継ぎ、2003(平成14)年には自然素材と国産無垢材に特化した工務店として新たな時代をつくります。

「土曜日の日曜大工講座」の原点でもある「大丸木工フェスタ」。大工さんがつくった模型などが展示されている

「安くて工期も短く簡単に家をつくれる新建材やプレハブブームの時代から、住宅を建てては壊すサイクルの早いスクラップ&ビルド時代を経て、今、長期優良住宅など、日本の木造住宅の文化を見直し、いい住宅を長く使う機運がようやく高まってきています。今後は省エネも含めて、あらためて匠の技を見直し、地域の気候風土とライフスタイルにあった日本らしい住まいを取り戻していく必要があるのではないでしょうか」

 

安田専務は6代目就任を目前に控え、明治初期の大工のように、自ら現場に立ちながら、住まいのすべてに責任を持って、次の3代100年を目指して木造建築の文化を“多摩”に根ざして伝えていきたい、と力を込めて語ってくれました。

 

そんな大丸建設の「匠の技」を感じられる現代風の住宅の完成現場見学会が、2018年1月13日(日)に東京都稲城市で開催されます。ぜひ情報をチェックして、気軽に訪れてみてくださいね!

Information

大丸建設「完成現場見学会」

日時:2017年1月13日(土)10:00〜16:00

場所:東京都稲城市(お申し込みの方に場所の詳細をお知らせします)

※当日現地集合可(公共交通機関をご利用ください)

お申し込み、お問い合わせは下記まで。

 

株式会社大丸建設

http://www.kk-daimaru.co.jp

住所:東京都稲城市大丸71-2

TEL 042-377-4441

E-mail info@kk-daimaru.co.jp

 

Facebookイベントページでも建物の詳細をお伝えしています!
https://www.facebook.com/events/151988232192903/

 

 

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北原 まどか
この記事を書いた人
北原まどか理事長/編集長/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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